市ヶ谷駅の通りゃんせ [雑感]
先日、さいたまスタジアムへ行こうと思い、
市ヶ谷駅で都営新宿線から東京メトロ南北線に乗り換えました。
私の定期券は、京王線と都営+東京メトロの磁気定期券2枚。
3路線にまたがるため、PASMOの定期にできない通勤者です。
2枚の磁気定期券のほかに、いつもSUICAを持ち
これをPASMO代わりに使っていますが、
PASMO対応の自動改札機は、
磁気定期券とSUICA(PASMO)が併用できない機種が多く
すんなり通過できず窓口精算送りになるのが不快です。
中でも、都営、東京メトロ、JRが接続する市ヶ谷駅は鬼門で
まともに通過できたためしがありません。
この日は、京王線→都営新宿線と乗車し
市ヶ谷駅で降り、乗り換えの改札口に駅員が立っていたので
あらかじめどうしたら通過できるか確認することにしました。
駅員の指示は、
京王線の磁気定期券と、都営+東京メトロの磁気定期券の二枚を重ねて挿入し、
SUICAをタッチする。
でした。
たしかに、通過できました。
JR新宿駅の京王線の乗換え口の自動改札機のように、
磁気定期券とSUICAが併用できる機械でした。
しかも、磁気定期券が二枚同時に挿入できる機械。
な~んだ!
じゃあ、帰りも
磁気定期券を入れてSUICAをタッチすればOKだな。
普通はそう思いますよねえ。
で、帰り。
自動改札機に都営+東京メトロの磁気定期券を挿入し、
SUICAをタッチしたら
ピンポーン!!
なんでや?
駅員の説明では
東京メトロの区間を含む磁気定期券の場合は、
SUICAとの併用ができないのだとか・・・???
本当ですか?
知っている人は知っていますが
市ヶ谷駅の南北線方面から都営新宿線への乗換え口は
目の前にホームが見えるので、人がたくさん立っていると
電車が今にも到着しそうで気分が焦るんですよねぇ。
そこで足止めを喰らうのでなおさら苛立ちます。
それにしても、
行きは通過できて帰りは通れない自動改札機って何なんだ!!
♪行きはよいよい 帰りは怖い
江戸時代に見附があった場所で、
近くに天神町があるとはいえ
毎度毎度腹の立つ細道です。
きっと、苦情が多いでしょうね。
常に駅員が自動改札機の前に待機していること自体が異常です。
早く、スッキリ通過できる自動改札機に換えてくださいよ。
[追記]
2008年3月から、京王+都営+東京メトロの3路線にまたがっても
1枚のPASMOで対応できるようになりました。
サマークリスマス [ラヂオ]
8月25日は元TBSアナウンサー 林美雄さんの64回目の誕生日です。
といっても生きていらっしゃればの話。
2002年7月13日に亡くなられてから、
もう5回目の夏を迎えています。
ミドリブタこと林美雄さんは、1970年から
TBSラジオの深夜放送「パック・イン・ミュージック」を担当、
人気パーソナリティでした。
番組の中で、彼の誕生日に託け、
8月25日に開催したイベントがありましたが、
それが「サマークリスマス」です。
私は、主に「パックインミュージック第二部」(午前3時~5時)が、
「歌うヘッドライト」に代わるまでのリスナーでしたが、
荒井由実もタモリもこの番組で初めて知りました。
林さんの番組が終わった後も、
また林さんが亡くなってからも、
懐かしがっているファンが多いことに驚きました。
数年前までは、こんなに影響力の大きい番組だという意識は
ありませんでした。
今年も8月25日に有志による「サマークリスマス」があるそうです。
残念ながら私は伺えないので、
こちらでしんみりと故人を偲びたいと思います。
月夜の豚は恥ずかしい ずんぐり影が映ってる
がに股足で坂を下り 夜空見上げりゃ
星二つ
ブッ! ブッ!
なにかが変化している [自然]
北極海の氷が溶けてるそうですが、
東京も暑いです。
ところで、なんとなくですが、
最近、雑草や木が巨大化しているような気がしています。
下はそれぞれ春先はただの空き地だった場所の写真ですが、
あっという間にこんなジャングル状態になってしまいました。
いずれも、170センチの男が普通に立って撮影したものです。
左の写真の草は高さ3メートル近くになっています。
去年はこんなことありませんでした。
まるで熱帯みたいです。
そういえば、裏側のパリやロンドンは涼しいという話だし。
地球ごと日本のある側が南に傾いているなんてことないすかね。
昔地球の地殻が滑って移動するなんて説を唱えた学者がいましたが。
今だったら、信じてしまいそうです。
いずれにしても、何かが変化しているようですね。
変化といえば、
やはり今年の夏は神田川周辺でほとんど蝶を見かけません。
去年の8月にはこんな記事が書けたんですけどね。
http://blog.so-net.ne.jp/cliff_pinder/2006-08-08
桜の葉も去年と比べあまり虫に食われていません。
下の写真は、左が1年前、右がほぼ同じ場所の今年です。
駆除など人為的なものの結果なのか、
理由かわかりませんが、
蝶が少ない理由と何か関係があるのでしょうか?
もう少し、観察してみようと思います。
Die Peanuts [音楽]
用があって、新宿までやって来ました。
新宿南口あたりをブラブラしていましたが・・・
暑い・・
ていうか熱い!!
永遠に夏が続くのではないかと思えるような熱さ。
新宿も日々変わっていますねえ。
とりあえず、最近多くなったKIHACHIのソフトクリームで内臓を少し冷やし、
頭は熱々のまま、CDでも物色しに行こうかと。
新宿駅南口には最近、洋楽レコード店の密集地帯になっています。
駅から最短の某輸入レコード店で、
こんなCDを衝動買いしてしまいました。
「Souvenirs Aus Tokio」
というタイトルの2003年にドイツで発売された
ザ・ピーナッツのベストアルバム。
と、書くと
ピンと来られる方もおられるかもしれません。
そうです。
わたくし、昨夜はNHK-BSで放送されたザ・ピーナッツ特集(といっても3回目の放送ですが) を見ていました。
その番組の中で紹介されていた国際スター時代のザ・ピーナッツが気になってしまったのです。
テレビに影響されやすい性格なんですよねぇ。
ついつい手が出てしまいました。
ザ・ピーナッツについては、素晴らしいサイトがあります。
こちらで、子供の頃の記憶をまず検証してみました。
http://peanuts-holiday.m78.com/
私にとって、ザ・ピーナッツは幼稚園・小学校低学年のときの大スターです。
歌の数々よりも、「シャボン玉ホリデー」のエンディングで
スターダストを歌いながらクレイジーキャッツのハナ肇に
肘鉄食らわせていたお姉さんのイメージです。
あとはモスラの小美人。
音楽的には「ウナセラデ東京」「恋のフーガ」などの歌謡路線になってからの印象の方が強く、
国際的スターという実感はありませんでした。
しかし、この「Souvenirs Aus Tokio」というアルバム。
日本人向けのアルバムではありません。
視線の先は完全にヨーロッパ大陸。
日本語の「恋のフーガ」が収録されてはいますが、ほとんどドイツ語、英語、スペイン語。
完全な洋楽アルバムです。
前半に64~65年にドイツで発売したシングル8曲が収録されていますが、
これらがまた揃ってポップ。
ドイツ語はわかりませんが、時々”横浜””長崎””七時八時”など
日本語が聴こえてくるので正直言ってヘンテコリン。
最近、アメリカで人気のパフィの「♪トキオ アイム オン マイ ウェイ~」
という歌がありますが、こちらがご先祖様ですね。
「Souvenirs Aus Tokio」はかなりいい曲。
65年に日本でも発売されたそうですが、聴いたことなかったなあ~。
再発見です。
♪ハロハロハロ リーベ ビテビテビテ メルデン (「Hallo Liebe,Bitte Melden」)
こんなザ・ピーナッツ知りませんがな。
当時、ドイツ進出のキッカケとなったカタリナ・ヴァレンテとの競演 (「Hits A Go Go Medley」)もおもしろいです。
ザ・ピーナッツて私が考えていた以上に偉大なデュオだったんですね。
60年代ヨーロッパに落花生。
なかなかご機嫌なアルバムでした。