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箕面、西国街道1 [街歩き]

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飛行機が伊丹に着陸するのは朝の9時過ぎ
万博での試合のキックオフが午後2時。
いつもは1時間前にはスタジアムに到着するようにしているので、
昼食時間を含め約4時間。
この中途半端に余った時間をどう使おうか、悩みまして、

どこか面白そうな場所はないかと、地図とにらめっこしたところ、
空港がある伊丹から、池田、箕面を東西に走っている
「西国街道」という道路が目に入ってきました。

Wikipediaによれば、
西国街道は「江戸時代の街道の一つで、 近世山陽道の別名である。また、西国寺、中国街道、中国路、山陽道などとも呼ばれる。京都から下関までの経路で、律令時代に整備された大路と一致する。」
とありました。要するに、中国地方から京都へ上ったり、物を運ぶための近道として、1000年以上昔から人や馬が往来していた昔の幹線道路の一つですね。

以前、堺と岸和田を歩いた時に、紀州街道沿いのところどころに
古い町並みや屋敷が残っていて面白かったので、
今回も、街道で古の日本の面影を探すのも悪くない。

ということで

阪急箕面線 桜井駅から、大阪都市モノレール 豊川駅まで約7キロ 歩いちゃいました。

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桜井駅の改札を出ると、昭和の空気が流れる商店街が現れる
といっても、50メートルほどで、広い通りにつき当ってしまいます。
この道路が西国街道。
ここには大正時代、箕面につながる箕面有馬電気軌道という路面電車が走っていたそうです。

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早速、関東ではお目にかかれないタイプの古い建物が見られます。

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阪急の踏切を渡ると、 道幅が狭まり、閑静な住宅街に変わります。

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この辺りは、牧落という古くからある集落で、
応神天皇を祀る牧落八幡宮があります。
土地の氏神様ということだから、1000年以上歴史があるかと思ったら
寛文2年(1662年)創祀というから、比較的新しい神社なんですね。

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西国街道と、南北の箕面街道がここでクロス
交差する場所には、札所がありました。

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西国街道は、ところどころ併行して走る国道171号線に吸収されます。
この幹線道路は渋滞がひどいのか、西国街道の旧道は、
地元民の抜け道になっているようですね。

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交通事故も多く発生しているのでしょう。
かわいい交通標識がそこらじゅうにあります。
クルマに轢かれそうになるので、
古い建物を見ながら、ぼんやりタイムスリップ感に浸っているヒマがありません。(つづく) 


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