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龍馬伝 雑感 [テレビ]

私、最近

「ゲゲゲの女房」の大杉漣のような父になりたい!

と思っております。

このドラマでは、渋くて、娘に理解のある、
視聴者好感度抜群の父親を演じていますが、
特に最近はいいお父さん役が多いように思います。

しかし、その彼も、
駆け出しの頃はいろいろな仕事をしたわけでして、

ここで、彼の80年代の出演作品のタイトルを書きならべると、
H系ブログと勘違いされてしまうかもしれません。
もしかして閲覧数がぐんと伸びるかな?

要は、大杉さんにもいろいろな時代があったということですよ。

その「ゲゲゲの女房」といえば、NHK
NHKといえば、

今年は大河ドラマ 「龍馬伝」 も面白いですよねぇ。

主役の福山雅治がカッコいいし、

脇を固める出演者たちも
なかなか味があっていいです。



龍馬に熱弁をふるう勝海舟、

昔はもっと痩せて、長髪で、目つきが鋭く
ライブでトークばかりで、ろくに歌を歌わないという評判の
フォークシンガーでした。

龍馬に、「日本のために働きたい」と真顔で語る近藤長次郎、

「水曜どうでしょう」ではゆるゆるでした。

その恋女房のお徳は

グラマーでキュートなグラビアアイドルでしたよね。

武市半平太の嫁さんは、

A級になりきれなかったアイドル。、

その武市を追い詰める殿様、
酒好きで、くせのある山内容堂は、

昔、足でピアノを弾いていました。
たしか曲は、「猫ふんじゃった」

そんな、出演者のいろいろな時代を思い出しながら、

「感慨深いよねぇ」

と同意をもとめてつぶやく父でしたが、、
女房と娘は、完全に無視。

大杉漣 は、もう手遅れかなぁ?


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無煙たばこ [雑感]

今月、東京都内限定で、無煙たばこが売り出されました。

私は、非喫煙者なので、
せっかく世の中に禁煙の流れが定着してきている中、
JT余計なことしやがって、というのが
ニュースを聴いての正直な感想です。

交通機関ではJR,JALが認める方向で
ANAは禁止ということですね。

日本は企業経営者やそれなりの地位、
メディア内の発言力のある人たちに喫煙者が多いので、
今後、交通機関やオフィス内で
この無煙タバコを認めるべきなのかどうかなど、
議論が必要になるでしょう。

ここでは一旦嫌煙目線を下げ、

職場や公共施設の中で、
あるいは社会として
この「無煙たばこ」をどう扱うべきか、
考えてみようかと思います。

実際に無煙タバコを買って実験したかったのですが、
出遅れてしまい、
どこのタバコ屋も売り切れでした。

6月ごろからまた出回るそうですが、
とりあえず、情報はネットをもとにしようと思います。


無煙タバコを巡る喫煙者と非喫煙者との関係で、
考えられる問題点は三つあると思います。


第一は、受動喫煙による健康被害の問題。

副流煙は喫煙者が吸う主流煙より毒性が強い、、
ニコチンの有毒性、発がん性物質を含有している、
肌を老化させるので女性は老け顔になるよぉ
などなど・・・

非喫煙者が喫煙者に「タバコをやめろ!」と要求する旗印が
この健康被害の問題です。

「無煙タバコ」は、名前の通り煙が出ないので、
本人以外、周囲には影響が及びません。

したがって、受動喫煙による健康被害の問題はクリアーでしょう。

毒物を弱くして身体に摂取すると、
かえって依存性を高めるという説もあるそうですが、
喫煙者本人の健康問題は別に議論した方がいいでしょうね。


第二は「におい」の問題。

私のように、かつて喫煙者だった非喫煙者で、
タバコのにおいが不快という人は多いと思います。

どの程度におうのか、
あまりにおわないという噂もあるし
許容範囲なのかどうか、気になるところです。

ただし、喫煙者はニコチンを吸い込むわけで、
息がタバコ臭くなるのは間違いなさそうです。

タバコの他にも、
化粧のにおい、酒臭さ、など、
気になるにおいは他にもあります。
コーヒーの香りが嫌いという人もいます。

汗のにおいや加齢臭はどうするんだ
ということにもなるし、

たしかに、タバコのにおいだけがダメ
というのは酷な気もします。

しかし、そのにおいをいやだと思う人が多く、
隣の人にもわかってしまう においで、
コントロール可能なものなら、
電車の中のような公共の場では
出さないようにするのがエチケットというものでしょうね。

職場ではどうしますかねぇ。

試してみないとわからないけど、
もし、におうなら、
「臭いからやめろ」という意見が出そうです。


そして、第三の問題。
これがむずかしいのですが
集合意識の問題といったらいいでしょうか。

公共の場所で、無煙タバコを吸うことが、
日本人の集合意識としてどう扱われるかということです。

タバコが嫌いな人にとって、
一度禁煙化が進んで快適になった場所に、
たとえニオイがしないとしても、
タバコをもちこまれることには、抵抗感があると思います。

喫煙者としては、
煙も出ないし、においが届かないなら、
法律違反にならないしいいじゃないか!

でも、そういうものではないでしょうね。
行為を受ける側の感覚という点で
セクハラ問題と共通する部分が残ります。

電車の席で隣の人が
ペロペロキャンディーを舐めていたらどうか。
この「見苦しい」というレベルで済む話なのかどうか。

きっとこの問題は、無煙タバコがどういうものか、
多くの人に認知される過程で
どちらかに、秩序づけされることになるのでしょう。


しかし、我慢できない喫煙者の方の気持ちもわかります。

禁煙のオフィスが増えたことで、歩きタバコも増えています。
そう考えると、緊急避難的なこういうグッズも
必要かなとは思いますが、
禁煙へ向かう基本的な流れは逆流させないでほしいですね。

タバコは、煙をプアーッと吐き出すときが気持ちいいのであって、
喫煙者が煙なしで満足できるとは思えません。

非喫煙者の無煙タバコに対する視線が厳しいままなら
ブームは一過性のもので、、
いずれ売れなくなるのではないかと思います。

いずれにしろ、こんなまやかしはいい加減にして、
ちゃんと禁煙したほうがいいと思います。


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上野を歩く② 両大師~寛永寺 [タイムスリップ]

明治時代の古写真の現場へ行って
定点比較するシリーズ。
前の記事に引き続き、上野を歩いています。


南から上野公園を歩き、北のはずれにある
国立科学博物館の前まで来ました。

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国立科学博物館は1877年創設。
恐竜の展示などが有名ですね。
写真の日本館の建物は1930年に完成したもの。

2007年にリニューアルオープンした日本館は、
歴史的価値のある洋館で、
中の展示物だけでなく、その建物を観ているだけでも楽しくなりますね。

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国立科学博物館の北側には、輪王寺両大師堂があります。
開山堂両大師という呼び名の方がポピュラーかな。

山手線や高崎線に乗り、上野駅に到着する直前に
長い跨線橋をくぐりますが、両大師のすぐ横にあることから、
両大師橋という名前がつけられています。

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1644年(正保元年)、寛永寺を開山した天海僧正の像を安置するため
ここに寺が建立されましたが、後に比叡山延暦寺の高僧
慈恵大師良源の像も安置され、2人になったことから、
両大師と呼ばれるようになったそうです。

さて、明治末期の両大師の門の写真。

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左右の瓦のせ塀がなくなってしまいましたね。

階段の段数も少なくなっています。

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お次は東隣の、東京国立博物館。

100年前は東京帝室博物館と呼んでいました。

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現在の本館。

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古写真の建物は1923年の関東大震災で大破し、
現在の本館は1938年に完成した2代目です。

東京国立博物館には、国宝、重要文化財など
美術品、発掘品など面白いものが多数収蔵されています。
入場料600円で、朝から晩まで一日飽きずに見ていられます。

1900年、皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念し、
敷地内に美術館を建築することとなりました。
1908年に竣工したこの美術館が「表慶館」。

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片山東熊という建築家が設計した
中央と左右にドーム屋根を持つ美しい建物です。

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ホント、美しいですね。

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ちなみに、現在の皇太子様ご成婚を記念し、
1999年に開館したのが、こちら平成館。

こちらの外観はスッキリした感じですね。

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さて、更に西へ向かいましょう。

東京国立博物館の構内にある、旧因州池田屋敷表門。
鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門で、
もとは丸の内ありましたが、東宮御所へ移されたのち、
1954年にここに移築されたのだそうです。

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こちらは、かつての京成電鉄の博物館動物園駅の駅舎です。
駅は1997年に営業を休止し、2004年に廃止になりました。

昔、私も利用したことがあります。
地下へ下りる階段など石造りの、
歴史を感じる駅だったんですがね。?
この佇まいのまま残してほしいです。

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さて、次は芸大です。

東京芸術大学の前身は、1879年に創設された「東京音楽学校」と、
同じく1887年の「東京美術学校」です。
現在はそれぞれが、音楽学部と美術学部になっています。

まずは東京音楽学校の正門。

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現在の正門

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お次は東京美術学校。

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現在の美術学部

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東側にある正木美術館の門。

美術学校の正門を移設したそうですが、
上の写真では、レンガ造りではなく木製ですよね。

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古写真の現場ですが、

このあたりは、昔と道路付きが全く変わっていまして、
明治45年ごろ、
美術学校、音楽学校の正門はもっと北側にあったようです。

この壁のあたりから、帝室博物館の敷地に続く道路があり、
美術学校と音楽学校の正門も、
その道路に面していたようです。

それぞれな正門に限っては、全く原型をとどめていないようです。

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さて、最後は芸大の裏手に位置する寛永寺の本堂です。

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この写真の場所は

ここでしょう。

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寛永寺は徳川三代将軍 家光が創立し、
開山は両大師でも登場した天海です。

将軍家の菩提寺として、隆盛を極めたお寺です。
奥には15人の徳川将軍のうちの6人の墓があります。

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寛永寺は、最盛期 30.5万坪の敷地があったといいますから、
上野公園のほとんが寛永寺の境内だったんでしょうね。

しかし1868年、上野の山に彰義隊が籠った
上野戦争で、主要な建物の多くが焼失。

以後、境内は公園化され
寺の規模も大幅に縮小されてしまいました。

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芝増上寺と同様、

徳川の菩提寺ということで、
明治政府からなさけ容赦ない扱いを受けたんでしょうね。

結果、歴史的な建造物の多くが失われたわけで、

今考えると、もったいないことをしたと思いますね。

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上野を歩く① 上野公園 [タイムスリップ]

明治四十五年に発行された「東京名勝図絵」(ともゑ商会発行)
に掲載されている写真をもとに、現在その場所がどうなっているか訪ねて歩く
タイムスリップ定点比較シリーズ。

今回は上野公園へ行ってきました。

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上野公園の開演は1876年ですから134年前ですか。
上野の山に彰義隊が立て篭もった戊辰戦争の8年後です。

敷地が1890年に御料地として宮内省の管轄になり、
1924年、当時の東京市に払い下げられた経緯から
正式には「上野恩賜公園」といいます。

上野公園といえば、
お花見シーズンには必ずニュースに登場する
東京で最も庶民的な公園の一つです。

100年前も、東京の名所だったので、
現在でも多くの写真が残っているそうです。

下の写真。解説は上野公園の入口となっています。
現在では、山手線の上野駅を出て東側から入園する人がほとんどですが、
正門は南側にあります。

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ということは、ここでしょうか?

このあたりは一時、雰囲気悪かったし、
訪ねたのは久しぶり。
今も、ホームレスの人が多いですね。

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階段を上がって
ご存じ、高村光雲作、西郷隆盛の銅像。

銅像を見た夫人が、似てない、
浴衣姿で散歩はしなかった、と言ったとか
愛犬ツンは雄犬ではなく、雌犬だとか

過去、何かと話題に事欠かなかった銅像です。

手前の柵も当時と同じですよね。 

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銅像の横には、彰義隊のお墓があります。

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一回、山を西側に下りましょう。

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不忍池です。

夏になると水面が蓮でしきつめられます。
この風景は今でも見られますね。

この写真を撮影した季節もそのころでしょうね。
夏にもう一度来てみるかな。

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不忍池から東照宮へと上がる参道の階段。

長年、東京に暮らし、上野公園へも何度も来ている私ですが、
この階段は知りませんでした。

公園の西側は人影がまばら。

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上野の東照宮へ来ました。

ぼたん園が有名です。

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現在修理中

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遠くからきれいに見えた建物は絵でした。

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さて、次は花見の名所として紹介されている
公園内の写真ですが、

どこで撮影されたものかまるでわかりませんね。

この写真、向こうに建物が見えますね。
清水観音堂ではなさそうだし、

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ならば、今の動物園か。

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しかし、動物園の入口へは緩い下り坂になっているから、
地形が違いますよね。

池田屋敷の黒門か。

ならばこの位置。

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違うだろうなあ。

わかりません。

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もう一枚。

こちらは、遠くにドームらしきものが見えます。

となれば、帝室博物館か表慶館でしょう。

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帝室博物館は、現在の東京国立博物館です。

ということは、このあたりかな?

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震災や戦争を経て、道路付きも変わってしまっているし、

わかりません。

公園内を、うろうろ歩きまわって疲れてしまいました。

ところで、

上野公園には、野口英世の銅像があります。

こちらへお越しの節は、どこにあるか探してみてください。

ヒントは科学


(つづく)

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東京事変のウルトラC [音楽]

5月12日、丸の内の東京国際フォーラムで、
東京事変のライブを観ました。

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2010年の東京事変は、2月にオリジナルアルバム「スポーツ」をリリース。

3月から「東京事変 live tour 2010 ウルトラC」と銘打った全国ツアーに入っています。

3月26日の川口総合文化センターを皮切りに、5月23日の倉敷まで22公演。
5月12日は、東京国際フォーラム2日目になります。

感想は一言。

林檎△

(△はさんかっけー!と読んでください)


アンコールも入れて20数曲、
「スポーツ」の13曲は全曲セットリストに含まれていました。

アルバムの中でも好きな流れ、
「電波通信」から「シーズンサヨナラ」へと移るところは
ライブでも並びが同じでしたが、もう完璧でしたね。

振り向き姿勢で歌う林檎のシルエット!

カウントダウンしながらピタリ3分で終わった「能動的3分間」。

もう、かっこいいのなのって。

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バンドの完成度の高い演奏は、
CDより生の方が上手いのではないかと思ってしまいますね。

間違いなく、ウルトラC。

私、東京事変の音楽にはこりすぎの印象を持っていました。
得意とするノイジーな音は、癒しを求めるオヤジには正直辛い部分があります。
しかし、今年リリースした「スポーツ」を聴いて少し考えを改めましたよ。

このアルバムは傑作。
東京事変の4枚のオリジナルアルバムの中で一番聴きやすいですね。
ロック野郎なら一聴の価値ありです。

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ライブの間、新興宗教に入信したような
自分を客観視して、クールになった瞬間もありましたが、
結局、必須アイテムの旗を降りまくってしまいました。 

立ちっぱなしのMCなしのぶっ続け演奏で、
丸の内マゾヒスティックになりましたが、

参りました m(__)m

の2時間でした。

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錦帯橋 [旅行]

錦帯橋です。

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前の記事「安芸の宮島」の続きです。

東京へ帰る日、
時間があったので岩国まで足を延ばしてみました。

広島駅から、山陽本線で50分。
岩国駅からバスで約20分。

錦帯橋バスセンターで下車すると、
橋がもう目の前に見えます。

ちなみに、駅前のバス乗り場で、
錦帯橋までの往復のバスチケット、錦帯橋の通行券、
ロープウェーのチケットなどがセットになった
お得なチケット(大人1150円) が販売されています。

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錦帯橋については、
社会科の教科書などで知ってはいましたが、
関東の人間は、よほどの旅行好きじゃないと
ここまで来る機会はなかなかありませんねぇ。

折角の機会なので、錦帯橋について少しお勉強。

えーーーと、

遡ること約350年、

当時、岩国城と城下町との間を流れる錦川は、
たびたび洪水が起き、そこに掛る橋が流失することが多かった。

そこで、なんとか洪水でも流されない橋は造れないものかと
思い悩んだ時の岩国領主 吉川広嘉が、
各地の橋を調査しました。

その結果、杭州 西湖にある橋をもとにした
アーチ橋を造るのがよかろう、ということとなり
1673年、5連のアーチ橋が完成しました。

翌年、一回流失しまするが、土台を強化し、
以後276年間、橋が流されることはなかった。

うーーむ
先人の知恵は大したものです。

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錦帯橋は、ただ丈夫なだけではなく、
その5連アーチの美しい姿から

日本三大名橋の一つ、と呼ばれているそうです。

ちなみに、残り二つは日本橋と長崎の眼鏡橋のようです。
知らなかったぁ。

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町人の町から、橋を渡り、
武家屋敷ゾーンに入ると、

なぜか、佐々木小次郎の銅像が。

佐々木小次郎は毛利藩に仕えた剣客。

このあたりで、「燕返し」の練習をしたということらしいのですが、

ほんまかいな?

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山城、岩国城

次は、あそこを目指します。

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またまた、ロープウェー待ちの行列。

行楽シーズン、ロープウェーのある観光地で
現地で時間を有効に使いたかったら、
現地へ早めに行き、まずロープウェー乗り場へ直行する。

これが鉄則ですね。

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山頂へ到着!
岩国城が築城されたのは1602年ですが、
現在は鉄筋コンクリートのビルになっています。

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これが、領主さまの眺め。

おお、今朝は水かさが減っておるな。

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錦帯橋をたくさん人が渡っておるぞ。

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麓へ下りて、吉香公園内で飼育されているシロヘビ君観察。

ここのシロヘビは、
アルビノ種ではなく、遺伝的なものだそうですね。
岩国周辺だけに生息しているということです。

知らなかったので、驚きました。

白いと目立つし、捕獲されやすいので、
人間が保護しないと、絶滅してしまうようですね。
まるで、お蚕様みたいです。

爬虫類はどちらかといえば苦手ですが、

こいつはよく見ると顔がかわいい。

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隣の岩国徴古館。

錦帯橋の模型や吉川家の史料が展示されています。
庭の牡丹が満開でした。

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そして、お楽しみの腹ごしらえ。
錦帯橋の入口に店を構える、しろたやさんで
岩国寿司を食べました。

岩国寿司は、もとはお殿様の食事だったそうです。

錦糸卵に蓮根、
野菜中心でヘルシーです。

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お土産屋さん。

一番人気は、錦帯せんべいですかね。
これって、瓦せんべいですよね。
食べなくても、味が想像できます。

島耕作バス?

岩国は作者の弘兼憲史さんの出身地です。
どういうバスか、観たかったなあ。

他に岩国出身の作家
宇野千代ゆかりの地が、目につきました。

島耕作はまだまだ控え目です。

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錦帯橋

東京から少し遠いけど、
一度行ってみる価値はあるな、と思いました。

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安芸の宮島 [旅行]

ゴールデンウィークの宮島です。

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ネットで、原爆ドームから、宮島へ船で行く、
「世界遺産航路」というのを見つけたので、

宮島へは、これで行くことにしました。

どこも人人人。
宮島口からフェリーで渡るより
かなり割高になりますが、
折角の旅行ですから、
快適な方がいいでしょう。

元安橋のたもとの船着場から乗船し、

 ♪ 二股じゃけん 相生橋ゃぁ思案橋

の下をくぐり、Uターンするように、
本川をゆっくりと南下。

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海へ出たところで、
一気にスピードを上げ、
宮島へ到着。都合50分です。

退屈しないし、楽ちんでしたが、
窓が小さく、船内の開放感がないのが残念でした。

もっと外の景色が見える船だとよかったのですが、
まあ、こんなもんかな。

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島へ上陸。

早速、厳島神社を目指します。

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ふたたび 広島の川 [旅行]

1年ぶりに広島へ行きました。 

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広島は、川の景色がきれいな町です。

また、一方で川に哀しい記憶が刻まれた都市でもあります。

「広島の川」に関しては、
中山千夏さんの非常に印象的な歌があり、

過去に何度か記事にさせていただきました。

「広島の川を渡る その1」
http://cliff-pinder.blog.so-net.ne.jp/2009-06-07
「広島の川を渡る その2」
http://cliff-pinder.blog.so-net.ne.jp/2009-06-07-2
「続・広島の川」
http://cliff-pinder.blog.so-net.ne.jp/2009-03-08
「広島の川」
http://cliff-pinder.blog.so-net.ne.jp/2006-05-13

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去年は駆け足でしたが、
今年は平和記念公園内も時間をかけて回りました。

ゴールデンウィークで、
3日からフラワーフェスティバルも開催されるということもあり、
人がいっぱいでした。


65年前の8月6日、
この、島病院の上空で原子爆弾が爆発したわけですが、

それからどうなったか、、、

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私のような関東の人間は、
学校で教わったり、8月のテレビ報道で
知識としては知っていますが、
現実感はありません。

ちょうどニューヨークで、
NPT再検討会議が開催されていますが、

5113発ですかぁ?

ヒラリークリントンが明かした、
アメリカが保有している核兵器の数だそうです、

こいつ、なにバカな数字言ってんだァ

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こういう感覚になりますよね。

平和記念資料館へ行ってみんさい。



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この日は、平和記念資料館も凄い人の数でした。

世界遺産効果でしょうか、
海外からの観光客も多数訪れていました。

中国語や韓国語も聴こえましたが、

ただねぇ、
怖いものみたさ、
見世物みたいにも感じられましたね。

ここへ来たことが、
核廃絶へと向かうエネルギーに
変わってくれるといいんですが、、、

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日本人には、資料館の北にある
「原爆死没者追悼平和祈念館」がお薦めですね。

平和記念資料館が、
原子爆弾に関する総合的な知識を展示しているのに対し、

祈念館には、被爆者の実名による
生々しい被ばく体験記が保存されています。

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展示室が地下なので、入口がわかりづらい。
平和記念資料館と比べ、訪れる人も少ないようです。

ちなみに入場無料。

エレベーターを降り、建物内に入ると
すぐ被ばく者の体験記が展示されているコーナーがあります。

戦時中、空襲による延焼を防ぐ目的で、
木造の建物を強制的に取り壊す「建物疎開」
という作業が行われました。

広島では、多くの人がこの作業中に
原子爆弾の犠牲になったそうです。

建物疎開へ向かう途中、
電車に乗り遅れてしまったことで、
結果的に生き残ることとなった方の手記。

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生きていることを黙っていたい!!

なんと、怖ろしく哀しい言葉でしょうか!

建物疎開では、数千人の学童も駆り出され、
そのほとんどが犠牲になったそうです。

平和記念資料館に展示されている焦げた衣類も
多くが彼らのものでした。

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ということで、

原爆ドーム、平和記念資料館、原爆死没者追悼平和祈念館、
と回りましたが、


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平和通りや、公園内を歩くと、
そこら中に犠牲者を偲ぶモニュメントがあり、
本当に哀しい気分になります。

これは広島に来ないとわからない感覚だと思います。

今回の広島行きで、
改めて、原子爆弾の使用を選択肢に入れることの
愚かしさを認識しましたね。

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 ♪ 3番目の川は本川じゃ
  二股じゃけん 相生橋ゃぁ 思案橋

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