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池田 インスタントラーメン発明記念館 [街歩き]

北摂、池田へ行ってきました。

目的は観光です。
神戸にいる友人に、伊丹から羽田へ帰る前、
池田に寄ってはどうかと、アドバイスいただきまして、

へぇ~、そうなの、てな感じで、
全くそんな発想がなかったわけですが、
いわれるままに阪急宝塚線の池田駅で途中下車しました。

駅前に「インスタントラーメンのまち池田」の看板

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そうです。

ここには、世界の食を変えた偉人、
日清食品創業者、安藤百福氏の業績を記念した
インスタントラーメン発明記念館があるんですね。

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横浜にも、カップヌードルミュージアムがあります。

似たようなコンセプトのようですが、
こちらは入場無料です。

そんなこともあってか、
朝から家族連れがマイカーで詰めかけ
海外からの観光客も加わり
大盛況でした。

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入場してまず目に飛び込んできたのは、

壁に展示されたカップ麺の数々。
まあ、いろんな種類があるもので、
グリーンチキンラーメン、キャロットチキンラーメン
どん兵衛にしても、
こんなインスタントラーメンあったんだぁ、と

博物館で珍しいカブトムシの標本を見ている
小学生のような気分になってしまいました。

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行列が出来ていたので、何の列だろうかと聞いたら、
マイカップヌードルファクトリーの列でした。

1食300円で、
世界に一つしかないオリジナルのカップヌードルを作って持ち帰れるという
記念館の人気コーナーだそうです。

待っている時間がないので、ひとまず列から外れ、
館内を見学です。

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二階はチキンラーメンファクトリー

チキンラーメンを小麦粉をこねるところから
製造体験できるコーナー。

こちらも親子連れでいっぱいでした。

みんな楽しそう。日清食品GJ

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安藤百福氏は、2007年に他界。

これまで、特に意識することなく、
インスタントラーメンを食べて生きてきましたが、
安藤さんに大変お世話になっていたんですね。

もっとも、チキンラーメンが世に出たころは
これが日本人の発明とは知りませんでした。

チキンラーメンに始まり、
出前一丁、明星のチャルメラ、サンヨー食品のサッポロ一番と、
スープの味が脳に記憶されています。

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カップヌードルが登場したのは1971年。

当時は、お湯をかけて食べるチキンラーメンが復活したような印象を受けましたが、
その後、インスタントラーメンは、
カップ麺が主流になって、世の中に定着してしまいました。

そういえば、カップヌードルといえば、
ヤングOH!OH! を思い出しませんか?
斎藤アナが会場を回りながら、ハッピー?ハッピー?
と若者にマイクを向けるシーンが懐かしい

話が横道にそれました。

記念のおみやげに、ひよこちゃんを買って帰りました。
200円。

一人1000円もあれば一日遊べる。大人気の理由がわかりました。

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さて、池田は、江戸時代以前から商業都市として栄え、
酒造りの町として有名とのことで、
古い町並みもありそう、

期待しながら、昭和時代っぽいアーケード街をテクテクと北上しました。

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池田では、呉春(ごしゅん)という、
江戸時代中期に活躍した絵師の名前をつけた
日本酒が有名です。

この木造の建物が、その呉春のメーカー。

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梅の花が見事な建物は、
吉田酒造という造り酒屋です。

池田にはこういう伝統的建造物が、
点在しています。

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残念なのは、位置的に大阪の都心に比較的近く、
ベッドタウンとして、宅地化が進みすぎてしまいましたね。

現在、レトロな町並みの整備途上ですが、
いけずな景観のマンションが立ち並んでしまったし、

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関東の川越のような
レトロ感のある町並みへ戻すのは難しいかもしれませんね。

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最後は、池田市の名前にもなっている
池田氏の居城、池田城です。

室町時代から江戸時代にかけ
この地に居城をかまえた池田氏は、

池田勝正のとき、織田信長に抵抗し敗北。
ただ、信長に認められ、家臣としてつかえ
むしろ城を拡大

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ところが、勝正は池田家を乗っ取った形になる
荒木村重らによって追放されてしまう。

その後、村重は伊丹に居城を移したため、
池田城はいつしか廃城になってしまいました。

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平成時代になり、発掘調査が進められ、
城のあった場所は、城址公園として
近年は、門や天守などが復元されている、とのことです。

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数年後は梅の名所になるのかな?

いい感じの公園ですが、
正直まだまだ新築感がぬぐえないです。

でも、池田
サッカー観戦ついでにちょっと立ち寄る場所としては、
いいかもしれません。

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あとはグルメですね。

阪急そばの300円の天ぷらそばも
関東の人間にとっては、
ある意味ご当地グルメではありますが。。。

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宝塚 手塚治虫記念館 [旅行]

神戸へ行くことになりまして、
新幹線ではなく、今回初めて、飛行機を使ってみることにしました。
理由は単純、そのほうが運賃が安かったからです。

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伊丹の大阪空港に到着し、そのまま三宮までバスで移動
という選択肢もありましたが、

時間に余裕があったので、
どこか寄り道していこう、ということで、
モノレールで蛍池へ出て、
そこから普通なら阪急で十三に向かうところを、山のほうへと逆走。

終点の宝塚駅で下車しました。

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宝塚といえば、なんといっても宝塚歌劇団!!

ですが、私は残念ながら宝塚オンチで、
そこに存在しているものの価値がよくわからないのが淋しいところ。

阪急宝塚駅と、宝塚歌劇団の大劇場とは、
花のみちと呼ばれる遊歩道でつながっていまして

いくつか記念撮影スポットがあります。

そんな街並みを一人で散歩しながらの見学です。

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銅像が多いです。

これはご存じベルばら
オスカルとアンドレです。

宝塚オンチでもこれくらいはわかります。

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こちらはレビューと名付けられた銅像

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1993年から使用している現在の大劇場は、
もっと派手かと思ったのですが、
上品な造りの建物でした。

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まだ、公演まで時間があり、
人影もまばら。

とりあえず、劇場の中に入ってみました。

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ここが、本拠地。

意外と普通でした。
みやげ物のショップや、チープな感じの食堂など
昔ながらの温泉地の雰囲気が残っています。

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外へ出たところで、タカラジェンヌたちのご出勤に遭遇。
その姿を目当てに、カメラを構えて待機する人たち。

スターには軍隊組織のような親衛隊がお出迎え。
遠目で見る限り、よく前へ出て後ろに回ったり不思議な動きというか
独特の空気が流れていました。

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さて、宝塚大劇場から数百メートル進んだところに、
手塚治虫記念館があります

実は宝塚へ寄った最大の目的はこれです。

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手塚治虫は、オヤジなら誰でも
子供のころ憧れた、偉大な漫画家です。

出身は豊中市ですが、多感な時期を宝塚で過ごし、
宝塚歌劇団とも関係が深い。

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関東の小学生も、鉄腕アトム、ワンダー3、ジャングル大帝
これらのアニメを見て育ちました。

それだけに、この記念館に掲示されている資料の一つ一つが
自分の生きてきた時代とシンクロするので
非常に興味深いです。

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上映される手塚治虫の偉業を紹介する映画は、
やや古さを感じますが、よくまとまっていて、
そうか、そうかと、いちいちうなづいてしまいますね。

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今や世界に注目される日本のアニメ
日本のサブカルチャーの質の高さは、
手塚治虫という天才を抜きにして語れない、
というのは誰もが認めるところです。

その手塚治虫はどうやって出来たのか?

この記念館で資料を見ていると、
そのマンガオタクぶりがすごいんですよね。
小学校低学年、戦時中、とにかく常に描きつづけている。

それでいて、学業成績も抜群に優秀。

アッチョンブリケです。

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仕舞い込んだ手塚治虫のコミックを
もう一度ひっぱり出してきて、読み直してみよう
そんな思いが強く湧いてきました。

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京都駅にもミュージアムがありますが、
こちらのほうが中身が濃いです。

手塚治虫の漫画で育ったという方は
一度訪れてみてはいかがでしょうか。

絶対おすすめ。

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2014年3月21日のパック イン ミュージック [ラヂオ]

3月21日、TBSラジオ主催のイベント
「我が青春のパック・イン・ミュージック」に参加するため、
赤坂BLITZへ行ってきました。

TBSラジオでは、3月18日から4夜連続で
小島一慶さん、白石冬美さん お二人の司会で
2時間の特番を組み、イベントに向け雰囲気を盛り上げていました。

私は昼の部に行きました。

会場は中高年でいっぱいでしたね。
このブログもあることだし、記録を残しておきましょう。

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出演者は、司会が小島一慶、兵藤ゆき のご両人
ほかに、山本コータロー、白石冬美、永六輔、堀内孝雄、山崎ハコ、小室等。

パックインミュージック(パック)が放送されていたころ
70年代の思い出話と、当時の懐かしい歌で2時間半、
しっかり楽しませていただきました。

司会の一慶さんのパックへの思い入れは半端じゃないですね。

直前のラジオの特番でも熱く語り続け、
この日は、前説で登場した途端に涙腺決壊(笑)
後で兵藤ゆきさんにいじられていました。

しかし、一慶さんの熱弁は、会場のパックメイトにではなく、
パックインミュージックという番組の意味を知らない世代の
TBSのスタッフに向けられているように聴こえました。

土曜パックの山本コータローさん。
ヒット曲の「走れコータロー」と「岬めぐり」を熱唱。
番組で人気だったタイコメ(逆さに読むと放送できない文章)コーナーを再現しましたが、
会場の反応がイマイチ。
当てが外れたという感じでした。

そりゃそうですよ。
当時だって、自分の部屋で一人クスクス笑うネタだし、
第一、みなさんもう他愛のないことで喜ぶ中学生じゃないですからね(笑)


金曜パックのチャコ(白石冬美)さん。
ナッチャン(野沢那智)との思い出、
雪の日に同じホテルの部屋に泊まった話などをされていました。

パックのリスナーで、那智チャコ(ナッチャコ)を知らない人はいないし、
欲をいえば、ナッチャンが生きているうちに、
こういうイベントを開催してほしかったです。

会場では金曜パックの1972年の音源を収録したCDを販売。
ラジオショッピングでは、1セット15000円もするCDが、
1日で300セットも売れたとの話でした。

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次に車イスで登場したのが、日曜パック担当の永六輔さん。
パーキンソン病を患い、歩けないとのことでした。
滑舌は悪くなりましたが、話のキレは衰えていませんね。
この日一番会場を沸かせていたかもしれません。

永さんといえば、中村八大さんと手がけた
NHKテレビの「ステージ101」が懐かしいですが、
この番組のパイロット版の司会が那智チャコなんですよね。


堀内孝雄さんといえばアリス、
アリスといえば谷村新司さん
谷村新司さんといえば、文化放送の「セイヤング」
となるし、会場にはベーヤンファンもいて
やや場違いな感じがありましたが、

落語家のような客いじりで笑いをとるところはさすが。
個人的には「遠くで汽笛を聴きながら」は好きなので、
生で聴くことが出来てよかったです。


ミドリブタこと、故林美雄さんが世に出した山崎ハコさん。
以前、NHKの番組でハコさんを数十年ぶりに観たときは
その姿に驚きました。
声が出ていないし、観ていて痛々しかったのですが、

http://cliff-pinder.blog.so-net.ne.jp/2006-09-03


今回は、声に張りがあるし、歌も全然問題なかったです。
演奏曲は「飛びます」と「気分を変えて」
ご主人との共演でした。

1975年のパック祭りで、観客が泣いてしまったという伝説の歌
「さよならの鐘」を聞きたかったですが、

http://cliff-pinder.blog.so-net.ne.jp/2006-08-18

感動しました。

最後に登場したのは、木曜パックの担当だった小室等さん。

木曜パックは、北山修、吉田拓郎、南こうせつ、と
後のフォークの大御所になる人たちがパーソナリティーを務めていましたが、
みんなTBSラジオを離れて行ってしまいましたね。
今回木曜パックが一番影が薄かったです。

小室さんの木曜パックは地味で、私も印象に残っていないので、
何となく申し訳なかったです。

「雨が空から降れば」「比叡おろし」を
しっとり歌いあげていました。

で、最後は「出発の歌」でエンディング・・・・



3月21日はお彼岸の中日。
このイベント、中高年にとっては厳しい日程でしたね。
招待客も多かったらしいですが、
それでも、よく集まったと思います。

会場が赤坂BLITZ
ラジオ番組とのコラボしているため近場がいい。
不動産屋TBSの思惑?
正直、ライブハウスは中高年に向いてないです。
私の隣の席の知人は、ライトが眩しいとぼやいていました。

ドリンク500円
これはなしにできなかったんでしょうかね。
私の知人は、行列が長くて諦めたと言ってました。

司会の兵藤ゆきさん
出演者に、間のいい合いの手とツッコミをいれ、
進行が上手だと思いましたが、

「シバの女王」が流れた意味がわからず、
会場の”パックメイト”を唖然とさせてしまいました。
スタッフがレクチャーしなかったんでしょうね。
お気の毒でした。

でも、一慶さんやチャコさんに会えたし、
非常に楽しかったです。

今回のイベント。
日程の都合がつかず、行けなかった方も多いし、
パックには大村麻梨子さんや、馬場こずえさんなど、
語るべきパーソナリティーはまだまだたくさんいらっしゃいます。

形は変わっても、
次回があってほしいと思います。

一慶さ~ん、がんばってください!!

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