SSブログ

獨逸大使館 [タイムスリップ]

明治時代の写真の現場へ行ってみるシリーズ。

大使館巡りの4カ国目は「獨逸」

100年前のドイツ大使館は、おしゃれな洋館です。 

00german.jpg

現在はこんな感じ。

00german n1.jpg

古写真の地名は麹町区永田町。
現在は国立国会図書館になっています。
第二次大戦前、ここはドイツ大使館の敷地でした。

00german n2.jpg

20世紀初頭のドイツは、
イギリス、フランスに続けと海外進出を計り
海軍を増強、その結果
モロッコでフランスと衝突。

第一次世界大戦という悲惨な戦争へと坂道を
コロコロ転がり出していた時代です。

00german n4.jpg

ドイツは二つの大戦に敗戦。

しかし、今も存在感の大きな国です。

ドイツ大使館は第二次世界大戦後に南麻布へ移転。
現在は南部坂の南、広尾へと下る斜面にあります。

00german n3.jpg


犬猿の仲だったフランスはご近所です。

00german n6.jpg


佛國大使館 [タイムスリップ]

明治時代の写真の現場に行ってみる
タイムスリップ定点比較シリーズ。

大使館巡りをしています。3カ国目は佛蘭西、フランスです。

00france2.jpg

当時,フランス大使館があったのは麹町区飯田町、
現在の九段南一丁目になります。
今は、東京法務局と九段合同庁舎のビルが立てられています。

この辺りかな?

00france n9.jpg

19世紀のヨーロッパは、帝国主義の台頭で、
フランスもご多聞にもれず、アフリカやアジアの植民地をめぐり
イギリスなど衝突事件を起こしていた、そういうきな臭い時代。

そのフランス大使館があった場所は、
江戸城清水門を出て、右に曲ったところ。

門の前から敷地全体を観ることができます。

00france n5.jpg

さて、その清水門

00france n4.jpg

日本武道館への入口となる田安門はお馴染みですが、
その南に位置する清水門は

馴染みがない人も多いでしょうね。

00france n2.jpg

休日でもあまり人通りのないところですが、
江戸城の原型をとどめている場所で、
観光の穴場ではないでしょうかね。

段差のある階段は、
お年寄りには難儀かもしれません。

00france n3.jpg


さて、フランス大使館は
その後港区南麻布に移転、現在に至っています。

00france n1.jpg


英國大使館 [タイムスリップ]

タイムスリップ定点比較シリーズ。
1912年(明治45年)に発行された「東京名勝図絵」に掲載されている
写真の現場を巡っています。

明治時代の大使館のあった場所へ行ってみよう!

というわけで、昨日の米國大使館につづき、
今回はUK = イギリス =英国。

英國大使館の、100年前と現在です。

00england.jpg

00england n2.jpg

英国大使館については、
同館のウェブサイトでその歴史を勉強することができます。

英国が日本に外交団を常設したのが1859年。
当初は、港区高輪の東禅時に設けられましたが、
その後、幕末の混乱の中、
横浜、御殿山など移動余儀なくされ・・・・

そういえば、生麦事件なんてありました。

1872年、明治政府から
現在の千代田区一番町の土地の貸与を受け現在に至っている。

とのことです。

ということは、ここに英國大使館が設置されて 138年・・・。

00england n12.jpg

歴史がありますねぇ。

じゃ、この地は江戸時代にはどうだったか、というと

古い地図によれば、
この一画は「五番町」と呼ばれ
丹後前田家ほか複数の大名の屋敷があったようです。

00england n1.jpg

冒頭の明治時代の「英國大使館」の写真。

りっぱな赤レンガの門が写っていますね。
大使館の建物も赤レンガ造りでしたが、
関東大震災で完全に倒壊してしまったそうです。

現在の建物は1929年に再建されたもの。
それでも82年、
立派な歴史的建造物です。

00england n14.jpg


あと、英国大使館の周りは、桜が有名ですね。

大使館の前に、
1898年に最初に植桜したサトウ公使の記念碑があります。

00england n11.jpg

最後に、

2011年の新年、BBCが被ばく者の神経を逆なでする
コメディー番組を制作しました。

「BBCが二重被ばく者を笑いの種に」
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/546721/

私が訪れたのはこの報道の直後でしたが、
日本人はいい意味でも悪い意味でもクールですね。
大使館の前はパトカーが一台止まっていただけで
いたってのどかな雰囲気。

100年前の写真は、
日本は軍備拡張のさなか、
国際的にも第一次世界大戦に突入する前の
きな臭い時代に撮影されたものです。

始ったばかりの2011年は、どんな年になるのでしょうか。

00england n13.jpg


米國大使館 [タイムスリップ]

明治時代の写真の現場へ行ってみるシリーズ。

今回は大使館です。

出典元の「東京名勝図絵」には
9つの国の大使館の古い写真が掲載されていますが、

うち、オランダ公使館だけ、以前観たので
http://cliff-pinder.blog.so-net.ne.jp/2009-02-10

残り8ヶ国、
順番に観てみます。

さて、一カ国目。

下の洋館は、明治時代末期の米国大使館
まだ、現在のような超大国になる前。

00america.jpg

それが今は、
巨大なビルディングが建っています。

00america n2.jpg

場所は、当時と同じ
現在の地名は赤坂ですが、
当時は溜池榎坂町と呼んでいました。

スロープの感じから
正門の場所もほとんど変わっていないようです。

00america n1.jpg

それにしても、
当たり前ですが、大使館はどこも警戒が厳重ですね。
特に、アメリカ、ロシア、中国は厳しい。
大使館巡りは、非常にスリリングでした。

すでに、不審人物としてマークされているかもしれませんね。
あ~怖い、怖い


一方で、東京の都心、
大使館がある街は、今も開発の勢いが止まりませんね。

下はアメリカ大使館の近く、
建設予定現場の敷地でみかけた
赤坂のハクセキレイです。

00america n3.jpg


業平橋のままでいいじゃん [雑感]

東武伊勢崎線の業平橋駅の名前が、 
2012年3月、「とうきょうスカイツリー」に改名されるそうです。

まあ、スカイツリーは東武鉄道の事業だから
改名するもしないも、俺たちの勝手
ということでしょうが、
個人的には、駅名を変えるのはあまり好きじゃないです。

2011012003.jpg

東武鉄道は「杉戸駅」を「東武動物公園駅」に変えた過去がありますね。

東武動物公園へ行くときは便利だけど、
一方で杉戸という日光街道の宿場名は消されてしまってわけで、
今回の「業平橋」も同じ。
乗客の利便向上という名のもとに、
歴史のある駅の名前が消えるのは寂しいものがあります。

面白いか面白くないかの基準でいえば

東京スカイツリーが、「とうきょうスカイツリー」駅にあって何が面白いのか
と言いたいですね。

大阪の通天閣のウェブサイトでは
交通アクセスの案内に
http://www.tsutenkaku.co.jp/annai/access.html

こう書いてあります。

 最寄り駅まで着いてわからなかったら
 「通天閣に行きたいんです・・・」と問い掛ければ、
 
きっと親切な「大阪のおばちゃん」たちが教えてくれることでしょう。


これでいいんじゃないの?

記事を観て、そんなことを感じてます。

2011012001.jpg


デーモン閣下さん [言葉]

1月10日、NHKの大相撲中継で、
デーモン閣下が相撲協会に物言いをつけ、
琴光喜の解雇不当の訴えを援護したことが
話題になっているようです。

テレビ中継を観ていなかったので、
そんな面白いことがあったのか、と後で知りましたが、
この閣下の行動の是非は別として

今朝(1月11日)の読売新聞の記事

大相撲中継中処分に「意見」 デーモン閣下さん

『初場所2日目の相撲中継に出演した相撲通のデーモン閣下さんが、「夏(場所)とか、秋とかに復帰させたらどうか」などと現役復帰への意見を述べた』

閣下に「さん」がついてしまいました。

デーモン小暮さん、が正しい表記ではないかと思いましたが、
最近の芸名は「デーモン閣下」だそうです。
「デーモン閣下」を一つの塊とみて、敬称の「さん」をつけた・・・

という理屈はわかるんだけど、

敬称の「閣下」の下に敬称の「さん」をつけるのは変です。
「○○先生さん」 というのと同じことですよね。


また、先日
NHK公式のツイッターで、「さかなクン!」と発言したら、
「さん」をつけろ、と視聴者からクレームが来て謝罪する、
という事件もありました。

 「さかなクンさん」と呼ばず失礼しました NHKが「ツイッター」で謝罪 
 (2010年12月16日 J CASTニュース)

こちらの「くん」も、親しい人を気安く呼ぶときの「敬称」だから、
別に「さん」をつけなくてもいいじゃん。

ならば、サンプラザ中野くんは、
サンプラザ中野くんさん と呼ぶんかい!

そもそも、自分の芸名に「くん」を付けるということは、
本人が「○○くん」と呼ばれることを要望しているものと推測できるから、
敢えて「さん」付けする必要はないのではないか。

そう、思ったりするのですが。。。

ブログをやっている人はおわかりだと思いますが、
たしかに、コメントにレスをつけるとき、
相手のハンドルネームが「××ちゃん」や「○○くん」だと、
下に「さん」を付けるべきか迷います。

「XXちゃん」の場合は、
もしかしたら、アグネス・チャンのように「ちゃん」が付いているが実は呼び捨て、
ということもあるし、
そうじゃない場合でも、顔を知らない人の「ちゃん」づけは、
ちょっと気安すぎるし、レスをする自分が偉そうな感じになるので、
「さん」をつけてしまいます。

「○○くん」も本当に迷います。
正直、こういう芸名やハンドルネームにする場合は、
本人に「○○くん」のままでいい、と宣言してほしいです。

さすがに、「××さん」の場合は、そのまま「××さん」にしますね。
「愛さん」が「愛さんさん」になったら、
♪人生って 不思議なものですね
と歌わなければならなくなります。


で、冒頭の「閣下」ですが、

もし、相手が大統領「閣下」なら、
絶対に「さん」づけしないですよね。
むしろ、「さん」をつける方が失礼でしょう。

「デーモン閣下さん」の場合は、
マスコミに舐められているという見方もできますぜ。

いずれにしても、
あまり堅苦しく考えるのはよしましょうや。

どうせ、しゃれなんだから、
「閣下」や「○○くん」のままでいいじゃないすか。

ああ、日本語って、ややこしいなぁ。


水天宮 [タイムスリップ]

タイムスリップ定点比較シリーズ。
明治45年に発行された「東京名勝図絵」
に載っている写真の現場を訪ね歩いています。

今回は日本橋蛎殻(かきがら)町の水天宮です。

suitenguu01.jpg

2011010806.jpg

水天宮は、安産、子授けの神様として
東京都民に古くから親しまれているお宮さんです。

このブログに迷い込んだ方の中にも
岩田帯をしてお参りしたことがあるという
お母さんがいらっしゃるかもしれません。

私も長女が出来たときに参詣した記憶があります。

2011010801.jpg

水天宮周辺は、
隣の人形町がドラマ「新参者」の舞台になったこともあり、
最近はちょっとしたブームになっていますね。

昔から行列ができていた
タイ焼きの柳屋や親子丼の玉ひではもちろんのこと、
休日はどこのお店も観光客で大賑いのようです。

いろいろ、お薦めのお店や観光スポットがありますが、
水天宮では、敷地の中にある駄菓子屋さんが
懐かしい昭和の雰囲気を感じさせてくれます。

2011010804.jpg

冒頭の2枚の写真。

明治時代と現在の水天宮の写真ですが、
途中、大震災と戦災を経験したこともあり、
全くといっていいほど当時も面影がありませんね。

2011010805.jpg

現在、本殿と拝殿があるのは階段を上った2階。
一階は駐車場になっています。

したがって、写真が撮影された場所は、
駐車場の天井あたりでしょうか。


2011010812.jpg

古写真の解説文には次のようにあります。

 【水天宮】
 本社は筑後久留米に在り、文政元年三月久留米藩有馬邸内に奉し
 後明治五年今の地に移す。
 祭神は安徳天皇、建礼門院および二位尼にして天御中主神を相殿とす。
 毎月五日の祭日には賽者雑沓すること都下第一なり

”賽者雑沓すること都下第一なり”とあることから
明治末期、東京の大人気スポットだったことが窺えます。

しかし、明治5年に移転したということで、
江戸時代にこの場所になかったというのは意外でした。

それと、祭神が壇ノ浦の合戦で入水した悲劇の人物
安徳天皇、その母建礼門院、祖母で平清盛夫人 二位の尼
と知っている人も少ないのではないでしょうか。 

2011010802.jpg


この由来については、水天宮のホームページに解説があります。
http://www.suitengu.or.jp/

1185年、壇ノ浦の合戦に敗れた平家。
安徳天皇、建礼門院とともに入水を決意した局の伊勢は、
二位の尼に「生きて平家一門の霊を慰めてほしい」との命を受けとどめられる。
伊勢は、鷺野ヶ原という筑後川のほとりの地に逃れ、
そこに祠(ほこら)を建て、平家一門の霊を祀る日々を送っていたが、
地元の人たちから尼御前と慕われるようになり、
社名も尼御前神社と呼ばれるようになった。
子供の守護神、安産の神様から農業・漁業まで広く信仰を集め
これが水天宮の起源となった。

2011010809.jpg

時代が進み、江戸時代前期、
久留米藩第二代藩主有馬忠頼公が7000坪の敷地を神社に寄進。
社殿が建設され、水天宮の総本宮となり今に続いている。

江戸時代には、ご分霊が、江戸赤羽根(現在の港区三田一丁目)の
久留米藩主有馬家上屋敷の敷地内に祀られた。
その後、一旦青山の中屋敷へ移ったが、
1872年(明治5年)から現在の日本橋蛎殻町に祀られている。

端折ると、こんな感じでしょうか。

2011010808.jpg

江戸の時代、
水天宮は有馬家上屋敷の敷地内にありました。
塀の中でしたが、御利益があるということで、
賽銭を投げ込む人が後を絶たなかったとのことです。

「情けありまの水天宮」とうたわれ、
当時の人気パワースポットだったのでしょうね。

では、

その水天宮があったという元の場所へ行ってみましょう。

現在の港区三田、中之橋交差点付近、
国際医療福祉大学 三田病院の敷地内。

現在、駐車場になっている辺りでしょうかね。

何か痕跡がないか捜してみましたがありませんでした。

20110108 suitenguu 05.jpg

しかし、実はこの場所、

以前の記事にも出た幕末の写真師 
F ベアトが写真撮影した場所なんですよね。

下の写真は、中之橋交差点付近から
南向きに撮影したものです。

遠くの木が茂っている場所には
神明宮、現在の天祖神社があります。

水天宮は、この写真の左
少し写っている塀の中にあったはずです。

suitennguu02.jpg


因みに、この場所の2011年1月はこんな景色。
最近、高層ビルが建ったばかりです。

しかしフレームは一緒、
”土地の記憶”は残っていますね。

suitenguu03.jpg

昔の神明宮の面影を残す場所は南側、
神明坂の途中から上る石段。

ここは江戸時代から
変わっていないかもしれません。

20110108 sinmeiguu1.jpg

しかし、本殿は近代的な建物に変わりました。
え? これが神社?

という感じ。

拝殿はその二階にあります。 

20110108 sinmeiguu2.jpg

江戸時代、水天宮があったという有馬家の上屋敷は
現在の三田一丁目。

神明坂の東側から三田通りまでの広大な敷地で、
現場を歩くとその規模に驚かされます。

敷地の北側が崖地なので、きっと池や滝があり
美しい庭園だったに違いありません。


有馬家の話になったところで・・・


最後にもう一つ、

この有馬のお殿様のお屋敷は、
化け猫騒動のあった場所として知られています。

当時の大スキャンダル?
ホラー小説の舞台と言った方がいいでしょうか?

その屋敷が建っていた場所には現在、
赤羽小学校があります。
ちょっとした縁があって、
最近、校内に入る機会がありました。

敷地が傾斜地で、校内に崖や階段、
さらに滑り台まである、ユニークな学校です。

かつては庭園の面影を残していましたが、
現在は機能優先で、大分様相も変わっています。

で、その小学校の校舎の横、
都立三田高校との境界の塀のそばに

有馬の化け猫騒動に因んだ塚があります。

猫塚2.jpg

これがその猫塚。

いじめをすると復讐されるぞぉ、という
小学生にはちょっと怖いお話です。 

猫塚.jpg


schola 坂本龍一 音楽の学校 [テレビ]

「schola 坂本龍一 音楽の学校」 

音楽を志す中高生をターゲットに、
坂本龍一先生が、クラシックからロックまで
生演奏や資料映像を使い、音楽を深く掘り下げて解説する
NHK教育テレビの番組です。

昨年の4月から6月にかけ、
三つのテーマ(バッハ、ジャズ、ドラムス&ベース)で
4夜ずつ、12回に分けて放送されたものですが、
1月3日の深夜に一挙再放送がありました。

通して見ると6時間、私、一気に観てしまいました。

キッカケは、
ある人のお薦めでしたが、得した気分です。
本当に面白くて中高生には勿体ない。
音楽好きのオヤジ必見ですよ。

バッハが「音楽の父」と呼ばれる理由や、、
「G線上のアリア」など、バッハの作品に特徴的な
「通奏低音」(曲を通して演奏される低音パート)が、
現代のポップスやロックの曲と密接につながっていること、等など

音楽家を志し、本格的に音楽を勉強している人にとっては、
常識レベルの内容かもしれませんが、
シロウトの私でも分かるような解説をしてくれるので、
非常にありがたかったです。

こういう、
子供をターゲットにしているようで
実は大人のエンターテインメントになっている
「週刊こどもニュース」的アプローチこそ
NHKのストロング・ポイントだと思うんですよねぇ。(終わっちゃったけど・・・)

ジャズ編では、
ラグタイム、ビッグバンド、モダンジャズ、フリージャズなど
ジャズの歴史、音の構成、演奏法などがよくわかりました。

なぜ、自分はフリージャズが好きではないのか、
その理由も何となく理解できました。

「ドラムス&ベース」編では、
YMOの高橋、細野御両人登場で、
番組終わりのYMOの演奏は、得した気分になるし、
ピーターバラカン氏を交えた音楽談義も
たいへん興味深い内容でした。

バッハ、ジャズ、YMO と
一見するとテーマがバラバラですが、
最後にちゃんと線がつながるあたりは、
番組の作り方が巧い!
と思いました。

今後、テーマの設定が難しいでしょうが、
続編も制作してもらいたいです。

ついでに、中高年向けにも、
お馴染みの洋楽や歌謡曲を掘り下げる番組も
作ってください。


2011年の初詣&紅白歌合戦の感想など [テレビ]

あけましておめでとうございます。

2011年の元旦です。

遠い未来だと思っていた21世紀が
もう11年ですよ。

20110101007.jpg

1月1日は恒例、
今年も根津の権現さんに初詣です。

いつもより行列が短いと思ったら、
どうやら、警備員さんが列の幅を広げて整理したようで、
参拝客はあまり減っていないようです。

ただ、露店は少し減りましたかね。
やはり、不景気の影響でしょうか?

2011010102.jpg

さて、引いたおみくじは、
今年もリーズナブルな中吉でした。

願い事 : 少し隙(てま)どれども叶ふ
待ち人 : 来れどおそし
旅行 : いそがぬ方よし 
転居 : ゆっくりして吉

要するに「焦るな」ってことでしょ!!
でも、よくわからないのが、

争事 : 初は負けなり

自分からケンカを売るなという意味か、
それとも、最初は負けるけど後で勝つということか?

とりあえず、ご贔屓のFC東京が昨年J2に降格してしまったので、
今年は、初戦は負けるけど最後は優勝。
そう解釈しておきます。

同居 : 後の人よし

これもわからない。
後にも先にもカミサンしかいないんですけどぉ。
後ろの人は・・・知らない爺ちゃんがいたけど・・・
ま、いいか。

2011010104.jpg

さて、元旦ということで、
昨夜の紅白歌合戦の感想でも書いておきましょう。

昨年は、嵐とAKB48の紅白でしたね。
あと、事務所的にはアミューズが頑張っていたという印象です。

我が家では毎年、紅白歌合戦を観ながらツッコミを入れるのが
大晦日の夜の定番になっています。

以下は、
ある一家で交わされた会話の一部でして、他意はございません。
ファンの方は怒らないでくださいね。

++++++++++++++++++++++++

子供たちは懐かしく感じるそうです。

 「あゆもAAAも小室哲哉の曲なんだね。」
 「何気なく復活しているんだ。」
 「AAAの曲はtrfの「Boy Meets Girl」に似ているよね。」

アニメソングのコーナー

 「プリキュアはアキバ系の人にはたまらない企画だろうね。」
 「一番左は、ともちんより、まゆゆの方がよかったのに。」
 「総選挙の順位なら篠田麻理子だけど、背の高さが合わないんじゃない。」
 「順位で次のともちんになったのよ、きっと。」

我が家の娘たちはAKB48に詳しく、
「ポニーテールとシュシュ」のとき、前で踊っているのはSKE
という余計な知識が入ってしまいました。

「ゲゲゲの鬼太郎」では、

 「なんで、ねずみ男の踊りがずれているの?」
 「たしかにちょっと早いね。」
 「でも、熊倉一雄の歌が聴けたのは今日一番の感動だ。」
 「本物だもんね。」

2011010105.jpg

あと、毎年誰かが歌詞を間違えますね。
去年は永ちゃん、
今年はアキヒト(ポルノグラフィティ)でした。

なお、娘たちはアキヒトが三田村邦彦に似ていると言いますが、
私はジャニーズスリーファンキーズの長沢純(ジャニーズの真家ひろみ?)を思い出します。
古すぎます?



 「FUNKY MONKEY BABYSの後ろの男の仕事ってなに?」
 「会場を盛り上げているんじゃない?」
 「海老一染太郎の方が仕事をしていたぞ。」

「トイレの神様」・・・
については賛否両論のようですね。
我が家では、一回聴いたらもういい、という評価になっています。

「トイレの神様」という題名の割には、
脈絡がないというか、ひねりが足りないというか・・・
でも、生で聴いたら感動するのかもしれません。

巨大な鶴

 「小林幸子は期待を裏切らないね。」

スペシャルゲストの桑田佳祐。

舞台での演奏ではなく、中継というのが残念でしたが、
面白かったです。

紋付き袴での登場。
28年前にNHKに抗議が殺到したという
「チャコの海岸物語」のときと同じく、扇子を持って、

2曲目の「本当は怖い愛とロマンス」では何かやらかしそうで、
ハラハラしました。
結果的には大したことなかったですが、
ちゃっかりアルバムの宣伝もしていたし、笑えました。

というわけで、
こういう紅白歌合戦の見方もあるんだな、と
適当に読み流していただければ結構です。

+++++++++++++++++++++++++++

東京のあちこちで、
スカイツリーのある風景が生まれています。

本郷台地からもよく見えるようになりましたよ。 

今年もよろしくお願いします。m(__)m

2011010106.jpg


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。