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南茨木駅に神様降臨 [旅行]

京都から目的地の万博記念競技場へは、
JRで茨木駅か阪急茨木市駅まで行き、
そこからバスで移動するのがノーマルな行き方のようです。

しかし、ひねくれ者の私は、阪急で南茨木駅へ行き
そこからモノレールで万博記念公園まで行くという
アブノーマルなコースを選択しました。

阪急の準急の遅さは、十三から京都へ行くときに経験しましたが、
キックオフまでまだ時間があるし、
寝不足の強行軍で疲れているということもあり、
リラックスした格好で、のんびり移動することにしました。

河原町駅から約30分。

南茨木駅で電車を降り、

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改札口へのエスカレーターを昇り、トイレで用を足し、
さあ行くか!と、お尻のポケットを触ったとき、

あれ??

そこにあるべきものがない!!

そう、財布がないのです。

疲労で判断力が落ちていたので、
別のところにしまったかもしれないと、
リュックの中を探してみましたが、見つかりません。

大した金額は入っていませんが、

キャッシュカードに、クレジットカード
病院の診察券に、家電量販店のポイントカード。
これから行く万博競技場のチケットと、
帰りの新幹線のチケットも入っている。

ということは、無一文。。。

いつもは、万一の場合に備え、カードを分散させますが、
今回に限って、それもしていませんでした。
ここで見つからなければ、
東京までヒッチハイクで帰らなければなりません。

ああ、痛恨!!!

ガラガラの電車に、だらしなく座っていたので、
立ち上がった時、ポケットから財布がこぼれたという可能性が頭に浮かびました。

やばい!!

急いで改札口へ行きました。

「電車の中に財布を落としたかもしれないのですが。」

駅員さんに告げました。

もう、真っ青です。

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「どの電車ですか?」

「今行ったばかりの梅田行きの準急です。」と私。

背の高い若い駅員さんが、

「えーーーと」

と時刻表に目をやると、
急に何かおもいついたように後ろへ歩いていき、

「もしかして、この財布ですか?」

おおおおお!!

まさに、見覚えのある手の脂でテカテカ光る
緑色の私のお財布

「さきほど、届けてくれた方がいらっしゃいました。」

「あ、それです!それです!」

「では、確認のため、住所とお名前をこちらに記入してください。」


地獄に仏とはこのことです。
届出用紙にペンを走らせながら

「お礼をしなければいけないのですが。」

「いや、お礼はいいですと言って、行ってしまわれました。」

「そうですか。いやあ、本当に助かりました。ありがとうございます。」

もう、ぺこり、ぺこり、
駅員さんはニッコリ。
なかなかのイケメンでした。

届けてくださった方は、
地元の方の可能性が高いと思いますが、

八坂神社のスサノウ様か、錦天満宮の守護神か、

南茨木駅に神様が降臨したと思いました。

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そんなことで、無事に財布が戻り、
落ち込んだ反動で気分もハイになりながら、

モノレールで万博記念公園へ向かいました。

私は1970年の万博へ行かなかったので、
太陽の塔を見るのはは今回が初めてです。

せっかくなので、自然文化園の中をウロウロ歩き、
日本庭園の山モミジの若葉を観賞し、

それから競技場へ向かいました。


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で、試合が終わり、

あぁ、負けちゃったよぉ、

と肩をおとして歩いてところに、カミサンから一通のメールが。


 ” 負けちゃったね。
  ところでお姉ちゃん(長女)が腹痛で救急車で病院に運ばれ
  そのまま入院しました。
  一時意識不明になったので焦りました。 ”


えええええ!!!


悪いものを食べたのか、

結果的には、胃腸炎ということで命に別状はなく、
数日で退院できるという話で、ホッとしましたが、
なんで、知らせないんだよぉ!

あとで聞いた話では、一緒にいた次女が、

「お父さんかわいそうだから試合が終わってから伝えよう。」

と言ったそうで、

喜んでいいのか、悲しんだほうがいいのか (-.-)


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私が財布を亡くして焦っていたとき、
長女は病院のベッドでうんうん唸っていたようです。

しかし、その時間、連絡をもらったところで、

無一文の情けない男になっていた可能性もあったわけで、

見方を変えれば、
あの時間は、
家族をほったらかして遊んでいた罰だったのかもしれませんね。

そういう意味でも
どなたか存じませんが、財布を拾って届けてくださった方

本当に、ありがとうございました。m(_ _)m

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京都四条 [旅行]

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武庫之荘から、十三へ戻り、
阪急京都線に乗り換え、京都へ向かいました。

私、この路線に乗るのは生涯で2度目。
台所の換気扇の横についているような
昇降式のブラインドが印象的でした。

関東の人間は修学旅行でもないと
京都へは滅多に来ません。

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私の場合、仕事で何度か来たことはありますが、
ぶらり街歩きは今回が初めて。

少しだけですけど、写真も撮ってきたので

京都にまつわる歌でも歌いながら
見ていきましょうかね。

「京都」の歌といえば・・・

やはり、渚ゆう子 ですよね。
一体どこが「やはり」なんだ!) 

ザ・ベンチャーズとコラボした
「京都の恋」「京都慕情」の2曲は名曲でした。

♪風のうわさを信じて~ 今日からは~

♪苦しめないで ああ 責めないで・・・


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ちなみに、渚ゆう子は、
京都の歌ばかり集めたアルバムがあります。

「京都ひとり」「京都・北山・杉木立」

「京都 木屋町あたり」
小柳ルミ子の「京のにわか雨」もカヴァーしています。

 

 

京都と言えば彼女ですね。


写真は、四条通りの西

祇園のシンボル、八坂神社です。

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肩につめたい 小雨が重い・・・
 京都からぁ 博多まぁでぇ あ~な~たを追ってぇ
(「京都から博多まで」by藤圭子) 

名曲だなぁ。
しかし、写真と全然雰囲気が合いません。

ちょうど、花嫁行列がありまして、
これを眺める外人さんたちが嬉しそうでしたね。

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なのにあなたは京都へ行くの 京都の町はそれほどいいの
(「なのにあなたは京都へ行くの」 by チェリッシュ)

たしかに。

祇園あたりの路地をうろうろ歩いていると
ところどころ風情のある場所があって、
いいですねぇ。

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♪京都 大原さん全員
(「女ひとり」 by デュークエイセス)

何人いますかね。
変換ミスですが、そのまま書いておきましょう。

ここは大原ではありません。
四条通りの北側を東西に流れる白川、
「祇園新橋伝統的建造物群保存地区」 を歩いています。

都会のど真ん中とは思えない
癒しスポットです。
 

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♪京都にいるときゃ しのぶ と呼ばれたのぉ
(「昔の名前で出ています」 by 小林旭)

高瀬川沿いの繁華街は、
伝統ある飲食店と、風俗店が混在し
魔界っぽさがあります。

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♪うちは比叡下ろしですねんあんさんの胸を雪にしてしまいますねん・・・
(「比叡おろし」 by 小林啓子)

古い歌ばかりですな。

最後は河原町通りの東、
京都の台所、錦の市場です。

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丼に焼きあなごの切り身が並んだ
「まるやた」穴子丼(1650円)
最後は天満宮でお祈り

コンパクトなお宮様で、
ご利益があるか心配でしたが、
次の記事の事件もあったし、

大いにご利益がありました。
 
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このあたりで時間が来たので京都から撤収。

河原町からさっき乗った路線を、

逆流です。

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武庫之荘・赤い屋根の家 [旅行]

阪急電鉄神戸線 武庫之荘駅です。 

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関東人がここまで何しに来たかって?

一言でいえば・・・

聖地巡礼 

ですかねぇ。。。


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昨年2月、

70年代の日本のフォークロックグループ
赤い鳥についての記事 (赤い鳥 ) をアップしました。

その時に、いろいろ記録をみているうち、
彼らの原点が、尼崎市の武庫之荘にある
文化会館「赤い屋根の家」にあると知りました。

そこで、関西を訪れる機会があったら、
一度訪れてみたいと思っていました。

で、やってきたわけです。

その”聖地”は、駅前ロータリーから北西へ歩いて10分ほど

児童公園の一角にありました。

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かつての赤い屋根は、現在は青くなっています。

1967年から、約2年間、

後藤悦治郎さんら、のちの赤い鳥のメンバーが
ここでコンサートを開いていたんですね。

当時は、谷村新司なども出演していたと聞いています。

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「文化会館」といっても、町の集会所と言った感じで、

規模が小さいので意外な感じがしました。

しかし。昭和の香りぷんぷん。
タイムスリップ感があります。

到着したのが朝で、
まわりに人気がなく、
会館の中へ入れなかったのは残念でした。

どうせなら、
屋根は赤いままにしておけばよかったのに、と思いましたね。

赤い屋根の家♪

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ついでに、町を少しお散歩。

水路のある風景が特徴的です。
いいところですね。

しかし、マンション建設反対ののぼり旗などもあり、
この閑静な住宅街にも、
変化の波が押し寄せているんでしょうね。

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さて、次の場所へ移動。

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夜行バス [旅行]

週末、関西へ行きました。

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仕事ではなく、ただの一人旅。
出発して帰宅するまでの所要時間は約24時間でした。

主な目的は、サッカー観戦でしたが、
時間に余裕があったので、
あちこち観て歩くことができました。

その間、アクシデントなどもありまして、
濃密な24時間だったので

とりあえず、数回に分けて
blogに書き留めておくことにしました。

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名前みたいな苗字 [言葉]

先日、娘が持っていた大きなサングラス。
映画「アバター」の3Dメガネだったのですが、
これをかけたら、

「ジョンみたい」 といわれました。

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ジョン?

エルトン・ジョンではありません。
ジョン・レノンでもない。

彼女たちが知っているジョンは

キム・ジョンイルです。。。

エルトン・ジョンのほうがまだよかったなぁ、と
まあ、この話はどうでもいいんですが、

ジョンについては、昔から気になっていることがあるんです。

エルトン・ジョンのジョンって、苗字ですよね。

オリビア・ニュートン・ジョン、
昔、ニューヨーク・ヤンキースに、
トミー・ジョンという投手がいたし、

苗字みたいな名前って結構ありますよね。

ボーイ・ジョージの”ジョージ”もそうだし。

ジョージ・マイケルなんて、
良く考えると、「くにお・とおる」のような、
漫才コンビの名前みたいです。

とおおおるちゃん! 


日本では、

田淵幸一がライオンズへトレードされた時、
代わりに阪神に来た”真弓明信”の”真弓”が思い浮かびます。

現在は、阪神タイガースの監督ですが、
当時変わった苗字だなあ、と思いました。
なお、あの時のトレードでは、捕手の若菜ちゃんも阪神に移籍しました。

あと、

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これも古い話ですが、
「サインはV」で、”岡田可愛”が人気だったころ、

”可愛かずみ”という女優さんがいました。

また、かずみといえば、”かずみあい”という歌手がいて、
あいといえば、ラジオのナレーションをしていた”あいきょうこ”さんという方がいて、

しりとりができました。

芸名ならもっとあります。

先日水戸黄門の入浴シーンを卒業した由美かおる。
同じ西野バレエ団の、奈美悦子とか、

男性でも、美樹克彦、克美しげるとか、

古すぎますかぁ?

ほんじゃまか”恵俊彰”の”恵”は
鹿児島の方によくある苗字だそうですね。
こうみると、
女性の名前が姓になるケースの方が多いんでしょうかね?

鞠子さん、真木さん、真子さんとか、女性の名前の姓の方を
ときどきおみかけします。
この手の苗字の男性は普段、みきちゃん、まきちゃんとか、
ちゃんづけで呼ばれていそうです。

男性の名前が苗字になっているケースといえば、
直木賞の「直木」が思い浮かびますね。
でも、直木三十五の本名は植村宗一で、直木じゃなかったんですよね。

”たかし”、”ひろし” ”しょうた” あたりはありそうです。

珍名で探すと
左衛門三郎、文殊四郎、という苗字があるそうですが、

いろいろと、おもしろいですね。


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たちあがれ日本・・・  [雑感]

たちあがれ日本・・・ねぇ (--;)

「立ちくらみ」とか、「立ち枯れ」とか揶揄されていますね。

”立ち上がれ”が”日本”にかかっているので、
「立ち枯れ日本」では、立ち枯れるのは日本になってしまい、
お爺ちゃんたちへの不快感の表明にならないんですよね。

そういう意味で この党名は”たち”が悪いです。

そもそも、名前を聞いて最初に思ったのは、
この党名で、未来永劫続ける気がないんだなあ、ということ。

なぜなら、「たちあがれ」で政治を続ける限り、
いつまで横になっているんだ? 
という話になりますよね。


どうせ目的は民主党潰しで、
結局、すぐ形を変えて元のさやに収まるんじゃないの?

そう疑いたくなります。

民主党も情けないけど、
このお爺ちゃんたちには、
立ち上がらなくていいから、寝てなさいよ、と言いたくなります。

いずれにしても、絶対に票は入れないよぉ~。


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ハートに見えるかな? 満開 [街歩き]

前の記事 ハートに見えるかな?

は、こうなりました。

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ひん曲がったハートですね。(^^;)>

やはり右の桜が少し大きいのと、
川面に下がった枝が伸びすぎた感があります。

なかなかきれいなハートになりませんねぇ。

小さい写真の方がそれっぽいかな?

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とりあえず、4月2日まで花が散らないでよかった。

東京は絶好のお花見日よりです。

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