高崎白衣観音 [旅行]
先日、群馬の高崎へ行く用がありまして、
高崎のシンボルといえば???
思い浮かぶのが、市民を見降ろす、山の上の観音様。
巨大建造物好きとしては、一度、行ってみなければ、
ということで、
行ってきました。
観光客用の有料駐車場、
料金は430円です。
この駐車場から観音様までは、
みやげ物屋が並ぶ参道を歩いて約10分
夏場はきつい。
地元の人は有料駐車場ではなく、
もっと近くに路駐したり、
観音様の下の駐車場に潜り込んだりしているようでした。
通称、高崎観音と呼ばれる白衣観音は、昭和11年、
井上保三郎さんという地元の企業経営者が私財を投じて建立したもので、
その高さ41.8m
建てられた当時は、東洋一という評判だったそうです。
最近は、高崎観音の3倍の高さのある牛久大仏が注目され、
存在感が薄れている感はありますが、
建立されてから、今年で78年、
日本にある巨大立像としてはかなり古い、貴重な部類に入るでしょう。
観音様は鉄筋コンクリート造りのため、
その寿命は約100年。
過去に何回か修復を繰り返してきましたが、
観音様も高齢。
そろそろ建てなおさければいけないそうです。
観音様の怠内に入ってみました。
内部は9層に分かれ、
というか、9階建てのビルだと思えばわかりやすい。
階段で観音様の肩のあたりまで登れますが、
その途中に20体の神仏の像が安置されていまして、
それが不気味。
像は、大日如来、阿弥陀如来、摩利支天、各菩薩様、閻魔大王、鬼子母神、不動明王・・・
その他、日蓮上人から聖徳太子まで
さながら、神仏オールスターといった感じです。
ご利益は無病息災、安産、子育て。。。
でも、何をお願いしてもいい
とのことでした。
確かに胎内に各分野に強い
神仏オールスターズですからねぇ。
非常に心強い
さて、高崎の白衣観音。
観光地としては、どうなんでしょうかね。
みやげ物屋や参道など、まわりの空気感は昭和っぽく、
正直、寂れた感じがあります。
個人的には、このレトロな雰囲気は嫌いではありません。
ということで、
関東近辺にお住まいで、
行ったことがないという方は、
一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
ダルマさんがころんだ。
柳川川下り [旅行]
テーマがバラバラで、雑駁なこのブログ。
前の記事が松田聖子のコンサートだったから
というわけではありませんが、
たまたま、聖子さんの御先祖さまといわれている
蒲池氏が領主をしていたという水郷柳川へ行ってきました。
天神の西鉄福岡から特急に乗って約50分。
西鉄柳川駅は小さな駅です。
柳川へ来たのだから、川下りをしよう!
ということで、柳川の観光案内所を探していたら、
間違えて柳川観光開発という会社に入ってしまい(笑)
「川下りですか?もうすぐシャトルバスが出ますから、ここでお待ちください」
「あ、そうですか」
という流れで、乗船料1600円を払って
シャトルバスに乗って船着き場へ。
バスに乗ること約2分。
歩いても大した距離ではなかったですね。
神社と文人館がある松月という場所がスタート地点。
川下りに擁する時間は約70分。
途中でトイレに行けないから、
必ず用を足しておけ、と念を押され、出発。
年配の船頭さん。
乗客は10人程。
半分以上が韓国からの観光客でした。
柳川橋をくぐり、水路を南へ進みます。
西側、白壁の建物は古文書館
「色にして老木の柳うちしだる我が柳河の水の豊かさ」
柳川は、詩人北原白秋のふるさと。これを記念し、
水路沿いには、いくつか白秋の歌碑が設けられています。
ただ、今の人には白秋の碑よりも、
東側、妻夫木聡の出身小学校の方が
興味深いかもしれません。
水門をくぐれば、かつての柳川城内。
水路に降りる石段、
船着き場
古い石垣、
レンガ造りの建築物
江戸時代の柳川城での生活や
明治時代の町の繁栄を
水路から伺うことができます。
お天気はいいし、緑に囲まれているし、
水のある景色はいいですね。
町のど真ん中にいる感じがしません。
しかし、このクリーク(水路)も
1970年代は、水が汚れ、蚊が発生し、多くの問題を抱えることとなり、
市議会が、暗渠化と埋め立て計画を承認、
消滅しかけたことがあったそうですね。
当時の市長さんが、計画をひっくり返し、
結果、観光資源として残った、ということでした。
一観光客としては、
へぇ~、そんなことがあったんだァ~、
という感想しかありませんが、
柳川の市街地は、
地上を歩くと確かに殺風景でつまらない。
残して正解ですよ。
それに、柳川は狭い町ですが、
意外と特徴的な有名人を輩出しているんですよね。
北原白秋、壇一雄、内山田洋、徳永英明、妻夫木聡、琴奨菊、ムーディ勝山・・・・
緑と水の豊かな景色を観ながら
鋭い感受性を育んだのかもしれません。
高校は、野球もテニスも、スポーツも盛んというイメージがあります。
うなぎの供養碑のところ、水路の途中に売店が一つ、
ちょっと、価格設定が高いという印象です。
亀が泳いでいまして、
韓国からの観光客が珍しがって写真を撮っていましたが、
よく見たら、東京の神社や公園の池によくいる
問題のミシシッピアカミミガメでした。
ここにもいるのかよ、と東京の人間は一人、
うんざりした気分になりました。
文学碑や水路沿いの木造の家を眺め、
70分の舟での観光終了。
丘に上がって腹ごしらえは、
柳川といえば、うなぎのせいろ蒸し
写真は、福柳さん、2250円也
食事の後は、少し街歩き。
水天宮は、平家ゆかりのお社。
本社は久留米、筑後川の畔にあります。
東京でも、安産の神様としてお馴染みです。
白壁の家は、北原白秋の生家、
旧戸島家住宅は江戸時代の侍のお屋敷を保存したものです。
しかし、柳川は交通の便が悪いですね。
街中にJRの駅がないし、
西鉄の駅と観光の中心となる場所とは、
バスで移動しないといけない。
歩くと1時間くらいかかるということでしたが、
水路を逆に歩くことにしました。
♪まちぼうけ まちぼうけ ある日せっせとのら稼ぎ
白秋の歌を記念した銅像は、
舟から見てもも印象的でしたが、
ここからは、ずっとこの歌が頭から離れなくなってしまいました。
地上は船から観た景色とは違う柳川がありました。
興味深かったです。
松田聖子コンサートツアー2014 Dream & Fantasy [音楽]
終戦の日、
聖子ちゃんのコンサートへ行ってきました。
場所は丸の内、東京国際フォーラム。
新しいアルバム「Dream & Fantasy」の発売に合わせ
6月から始まったアルバムタイトルと同名の全国ツアー。
今日はその追加公演、
かつ、東京の夏最後のコンサートになります。
会場は40,50代の夫婦でいっぱい。あとは女性二人組、髪が薄くなった親衛隊のオヤジさんも見かけました。
いやぁ、楽しかったですねぇ。
ディズニーランドで遊んで帰ってきた気分。
松田聖子、若い!!
ミッキーやミニーなどの
齢をとらないディズニーキャラクターのように感じられました。
いきなり銀ぎらのミニスカートで”Dancing Dancing!!"
続いて、白いお姫様ドレスで、大人の歌をしっとり歌う
かと、思えば、
後半は、客席と”赤いスイートピー”の合唱、
そして、ピンクのフリフリ姿で、往年のヒット曲を熱唱!!
聖子ちゃんも、早いものでデビュー35年目だそうで、
年齢を考えれば、ピンクのフリフリは、
”痛い”姿に映りそうなものですが、
全然違和感ない。
むしろ気持ちがいい。
楽曲もいいんですよねぇ。
多くがユーミン、大瀧詠一、財津和夫など
J-POPの巨匠が手掛けた名曲揃い。
アメリカンポップスの流れをくむ垢抜けたメロディーが
大御所歌手にありながちな”臭さ”を消し、
あくまでも、POP!!
ジャクソン5の「I'll Be There」のカヴァーも、
自然な流れの中での一曲になっていました。
そして、ヒット曲メドレー。
”夏の扉” は最強!!
♪フレッシュ!! フレッシュ!! フレッシュ!!
とにかく、可愛い!!
元気になりました。
聖子ちゃんは、完璧なアイドル です。