ヤングなでしこと”子”のつく名前 [雑感]
来年カナダで開催されるU-20女子ワールドカップの出場権をかけ
アジア選手権が中国で開催されました。
この大会で日本の”ヤングなでしこ”たちは4位にとどまり、
上位3チーム与えられるW杯の切符を逃してしまいました。
近年の日本の女子サッカーは、
トップチームの”なでしこ”が、2011年のW杯で優勝、昨年のロンドン五輪では銀メダル獲得
その下の世代である”ヤングなでしこ”も日本開催となったU-20女子W杯で3位入賞と
輝かしい結果を残し、順風満帆のように思えましたが、
今年に入り暗雲が立ちこめています。
”なでしこ”が東アジアカップの優勝を逃したのはまあ仕方がないとしても、
2020年の東京五輪で中心メンバーとなるべき”ヤングなでしこ”たちが、
世界と闘う機会を逸してしまったことは非常に痛い!
アジア選手権を、ローリスクで闘い ノーリターンになった吉田監督の責任重大。
どうすんだよっ!!
怒ってます。
で、ここからは余談です。
今回の”ヤングなでしこ” U-19日本女子代表メンバー、
猶本光を中心に田中美南など、いい選手が揃っていました。
で、彼女たちの名前を見ると、光、美南のほかに
萌維、杏也加、知佳、ねね、咲希、千沙、真代、梨紗、美穂、史織、瑠華、紗稀、美友香、美玖、里菜、香帆、綾香、唯、みずき、凛、彩華、唯、唯花、紗希、朱里、まりん、優、美紀、彩花、彩香、奈央、星、優希、美和。。。
かわいい女性アイドルグループみたいです。
そういう名前が多い世代かもしれませんが、
お分かりのように、「子」のつく名前がひとつもありません。
U-20日本女子メンバー
http://nadeshikojapan.jp/national_team/2012/u20w/player2013/
個人的には、やはり、
メンバーの中に、名前に”子”のつく選手がいてほしい!!
××子ちゃんは、21世紀に入り激減していると聴きますが、
芸能界、スポーツ界で大活躍の女性集団の中心には
不思議と“子”のつく名前の女性がいます。
モー娘全盛期の裕子さん
AKB48の敦子さん、優子さん、麻里子さん
NMBとSKEにも子がつく名前のメンバーがいますよね。
(ただし、HKTの今のチームHにはいません。)
ももクロの夏菜子さん
スポーツ分野では
昨年、W杯3位になったU-20のチームの中心には、田中陽子がいました。
ロンドン五輪の女子バレーチームにも、佐野優子、狩野舞子、江畑幸子
3人いました。
2011年の”なでしこ”W杯優勝メンバーは・・・・
出場時間は短かいが、矢野喬子さんがいましたよ。
決勝のPK戦で日本が決めたときの顔の筋肉すべてを使った歓喜のガッツポーズ!
抜群の存在感がありました。
こうしてみてくると、
”子”がつく名前の女性は、チームの芯となり、
そのチームを魅力的にしているような気がしてきません?
しない?
どうでもいい?
あ、そう
いいです。もともと根拠はないすから。
でも、ソチ五輪で旋風を起こしそうな、女子アイスホッケー日本代表には、近藤陽子、坂上智子の二人の“子”がいます。
また、日本の女子サッカーでも、姉たちの不振を尻目に
”リトルなでしこ” U-16日本女子代表チームは快進撃を続けています。
先日行われたアジア選手権では、北朝鮮にPK戦の末勝利しチャンピオンになりました。
来年3月コスタリカで開催されるU-17W杯での活躍が楽しみです。
スタメンには、
GKに松本真未子、FWに小林里歌子がいました。
他にもサブに、工藤真子、安部由希子、と子のつく名前の娘が4人も!!
この世代の女性の名前にしては“子”率が高い。
ちなみに、監督は高倉麻子さん。
2013 U-16メンバー
http://nadeshikojapan.jp/national_team/2012/u17w/player/
子のつく名前が古臭いなどと云うなかれ
今一番輝ける女性の名前かもしれませんよ。
駅のエスカレーターは歩いてはいけないか [雑感]
近年、エスカレーター歩行による事故が増えているそうです。
危険だから、エスカレーターの歩行を禁止しようとか、
あるいは片側を開ける習慣をやめようとか、いろいろな意見が見られます。
エスカレーター片側あけに賛否両論 (R25)
東京ではエスカレーターの左側に立ち、
右側を歩けるよう開ける習慣が定着しています。
この習慣は1970年代から始まったのではないですかね。
キッカケの一つが、1969年の千代田線新御茶ノ水駅の開業。
このとき、JR御茶ノ水駅に連絡する長いエスカレーターが話題になりました。
当時としてはあり得ない長さで、階段が併設されていないから、
急ぐ人はエスカレーターを歩いて上るようになり、
そのうちに右側を開けるようになった・・・
そんな記憶があります。
ちなみに私は、急ぐ時はエスカレーターを歩いています。
立っている人がいるときは、荷物がぶつからないよう
気を使って通っているつもりです。
下りは、階段があれば階段を下ります。
ただ、最近は階段が併設されていない駅が多いんですよねぇ。
たとえば、大江戸線の新宿駅。
京王新線から大江戸線に乗換えるためには、
一度階段を上り、ホームへの長い長~いエスカレーターを降りなければなりません。
階段が併設されていないので、
下からゴーーー!と轟音が聞こえると、
あ、電車がくる! と思わず歩いてしまいます。
確かに、この駅の下りエスカレーターは危険!
私は、このエスカレーター歩行の問題は、
歩道を走る自転車の問題に似ていると思っています。
基本的には、そこを歩いていい、走っていい、
というルールになっている以上、
ある程度のリスクは避けられないと思います。
では、そこを歩くな!走るな!と現実的にできるのか?
エスカレーター歩行問題の場合、
歩くならエスカレーターではなく階段を使え!
この意見には基本的に賛成です。
しかし、それはあくまでも階段が併設され、
高低差が大きくないエスカレーターの場合ですよね。
大江戸線の新宿駅のように、
階段が併設されていない場合は構造的に不可能です。
また、階段が併設されている駅でも、
改札口に近い側にエスカレーターが設置され、
階段を利用すると遠回りになっているケースが多いように感じます。
急ぐ人は階段を使うほうが早いよ、という構造にすべきです。
エスカレーターでゆっくり移動する人と、歩く人とを分離するとか、
歩く人は階段を使った方がメリットがあるとか
そういう構造にすべきなのではないでしょうかねぇ。
あとは啓発、というか教育
歩行者のいる歩道を自転車で走るとき、あんたどうしてる?
ぶつからないように気をつけて走るだろ?
エスカレーターで歩く時も、
ぶつからないように気をつけて歩けよ、
ぶつからないようにそーーーと通れよ
良識のない人間にも、
こういう考え方が常識として定着するよう
学校やメディアなど、みんなで努力していかないとダメでしょう。
エスカレーターを、歩くな!とか、
歩かせないようにしろ!とか
そういう意見は、気持はわかるけどちょっと違うかな?、
解決策にはならないのではないかと思います。