夏にタイ焼き [食べ物]
私、タイ焼きが好物です。
昔は、冬のお菓子でしたが、
最近は夏でも食べられます。
世の中にはグレートなタイ焼きハンターの方もいて、
ネットでそういうサイトも見かけますが、
私にはそんな甲斐性がないので、
どこかへ出かけたとき、タイ焼き屋さんがあると寄る程度です。
しかし、
最近は変なタイ焼きが増えてきましたね。
【小さい】
下の写真は、大宮駅で売っている「鯛プチ」
十勝あんの他、カスタード、チョコレート、マロン、レアチーズなど、
種類がいくつかありますが、やはりタイ焼きは餡子だ!
ということで、ためしに食べてみました。
16個525円。
これは、タイ焼きと思ってはいけませんね。むしろ人形焼き?
「金魚焼き」では不味そうだから鯛焼きに「プチ」をつけたのでしょうね。
別のお菓子です。
【四角い】
上野と御徒町の間のガード下、「神田達磨」のタイ焼きです。
餡子がたっぷり入って、生地も縁まで味わって頂戴、
ということでしょうが、
時間が経つと縁の部分がふにゃ~となるので、
持ち帰りには向きませんね。
【まん丸】
今年4月、東京駅の大丸地下にオープンした「鉄次」のタイ焼き。
こちらは、薄皮でカリッとしていて
家に持ち帰り、レンジでチンして食べても美味い。
そういえば、子供のころ、
こんな丸い小倉アイスがあったことを思い出しました。
でも、どこかしっくり来ません。
やはり
尻尾がないと鯛焼きを食べた気がしません。
タイ焼きは鯛の形をしているから鯛焼きの旨さがあると思うのです。
写真は、京王線下高井戸で食べた
「薄皮たいやき たんぽぽ」 のタイ焼き。
最近、オープンしたそうです。
こちらも黒ゴマとか数種類があります。
最近は餡子だけでは売れないんですかねェ??
形は鯛ですが、正統派という感じではありません。
タイ焼きは餡子と皮の旨さで勝負してほしい!!
こういう人間は古いのでしょうか?
電話 [音楽]
タイトルに××
今日のテーマは「電話」です。
私のおすすめは、倉橋ヨエコの「電話」。
彼女の最後のオリジナルアルバム「解体ピアノ」に
納められている歌で、ほとんどのオヤジは知らないと思います。
電話 (倉橋ヨエコ)
ちょうど1年前の7月20日。
倉橋ヨエコという天才アーティストが、
鶯谷「東京キネマ倶楽部」でのライブを最後に”廃業”してしまいました。
辛いとき、哀しいとき、
彼女の作品には、こういうとき発する心の叫びを
真っ直ぐに受け止め、明るく歌いあげ、昇華させてしまう
そういう力がありました。
この歌も、何気なく聴いて泣いてしまう人がいるそうで、
私も、電話にまつわる名曲の一つだと思っています。
さて、
先頃亡くなった忌野清志郎率いるRCサクセションの作品にも、
印象的な電話の歌がありましたね。
2時間35分(RCサクセション)
長電話は携帯電話が主流になった今でも親に叱られますが、
彼女の家にかけたら、電話口に親が出てビビったり、
親に話を聞かれないよう、十円玉をたくさん持って公衆電話へ行ったり、
置き電話の時代の若者は、苦労していました。
♪ポケットを探りやっと見つけた10円玉
かぐや姫の「アビーロードの街」の歌詞から感じるドキドキ感は、
今の子供達には理解できないでしょうね。
♪最後の電話を握りしめ・・・(帰らざる日々/アリス)
♪寝つかれぬ夜鳴り響く電話のベル・・・(告白/竹内まりや)
♪マリコの部屋へ電話をかけて・・・(悪女/中島みゆき)
♪君のテレフォンナンバー6700・・・へろう・・・(恋のダイヤル6700/フィンガー5)
電話の歌はいろいろありますが、
恒例により、タイトルに、電話、テレフォン、コール など
電話関係の単語が入る歌を集めてみました。
まだまだたくさんあると思いますが、抜粋してみました。
明治時代の大学 東京高等師範学校 [タイムスリップ]
100年前の東京の写真の現場へ行って、
タイムスリップを味わおうシリーズ。
前回の東京女子高等師範学校の続きです。
写真は明治末期の東京高等師範学校。
男子がおまけみたいになってしまいました。
現在はここ。
筑波大学の校舎があるところですね。
場所は、大塚のお茶の水大学の正門から、
春日通りを、南東へ歩いたところ。
名称が筑波大学になる前は、
東京教育大学と呼んでいました。
筑波大学が出来てから、
かつてのキャンパスの大半が教育の森公園になっています。
写真の当時の面影を探してみましたが、これといったものが
ないですね。
明治は遠くなりにけり。
明治時代の大学 東京女子高等師範学校 [タイムスリップ]
100年前の東京の写真の現場に行ってみようシリーズ。
最近は大学巡りをしていますが、
今回の写真は東京女子高等師範学校。
現在のお茶の水女子大学です。
場所は東京湯島、
正門から校舎を撮影したものです。
師範学校とは、教員を養成する学校です。
明治時代の師範学校は、1872年(明治5年)、
湯島聖堂内にあった江戸幕府官制の昌平坂学問所を引き継ぐ形で設立されました。
女子師範学校の設立は1875年(明治8年)、
一度、東京師範学校と統合しますが、師範学校が高等師範学校と尋常師範学校に改組されたのを機に、1890年(明治23年)に分離、女子高等師範学校となります。
1908年(明治41年)、奈良にも女子の高等師範学校が設置されたことから、
名称を東京女子高等師範学校に改めます。
写真はそのころのものと思われます。
この地は現在、東京医科歯科大学のキャンパスと付属の病院があります。
そびえ立っていますよ。
古い地図を見ると、この地には男子の東京高等師範の校舎もあり、
女子は入口が北側の本郷通り側になっていました。
とすれば、
この殺風景な車両出入口が現在の景色ということになるわけですが、
その後、検索してみたところ、
お茶の水女子大学のウェブサイトのデジタルアーカイブス
http://archives.cf.ocha.ac.jp/pic005_50kinen.html
に、当時の東京女子高等師範学校のキャンパスの遠景がありました。
こちらに掲載されている写真から推測するに、
写真の場所は、現在の東京医科歯科大学の正門から、
秋葉原方面へ100メートルほど行ったところ、
聖橋へ上がる階段の近くではないかと思われます。
現在、手前に駐車場の出口がありますが、この辺りでしょうか?
聖橋へ上がる階段のあるあたりは、高低差がありすぎるような気がします。
う~ん・・・わかりませんねぇ。
関東大震災で完全に倒壊してしまったということもあるのでしょう。
当時の面影を感じさせるものが見つかりません。
ちなみに聖橋が建設されたのは震災後、
1927年(昭和2年)だそうです。
こちらは、現在の東京医科歯科大学の正門。
それっぽいですが、写真の現場は、ここではありません。
東京女子高等師範学校は1932年に大塚に移転、
戦後、お茶の水女子大学となりました。
現在、「お茶大」といえば、丸ノ内線の茗荷谷駅から
北へテクテク歩いた場所にあります。
こちらも、今や歴史ある場所となりました。
(つづく)
Perfume ⊿ [音楽]
いまさらのPerfumeで恥ずかしいのですが、
彼女たちの二枚目のオリジナルアルバム 「⊿(トライアングル)」を聴きました。
感想を書いておきましょう。
Perfumeは、いまやライブチケットをめぐり壮絶な争奪戦が起きるほどの超人気者ですが、テレビ出演が少ないこともあってか、昭和時代から生きているオヤジたちの認知度はまだまだ低いですね。
Perfumeは、
名前は知っているけど、ハロプロの延長のようなガキっぽいアイドルだろ?
チャカポコのテクノは生理的に受け付けない!
生歌じゃなければ歌じゃない!
こういうバイアスのかかりやすいアーティストだと思います。
私も、「近未来アイドル」とか聴いて、スターボーかよ!
とマイナーなアイドルを思い出しましたが、
ずっと、「な~んじゃこりゃ」と思っていましたよ。
ところが、最近は彼女たちの魅力にすっかりやられてしまいました。
今回のアルバム「⊿(トライアングル)」は、
彼女たちをデビューから支える、中田ヤスタカのプロデュース。
収録されている全曲が彼の作品です。
彼の音楽は「新しい」と表現されますが、
私には80年代の香りぷんぷんの音楽に聴こえます。
「Dream Fighter」や「ワンルーム・ディスコ」を最初に聞いた時は、週末に「ベストヒットUSA」を観ていた時代、ジェネシスの「Invisible Touch」の間奏やバグルスを思い出しました。
「Night Flight」は、いやでもYMOの「テクノポリス」を連想させるし、
「I still love U」なんか80年代の歌謡曲でしょ。
しかし、面白い。
彼の作る楽曲はテクノにしなくても、ポピュラーとして普通に聴ける美しいメロディーラインを持っているので、何度聴いても飽きません。
実験的なこともやっていますが、Perfume World 全開で、
ファンにはたまらないアルバムでしょうね。
結構、癖になります。
Remember S.G.T. [雑感]
「もうすぐ都議会の選挙がありますね。」
「面白くなりそうですよ。」
「え!どうですかねえ。自民党も民主党も甲乙というより丙丁つけがたいという感じですよね。」
「新銀行東京の問題があるでしょ?」
「あ、忘れてました。そういえば、どうなっているんでしょう。新聞もテレビもダンマリを決め込んでいますよね。」
「でも、都民は忘れていませんよ。」
酒場のカウンターで隣り合わせた年配の先生とこんな会話をした翌日、
都議会選挙が告示されました。
投票日は7月12日。結果はどう出るでしょうか?
午前4時のモエヤン [ラヂオ]
眠りが浅く、変な時間に目がさめた。
時計を見たら午前4時だった。
数日前に買ったばかりのラジオのスイッチを入れる。
聞き覚えのある猫なで声、
椎名林檎の歌が流れている。
最新作「三文ゴシップ」から、
収録曲を連続でオンエアしているようだ。
椎名林檎は、この10年ですっかり垢ぬけてしまった。
昔から好きなアーティストだが、魅力だった危っかしさ、
面白さが半減してしまった気がする。
目を閉じてそんなことを考えていると、
ほどなく演奏が終わり、女性の会話に切り替わった。
テレビ局で茂木健一郎をみつけ追いかけたとか、
他愛のない話をしている。
緩いなァ。
一体、この緩さは何なのだろう。
でも、
悪くないかも。
朝っぱらから必要以上に明るい声を出される方が苦手だ。
テンションは適度に低い方がありがたい。
誰だろう?
そう思い、しばらく注意して聞いていると・・・・
チャイム?
モエヤン?
モ エ ヤ ン
そうかぁ、ヌーブラヤッホー!!かぁ。
お笑い番組に出演しているときのイメージとずいぶん違う。
埼玉のFMラジオ局、NACK5。
大野勢太郎のレッズファン向け番組があり、
レッズファンではないが、昔からよく聴いている。
「チャイム」は、午前3時から6時まで、
女性パーソナリティーが日替わりで担当する音楽番組。
http://chime.fm/contpgm2/w_main.php?oya_id=12
モエヤンは火曜日の真夜中。
彼女たちの舞台とは違う一面が垣間見えて面白かった。