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ガロのマーク [音楽]

12月になり、堀内護さんの訃報が入ってきました。

同僚のおねえさまに、
ほりうちまもるさんが亡くなったね」と伝えたら、
最初は 「え?だれ」という反応でしたが、

「ガロのマーク」と言ったら、
思い出してショックを受けていました。

ガロは、1970年代に活躍したフォークグループ
メンバーは(立ち位置左から)大野真澄、堀内護、日高冨明の3人

1972年「学生街の喫茶店」で大ブレークし、
その後「君の誕生日」「ロマンス」「姫鏡台」など、当時のヒットチャートを賑わせました。

70年代、フォーク、ロック のちにニューミュージックと呼ばれるようになりますが、
この手のジャンルのアーティストの間では
テレビ出演拒否が流りでした。

そんな中、ガロは演歌歌手に混じって
テレビの音楽番組で積極的に露出し、
ポピュラーな人気を獲得していました。

中でも中性的なイメージがあった
マークこと堀内さんは特に女性の人気が高かったですね。

音楽スタイルは、当時米国で人気のフォークロックグループ
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y)の模倣と言われ
当時のロック小僧の間での評価は必ずしも高くなかったと記憶しています。

しかし、40年の時を経て、いま聴く彼らの作品は、
やさしく、実に心地いいものになっています。

数年前、記事にしましたが、
仲間内で「ガロ再発見!」みたいな話になったこともありました。

⇒ 一枚の楽譜

人気者につきもののさまざまなプレッシャーの中
トミーこと日高さんが早くに他界してしまい、
ステージに3人がそろう可能性は
とうの昔になくなっていましたが、

今年は赤い鳥の山本さん、
はっぴいえんどの大瀧さん
そしてガロの堀内さんが亡くなり…

時代が変わったというか
何か淋しいものがあります。

♪花屋の窓をのぞいてみたら
季節がいつしか変わってた

(「散歩」より)

ご冥福をお祈りいたします。

合掌

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