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錦帯橋 [旅行]

錦帯橋です。

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前の記事「安芸の宮島」の続きです。

東京へ帰る日、
時間があったので岩国まで足を延ばしてみました。

広島駅から、山陽本線で50分。
岩国駅からバスで約20分。

錦帯橋バスセンターで下車すると、
橋がもう目の前に見えます。

ちなみに、駅前のバス乗り場で、
錦帯橋までの往復のバスチケット、錦帯橋の通行券、
ロープウェーのチケットなどがセットになった
お得なチケット(大人1150円) が販売されています。

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錦帯橋については、
社会科の教科書などで知ってはいましたが、
関東の人間は、よほどの旅行好きじゃないと
ここまで来る機会はなかなかありませんねぇ。

折角の機会なので、錦帯橋について少しお勉強。

えーーーと、

遡ること約350年、

当時、岩国城と城下町との間を流れる錦川は、
たびたび洪水が起き、そこに掛る橋が流失することが多かった。

そこで、なんとか洪水でも流されない橋は造れないものかと
思い悩んだ時の岩国領主 吉川広嘉が、
各地の橋を調査しました。

その結果、杭州 西湖にある橋をもとにした
アーチ橋を造るのがよかろう、ということとなり
1673年、5連のアーチ橋が完成しました。

翌年、一回流失しまするが、土台を強化し、
以後276年間、橋が流されることはなかった。

うーーむ
先人の知恵は大したものです。

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錦帯橋は、ただ丈夫なだけではなく、
その5連アーチの美しい姿から

日本三大名橋の一つ、と呼ばれているそうです。

ちなみに、残り二つは日本橋と長崎の眼鏡橋のようです。
知らなかったぁ。

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町人の町から、橋を渡り、
武家屋敷ゾーンに入ると、

なぜか、佐々木小次郎の銅像が。

佐々木小次郎は毛利藩に仕えた剣客。

このあたりで、「燕返し」の練習をしたということらしいのですが、

ほんまかいな?

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山城、岩国城

次は、あそこを目指します。

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またまた、ロープウェー待ちの行列。

行楽シーズン、ロープウェーのある観光地で
現地で時間を有効に使いたかったら、
現地へ早めに行き、まずロープウェー乗り場へ直行する。

これが鉄則ですね。

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山頂へ到着!
岩国城が築城されたのは1602年ですが、
現在は鉄筋コンクリートのビルになっています。

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これが、領主さまの眺め。

おお、今朝は水かさが減っておるな。

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錦帯橋をたくさん人が渡っておるぞ。

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麓へ下りて、吉香公園内で飼育されているシロヘビ君観察。

ここのシロヘビは、
アルビノ種ではなく、遺伝的なものだそうですね。
岩国周辺だけに生息しているということです。

知らなかったので、驚きました。

白いと目立つし、捕獲されやすいので、
人間が保護しないと、絶滅してしまうようですね。
まるで、お蚕様みたいです。

爬虫類はどちらかといえば苦手ですが、

こいつはよく見ると顔がかわいい。

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隣の岩国徴古館。

錦帯橋の模型や吉川家の史料が展示されています。
庭の牡丹が満開でした。

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そして、お楽しみの腹ごしらえ。
錦帯橋の入口に店を構える、しろたやさんで
岩国寿司を食べました。

岩国寿司は、もとはお殿様の食事だったそうです。

錦糸卵に蓮根、
野菜中心でヘルシーです。

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お土産屋さん。

一番人気は、錦帯せんべいですかね。
これって、瓦せんべいですよね。
食べなくても、味が想像できます。

島耕作バス?

岩国は作者の弘兼憲史さんの出身地です。
どういうバスか、観たかったなあ。

他に岩国出身の作家
宇野千代ゆかりの地が、目につきました。

島耕作はまだまだ控え目です。

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錦帯橋

東京から少し遠いけど、
一度行ってみる価値はあるな、と思いました。

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安芸の宮島 [旅行]

ゴールデンウィークの宮島です。

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ネットで、原爆ドームから、宮島へ船で行く、
「世界遺産航路」というのを見つけたので、

宮島へは、これで行くことにしました。

どこも人人人。
宮島口からフェリーで渡るより
かなり割高になりますが、
折角の旅行ですから、
快適な方がいいでしょう。

元安橋のたもとの船着場から乗船し、

 ♪ 二股じゃけん 相生橋ゃぁ思案橋

の下をくぐり、Uターンするように、
本川をゆっくりと南下。

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海へ出たところで、
一気にスピードを上げ、
宮島へ到着。都合50分です。

退屈しないし、楽ちんでしたが、
窓が小さく、船内の開放感がないのが残念でした。

もっと外の景色が見える船だとよかったのですが、
まあ、こんなもんかな。

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島へ上陸。

早速、厳島神社を目指します。

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