愛の園 [音楽(愛の××)]
今年の12月で還暦をお迎えだそうです。
でも、お若い。
愛の園 / 布施明 #7
1968年の作品です。
♪ どこに~どこにあるの~ 愛の園
二人~二人だけの~ 愛の園
古い歌ですけど、そこのお父さんとお母さん!
思い出しましたかぁ?
頭を七三に分けた布施明の歌う姿を「シャボン玉ホリデー」で見た記憶があります。
私が子供の頃は紅白歌合戦の常連でしたね。
1968年には、この「愛の園」で2回目の紅白出場を果たしていますが
なんと言ってもハイライトは70年。
「愛は不死鳥」を歌ったときの衣装です。
広げた両手のその下に白いタンザクひ~らひら
もちろん、不死鳥の羽をイメージしたものだったわけですが、
当時強烈なインパクトを残しました。
翌日、元旦の寄席番組で桂三枝など芸人がみんなネタにしていたほど。
このステージが後の小林幸子や美川憲一の派手な衣装(装置?)対決への伏線になったのではないでしょうかね。
70年代に入り、過去の人になりつつあった布施さんは、
73年の「甘い十字架」のヒットで復活します。
翌年「積木の部屋」、75年はご存知「シクラメンのかほり」。
その後も、「傾いた道しるべ」「陽ざしの中で」「落葉が雪に」「君は薔薇より美しい」
ニューミュージック台頭の流れにも乗りヒットを連発しました。
アイドル全盛時代に貴重な大人のポップシンガーでした。
「でした。」 と書きましたが、もちろん今も健在。
最近では、映画「ラヂオの時間」のプロデューサー役が印象的でした。
(最近でもないっすかね?)