風をよめない番組 [テレビ]
今年のJリーグ、ナビスコカップの決勝、
ガンバ大阪が川崎フロンターレを破り、初優勝。
両チームとも攻撃的で、
前へ前へと勝負する気持ちが感じられるいいゲームでした。
国立競技場の観衆は41569人ですか。
テレビの画面からはもっと入っているような感じがしましたね。
両クラブには失礼ですが、
対戦カードの割によく入ったなぁという印象です。
最近、浦和レッズのACL決勝進出で、
サッカーのクラブの時代到来を謳う気の早い記事も見かけますが、
この、国立競技場の盛り上がりを見ていると
まんざら、見当違いでもなさそうです。
そんなゲームのあった翌朝、
ぼけた頭で、TBSの「サンデーモーニング」を見ていました。
ご老人二人の「喝」のコーナーが嫌いではないので、
昔から習慣的に見ている番組です。
もともと、この番組のスポーツコーナーは、
野球しか興味がないようなオヤジ向けですが、
この日はナビスコカップの「ナ」の字もない。
では、サッカーの話題はなしかといえば、そんなことはなくて、
海外のオウンゴール特集です。
「白が入れちゃいました。」
「サッカーはこういうの(オウンゴール)が多いですね」
「喝だ!」
どうでもいいじゃん、こんなの。
昨日の好ゲームに”あっぱれ”をやってほしいね。
どうせなら、一切サッカーのことは話題にしない、というスタンスにしてよ。
野球もサッカーも好きなオヤジはむしろ不愉快です。
報道番組のクセに、何が重要なのか、という視点がないと思いますね。
ついでに言うなら、
オリンピックの出場がかかっているバレーボールの話題もない。
どちらも放映権を持っているのがフジテレビだからですか?
重要なことが報道されず、どうでもいいことを強調する。
スポーツに限ったことじゃないんだけど、
これだから、みんながテレビの報道番組をバカにするんだよ。
ほんと、風をよめない番組です。