愛のプレリュード [音楽(愛の××)]
愛の●● (連体修飾語のタイトル・コレクション)
というわけで、
愛の連体修飾タイトル・コレクションの#1は、カーペンターズの曲を選んでみました。
愛のプレリュード
We've Only Just Begun / Carpenters
1970年10月、ビルボード誌では2位を記録した大ヒット曲です。
スリードッグナイトの「オールド・ファッションド・ラブソング」の作曲者としてお馴染みのポール・ウィリアムスの作品です。
たしか、「遥かなる影(Close To You)」 が全米No1を記録し、次の楽曲を探しているとき、兄のリチャードが銀行のCMソングだったこの曲を気に入り、ポール・ウィリアムスにカヴァーしたいと申し入れた、と聞いています。
We've Only Just Begun = 私たち(の愛)はいま始まったばかり
この歌詞の内容から、「前奏曲=プレリュード」という言葉を持ってきて、邦題を「愛のプレリュード」 としたセンスはみごとです。
リチャードのアレンジも素晴らしい。
日本では、「イエスタデイ・ワンス・モア」や「トップ・オブ・ザ・ワールド」の方がベタですが、カーペンターズの今の地位はこの曲が築いたといっても過言ではないと思っています。
ときどき、癒されたくて無性にカーペンターズの音楽を聴きたくなることがあるんですよね。
傍目には、幸福なアメリカの兄妹に見えていただけに、カレンの突然の死はショックでした。
ちなみに、ホンダの「プレリュード」が発売されたのは1978年だそうです。
70年に「プレリュード」が走っていたらこの邦題をつけただろうか?