愛の残り火 [音楽(愛の××)]
1980年代は、音楽が音だけから映像つきに変わった時代でした。
この曲を最初に視聴したのは、テレビ朝日の小林克也MCの名番組「ベストヒットUSA」だったと記憶しています。
毎週土曜日は、この番組で洋楽のプロモーションビデオ見るのが楽しみでした。
愛の残り火 #3
Don't You Want Me / The Human League
ヒューマンリーグは、1977年イギリス・シェフィールドで結成されたテクノポップグループです。
一度メンバーの脱退によりバンドが分裂。
80年に、残ったフィル・オーキーとエイドリアン・ライトが中心となり、シンセサイザープレイヤーとベース、2人の女性ボーカルを加え6人組で再スタートしてから大成功しました。
この「愛の残り火」は、セカンドアルバム”Dare”からのシングルカットで、アメリカ ビルボード誌で1982年7月3日から3週間、No1を記録してします。
リーダーのフィル・オーキーは楽器が弾けないボーカリスト、女性ボーカルの二人はディスコで踊っているところをスカウトした高校生。
それだけに歌がシロウトっぽくてうまくない。
でも、かえってそれが新鮮に聞こえました。
彼らの売りだったシンセサイザーの電気的な音とリズムは、
今聞くとゲーム機の音みたいで古臭く感じますね。
あと、ファッションのことはよくわかりませんが、「ニューロマンティック」ってやつですか?
スーツを身につけた男が口紅塗ったり、派手な格好したり、こういうのが流行っていました。
思えば日本もバブルへまっしぐらだったし、時代の変化を感じますねぇ。
俺が欲しくないのかい?
俺に会いたくないなんて信じられな~い。
俺が必要ないなんて信じな~い
歌詞は、現実が理解できない自惚れ男の歌
「愛の残り火」というタイトルは、ちょっとキレイすぎるかな?