愛の航海 [音楽(愛の××)]
愛の航海 #10
Rock The Boat / Hues Corporation
「愛の航海」は、1974年7月に全米No1になった大ヒット曲です。
ヒューズ・コーポレーションは、カリフォルニア出身の黒人トリオ。
”ヒューズ”は綴りは違うが、アメリカの大富豪ハワード・ヒューズから取ったそうです。
74年頃のアメリカはソウルミュージックのブームでしたね。
テレビショーの「ソウルトレイン」が人気で、軽くて聴きやすいダンスナンバーが多く登場してきました。
そういえば、タモリ倶楽部で「SOUBU TRAIN」というコーナーがありましたね。
黄色い電車のアニメタイトルで始まり、タモリがドン・コーネリアスに扮して司会。
そんな記憶がありますが、タモリ倶楽部は80年代に始まった番組ですよね。
妙に時代が一致してしまっています。
74年当時は、ラジオ関東の「全米TOP40」を毎週聴いていたので、洋楽のヒット曲はよく覚えています。
この年は全米NO1ヒットが36曲もあったことでわかるように、毎週のようにトップが入れ替わっていました。あと、Rock Your Baby,Rock Me Gently,Rock And Roll Heaven とかRockで始まる大ヒット曲が多かったです。
まあ、どうでもいいことですが・・・。
ちなみにアメリカでこの曲がNo1になっていたとき、
日本ではこんなベスト3でした。
3位:ひと夏の経験(山口百恵)
2位:うそ(中条きよし)
1位:激しい恋(西城秀樹)
このシリーズも
♪やめろといわれても パラパラララパーラパーラ
今では遅すぎた パラパラララパーラパーラ
というわけで、まだまだ to be continued
愛の水中花 [音楽(愛の××)]
♪おーつか愛 い~じま愛 バッタリ会い にらみ合い
すいませ~ん m(__)m
”愛の”連体修飾タイトルコレクション
飛ばしすぎで少し息切れしてきました。
この歌、替え歌を作りやすいんです。
正しくは
♪こーれも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛
愛の水中花 / 松坂慶子 #9
きれいな人ですよねぇ。
最近は貫禄が出てきましたが。
「愛の水中花」は、1979年、
松坂慶子主演、五木寛之脚本のドラマ「水中花」の主題歌です。
バニーガール姿が色っぽかった記憶があります。
79年のヒット曲といえば、
君は薔薇より美しい、アメリカンフィーリング、魅せられて、燃えろいい女・・・
化粧品などCMとのタイアップが多かった。
あと、TBSの「ザ・ベストテン」で歌うアーティストの姿が脳裏に浮かびます。
テレビの音楽番組の全盛時代でした。
79年は、
日本シリーズの江夏の21球、
スリーマイル島原子力発電所で放射能漏れ事故
イギリスでサッチャー首相就任
韓国では朴大統領暗殺、
大平総理があ~う~
ソニーがウォークマンを発売・・・
もう古い歌なんですねぇ。
レッズ、アジア制覇☆サッカーの熱い8日間 [スポーツ]
浦和レッズ!!
アジア制覇おめでとうございます!
埼玉スタジアムでの、ACL決勝セパハン戦。
結果的に2点差がつきましたが、本当に厳しいゲームでした。
浦和 2-0 セパハン
過密スケジュールの影響でしょう。
レッズの選手は相当疲れていましたね。
運動量が落ちた後半、ピンチの連続でハラハラしました。
私の知っている東京サポーターは、先日のACL準決勝、城南一和戦で生まれて初めて浦和を応援したと言っていましたが、私も似たようなものです。
永井の先制点で思わず「よっしゃー!」とガッツポーズをしてしまいましたが、
今夜は特別。
素直に魂のサッカーに感動しました。
選手入場のときの、バックスタンドに作った巨大な白い☆。
どこかの独裁国家を連想させられて、かなり違和感がありましたが、まあいいでしょう。
埼玉県のシンボルマークじゃ複雑すぎるもんな。
浦和の2点目は、セパハンのGKのミスでもらったコーナーキックがキッカケでしたが、
これはサポーターの力の大きさを感じさせられました。
テレビ朝日の角澤アナと松木の最凶実況コンビは、
「絶対に負けられない戦い」の鼻白むフレーズを自粛していましたが、あの
「ウワー!!」 という松木の悲鳴はなんとかなりませんかねぇ。
心臓に悪いです。
角澤アナの実況も、相変わらず突っ込みどころ満載でした。
前半40分、
川添 「角澤さん、ラスト5分です。」
角澤 「ああ残り5分、残り5分という、いま、川添さんの情報がありました。」
て、角澤くん
その情報
テレビの前の全員が知っとるわい!
さて、今日からサッカーの熱い8日間が始まりました。
Jリーグも熱い!
18日は浦和がJ1優勝を決めるかもしれないし、
J2では札幌もJ1昇格を決めるかもしれない。
北京五輪のアジア予選も大詰め!
17日、21日はU-22日本代表がベトナム、サウジアラビアと対戦します。
間違いなく厳しくて苦しい戦いになります。
熱い8日間は心臓に悪い8日間。
でも、その初日、日本のクラブがアジア王者になったのは幸先がいい。
この勢いでいきましょう!
愛の別れ道 [音楽(愛の××)]
アダルト・コンテンポラリー・ミュージックという言葉はもう死後でしょうか?
最近の新しい音楽は子供向けで、大人は昔の歌ばかり聴いているような気がします。
ブレッドは70年代、そのアダルトなロックグループの一つでした。
愛の別れ道 #8
Baby I'm A Want You / Bread
「愛の別れ道」が米国でヒット曲したのは1972年。
時期的にはカーペンターズがブレークした時期と重なります。
ソフトロックとも呼ばれた彼らの音楽は、当時かったるく感じましたが、今は癒されます。
全米No1になった「二人の架け橋(Make It With You)」、「涙の想いで(Everything I Own)」、「灰色の朝(Dismal Day)」「イフ」「ギターマン」「スウィート・サレンダー」など名曲揃いです。
記録によれば、73年に解散し、76年に一時的に再結成。
中心メンバーのデヴィッド・ゲイツはソロになってから、
映画「グッバイ・ガール」の主題歌をヒットさせました。
ニールサイモン原作の「グッバイ・ガール」
どしゃぶりの雨の中、
リチャード・ドレイファスが公衆電話をかけるラストシーンが良かったなぁ。
携帯電話が当たり前になっている今の子供たちには、
ピンと来ないかもしれませんね。
愛の園 [音楽(愛の××)]
今年の12月で還暦をお迎えだそうです。
でも、お若い。
愛の園 / 布施明 #7
1968年の作品です。
♪ どこに~どこにあるの~ 愛の園
二人~二人だけの~ 愛の園
古い歌ですけど、そこのお父さんとお母さん!
思い出しましたかぁ?
頭を七三に分けた布施明の歌う姿を「シャボン玉ホリデー」で見た記憶があります。
私が子供の頃は紅白歌合戦の常連でしたね。
1968年には、この「愛の園」で2回目の紅白出場を果たしていますが
なんと言ってもハイライトは70年。
「愛は不死鳥」を歌ったときの衣装です。
広げた両手のその下に白いタンザクひ~らひら
もちろん、不死鳥の羽をイメージしたものだったわけですが、
当時強烈なインパクトを残しました。
翌日、元旦の寄席番組で桂三枝など芸人がみんなネタにしていたほど。
このステージが後の小林幸子や美川憲一の派手な衣装(装置?)対決への伏線になったのではないでしょうかね。
70年代に入り、過去の人になりつつあった布施さんは、
73年の「甘い十字架」のヒットで復活します。
翌年「積木の部屋」、75年はご存知「シクラメンのかほり」。
その後も、「傾いた道しるべ」「陽ざしの中で」「落葉が雪に」「君は薔薇より美しい」
ニューミュージック台頭の流れにも乗りヒットを連発しました。
アイドル全盛時代に貴重な大人のポップシンガーでした。
「でした。」 と書きましたが、もちろん今も健在。
最近では、映画「ラヂオの時間」のプロデューサー役が印象的でした。
(最近でもないっすかね?)
愛の聖書 [音楽(愛の××)]
歌っているのは男か女か?
69年ごろ、ラジオの深夜放送で話題になった曲がありました。
それが、このクリス・モンテスの「愛の聖書」です。
愛の聖書 / クリス・モンテス #6
Nothing To Hide / Chris Montez
クリス・モンテスは1943年、ロサンゼルス生まれ。
62年に「レッツダンス」がヒット。
米国ではそこそこ有名な歌手だったそうですが、
日本で知られるようになったのはこの曲から。
どこかで聴いたことがあるメロディー。
そうです。この曲、辺見まりの「経験」とよく似ているんですよねぇ。
→ ここで試聴できます。
60年代の日本のポップスは、海外のヒット曲に日本語の歌詞をつけたカヴァーが中心でした。
70年代に入ると、歌謡曲もオリジナルが当たり前になりますが、
今度は海外の曲からイントロやメロディーの一部をパクッたオマージュした作品がたくさん作られました。
南沙織の「純潔」は、ヴァン・モリソンの「ワイルドナイト」のイントロそっくりだし、
麻生よう子も「逃避行」は、ジョニ・ミッチェルの「サークルゲーム」のメロディー。
石野真子の「日曜日はストレンジャー」のイントロが、フォートップスやKC&サンシャインバンドが歌った「セイムオールドソング(It's The Same Old Song)」とソックリなのは悪いシャレかと思いました。
とにかく、数え上げればきりがない。
あっ!またやったな、という感じでした。
村井邦彦も筒美京平も都倉俊一も例外なし。
洋楽の模倣はJ-POPの歴史そのものと言っていいかもしれません。
愛のメモリー [音楽(愛の××)]
こんな松崎しげるはいやだ!
うらなり美白の松崎しげる。
やっぱり、顔は日焼けしてなきゃぁ。
こんな松崎しげるはいやだ!
ややこしい理屈をこねる松崎しげる。
わかりやすいキャラじゃなきゃぁ。
こんな松崎しげるはいやだ!
座布団運びをしながら交通標語を言う松崎しげる。
それは松崎しげるではなくてぇ、
松崎まことだぁ!!
って、古いですか?
愛のメモリー / 松崎しげる #5
松崎しげる、1949年生まれ。
血液型はなぜかAB型。
「愛のメモリー」は、愛の●●シリーズの中で、もっともベタな曲の一つでしょう。
とはいっても大ヒットしたのは1977年。
もう30年前です。
当時、FM東京をよく聴いていましたが、「ひとつぶの青春」だったかなぁ?
グリコ提供の番組で「愛のメモリー」がしつこいほどCMに使われていたので
メロディーが耳タコになっていました。
今でも、ディナーショウのキングと呼ばれ精力的に活動しているそうですが、
この人ほど病院の待合室が似合わない人もいませんね。
いつまでも元気に歌っていてほしいと思います。
愛のかたみ [音楽(愛の××)]
♪愛のかたみはみんなみんな捨てたはずだけど~
肩を寄せ合った二人の写真・・・・
「愛のかたみ」は、チューリップのアルバム「無限軌道」に収められている一曲です。
愛のかたみ / チューリップ #4
チューリップを有名にしたのは、1973年の「心の旅」です。
34年も前のヒット曲ですが、今では歌詞カードがなくても、みんなが歌えるスタンダードナンバーになりました。
「無限軌道」は1975年、財津和夫がクリエイターとして一番乗っていた時期に発表されたアルバムです。
彼らは、デビュー当時から、ビートルズへの意識が過剰だとよく言われていました。
このアルバムにも「おいらの旅」「一人がいいさ」など、ビートルズの知っているナンバーを連想してしまう曲がいくつか収められています。
しかし、それを差し引いても、ロングヒットとなった「さぼてんの花」、あべ静江がカヴァーした「私は小鳥」、ポップな「もしも僕が」など、このアルバムは秀作揃いです。
中でも私一番のお気に入りは、「愛のかたみ」です。
イントロなしの唐突な歌い出しは、やはりビートルズの影響でしょうね。
男の未練を美しいメロディーに乗せストレートに歌い上げている。
気持ちの高ぶりが曲の流れとうまくマッチしているし、聞き応えのある名曲だと思います。