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西表島 仲間川クルーズと水牛車の由布島 [旅行]

那覇から石垣島へ、飛行機で移動しました。

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地理に疎い人は、
石垣島も同じ沖縄、那覇のすぐ近くにあると考えがちですが、
とんでもない!

東京と大阪くらい距離が離れています。、
飛行機に乗っても1時間、

石垣空港では、島の英雄、
具志堅用高さんがお迎えしてくれました。

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ホテルで一泊し、翌日

西表島行きのツアーに参加しました。

朝、高速船で石垣港を出港

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波が高いという予報があったので、
沖縄のタクシーの運転手さんのアドバイス通り
船の後方の席につきました。

前の方は揺れが大きいので、船酔いしやすいそうです。

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石垣島の西に、
世界有数のサンゴ礁が広がっているのは知っていましたが、
石垣島へきて、驚いたのは海の色です。

天気は雨なのに、船の窓から見える海が青い。

そんなことも知らなかったのか
とおっしゃられる方もいらっしゃるかもしれませんが、

房総半島をいくら南へ向かっても、
空が曇っていれば、海の色はグレーです。

そういう常識が覆されます。

そんなことを考えながら、40分ほどで、
西表島の大原港に到着

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ここで、船を乗り換え、

仲間川クルーズのツアーに加わりました。

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仲間川は、長さ13.5キロの短い川ですが、
河口付近の川幅の広さは、
本州の一級河川に引けをとりません。

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川の両岸は、マングローブの木々に覆われ、
森が水に浮かんでいるかに見える景色は

まさに、ジャングル。

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ユーモアを交えたガイドさんの説明も、
ジャングルクルーズ系。

もしかして、
ディズニーランドで働いていたことがあるのではないか
などと、邪推してしまいました。

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この日は、風のない過ごしやすい日でしたが、

台風シーズンの西表島は
半端じゃない強さの風が吹くそうで、

倒れている木は、その爪あとでしょうね。

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仲間川は、高低差が少なく、
流れがゆっくりです。

ゆるやかな流れのまま、船の折り返し地点に到着。

あれ、上流に滝がなかったっけ?
滝があるのは、島の反対側の浦内川のほうで、
仲間川の方から滝を見るためには、
一度下船して、ジャングルの中に踏み込んでいかないとだめだそうです。

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折り返し地点で一度下船

ここには、船着き場から歩いて1分ほどのところに
日本最大級のサキシマスオウの木がありました

樹齢推定350年、高さ18mの巨木

大きな板根が特徴です。
とりあえず、この木が
仲間川観光の目玉の一つになっているようです。

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後は、山の中腹にあるヤエヤマヤシの群生

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横着な観光客向けのツアーだから
仕方がないんすけど、
マングローブばかり見ていると少し飽きます。

動くものはないかと、
川岸を目を凝らして見ていましたが、動物類はおろか、
鳥もほとんど見かけませんでした。
サギがいたくらいかな。

代わりに見せていただいたのが、
巨大な西表島のシジミの貝殻。

デカイ!! 

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それにしても、子供の頃の西表島といったら、

日本には珍しい密林があって、
マラリアなどの病気の危険がある
日本の秘境、探検する場所というイメージでしたね。

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それが、今は、マラリアが撲滅され
気軽に訪れることができる観光地となり
熟年夫婦が、のんびりカヌーを漕いでいる
その場所に自分がいる

昔は想像もつきませんでしたよ。

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船を降り、今度はバスに乗り

次の観光地、

由布島へ向かいました。

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バスで移動する途中、
カンムリワシに遭遇しました。

ラッキー!!

なかなか、精悍な面構えをしています。

でも、この鳥のどこが
具志堅さんに似ているんでしょうかねぇ?

もっとも、いまの具志堅用高のイメージではないでしょうが。。。

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由布島は周囲2キロほどの小さな島です。

1969年の台風で、壊滅的なダメージを受けた後、
唯一残ったご夫婦が、島を楽園にしようと
ヤシの木や花を植え、現在に至っているそうです。

由布島と西表島とを隔てる海は、
満潮時でも1メートルほどの深さしかなく
大人が歩いて渡れますが、
現在は、観光用の水牛車が利用されています。

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で、この水牛

性格がおとなしいし、人の言葉がわかるし、
自分の仕事をきっちりと理解している。
びっくりするくらい賢い。

感心するとともに、
水牛が可愛くなってきます。

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島の中は、ちょっとした植物園になっています。
ブーゲンビリアの温室などがあります。

毎年、台風は来るし、
メンテナンスが大変でしょうね。

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由布島の東側の海岸からは、対岸の小浜島が臨めます。

ここの海も遠浅です。

ドラマ「ちゅらさん」の主人公たちが植えたガジュマルの木は
ちょうど写真の丘の上にあったのですが、
今は無くなってしまったそうですね。

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休憩中のリュウキュウイノシシ

食べられちゃうのかなぁ?

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穏やかな目をした水牛は、
まるで哲学者のようです。

彼らに会いに来るだけでも、
由布島に来る価値がありそうです。

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それにしても、

マングローブに覆われたダークグリーンの西表島と、
珊瑚礁に囲まれたコバルトグリーンの石垣島
すぐ近くにある二つの島で
なぜ、こんなに違ってしまったんでしょうかねぇ

不思議です。

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