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ババアとハケン [雑感]

今朝(1月7日)の読売新聞のテレビ欄にこんな投書が載っていました。

60歳の女性からのもので、要約すると

クリスマスの日に放送される小田和正の「クリスマスの約束」を
毎年心待ちにしているが、今年は途中でテレビを消した。
愛と平和を歌う小田さんの口から出たババア発言が嫌だった。
「ババア」で笑えるのは毒蝮三太夫と綾小路きみまろだけだ。

「クリスマスの約束」を私も観ていました。
番組恒例、小田さんがツアーで行った先での「ご当地紀行」のビデオ。
小田さんがオバチャンの一団の遭遇し、
その厚かましさに「ババア」と発言したことを問題にしているのでしょう。

毒蝮ときみまろだけババア発言を許すというくだりとか、
ネタかと思いましたが、
「同様の投書8通」と書いてあるところを見ると、
不愉快に感じる人がたくさんいたのでしょう。

googleで検索したら、すでに物議を醸していたようで、
ババア発言についての記事がたくさんでてきました。

私は、毎回大笑いしながら見ています。
「ご当地紀行」の小田さんは、毎回毒吐きまくりで、
この投書の人物には「去年はどうしたんですか?」
と突っ込みを入れたくなりました。

要するに正直な感想を述べただけで、
少年がそのまま還暦のジジイになったような
むしろ純粋さがあっていいと思いますけどね。

甘い声で歌う姿と、口の悪いジジイとのギャップの大きさに
ショックを受ける気持ちもわからないではありませんが、

こんな言葉狩りのようなことはやめて、
鷹揚に構えてほしいものです。

だからといって、「ババア」発言封印なんてしないでほしいですね。

『「でももうババアはいらない」 あっババアじゃなくて花だった。でも、これは康さんの作品ね。

くらい毒を吐いてほしいけど、無理でしょうねぇ。


私はむしろ、

最近テレビから聞こえる「ハケン」という言葉が耳障りで仕方ありません。
言葉の使い方が不愉快なんです。

派遣切り、派遣村、犯人は派遣社員の××。。。

派遣村、
なぜ「派遣村」という名前なんですか?

ボランティアの人たちには頭が下がりますが、
周囲に政治利用しようとする人たちが群がっていて、
素直に受け入れられません。

”犯人は派遣社員の××”
何か事件が起きると、「ハケン」と一括りで報道するメディアにも
不純な意図を感じてしまいます。

粋より無粋、純より不純

小田さんも大変だなあ。


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