ツマグロヒョウモンとオオスカシバ [自然]
長く東京に住んでいますが、
最近、子供のころ見かけなかった虫がよく飛んでいます。
神田川沿いでよくみかけるツマグロヒョウモンもその一つ。
昨年、数が減ったような気がしていましたが、
今年はたくさん飛んでいます。
もとは、本州の南西部に分布する蝶でしたが、
近年、生息地域が北上しているそうです。
東京でも、すっかり見慣れた蝶になっています。
以前、都会の蝶々☆銀裏筋豹紋という記事で、
tsukikumoさんからコメントで、
同種の分布地域が北上している原因として、
地球温暖化やこの蝶が好むスミレ類の花が
多く栽培されるようになったことが影響しているのではないかと
言われていると教えていただきました。
私は未だに雄と雌の区別がよくつきません。
下の写真は産卵期のメス・・・かな?
そのツマグロヒョウモンを撮影していたら、
変な虫を見つけました。
以前から、ときどき見かけましたが、
蜂なのか、蛾なのか、一体何なのか?
わからないまま、ずっと頭にひっかかっていましたが、
最近になって、オオスカシバという蛾だと知りました。
こちらも南の方に分布する虫だそうです。
やはり、ツマグロヒョウモン同様、北上してきているのかな?
こんな虫、子供の頃はいませんでしたよ。