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新橋・汐留(下) [タイムスリップ]

♪汽笛一声 新橋をはや我が汽車は離れたり

昔、鉄道唱歌を66番まで歌えるキッズがいたっけ。タイムスリップ・定点比較シリーズ、今回は汐留です。

写真は、明治時代末期の(旧)新橋停車場。鉄道唱歌に出てくる新橋はここのことです。現在の新橋駅の東、長く貨物専用の汐留駅があった場所です。

 

こちらが2007年の旧新橋停車場。高層ビルの谷間です。

     

旧新橋停車場は1872年(明治25年)に開業し、1914年(大正3年)の東京駅開業まで東海道本線の起点でした。その後、荷物・貨物専用の汐留駅として1986年(昭和61年)まで営業していました。

1996年(平成8年)に「旧新橋停車場跡」として国の史跡に指定され、2003年(平成15年)には停車場のあった場所に駅舎が再建されました。以上、受け売り。

          

展示室は入場無料ですが撮影禁止。中にビヤレストランの「銀座ライオン」が入っています。

まわりに巨大なビルが建っているのでミニチュアみたいに見えます。 

 

次の写真は同じく明治末期の逓信省の建物です。新橋停車場とはちょうど向かい合わせの位置にありました。見づらいですが地図の運河を挟んだ長方形がそれです。

               

人力車が走っているのが駅前広場。写真の右手に新橋停車場の駅舎がありました。

今は・・・  殺風景です。

 

 

汐留といえば、私が子供の頃はただ線路と貨物が並んでいるダダッっ広い場所でしたが、90年代に始まった再開発で高層ビルが林立する街へと様変わりしてしまいました。このゆりかもめの汐留駅から見る景色は、昔マンガで見た未来都市のようです。

 

たくさんの人を集めているのはこの日本テレビ本社。お台場のフジテレビと同じく観光地化しています。

 

 

一気に高層ビルが林立しましたが、テナントや住居は需要に合っているのでしょうか?六本木ミッドタウンもできたばかりだしょ?素朴な疑問。

    

なんとなくバブルのにおいがします。   

    


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