境港 水木しげるロード [旅行]
鳥取駅から西へ特急で1時間とちょっと。
米子駅です。
ここでJR境線に乗り換え、境港へと向かいます。
境線は1時間に1本。
乗り継ぎが悪く、出発まで50分以上米子駅で足止めになりました。
米子で途中下車をして、なんか買えという意味だと解釈しましたが、
駅前にこれといった観光スポットがないんですよね。
仕方なく、駅の待合室で時間をつぶすことにしました。
JR境線と言えば、”鬼太郎列車”で有名です。
車体はもちろんのこと、座席から天井までゲゲゲの鬼太郎のキャラクターだらけです。
私が乗車したのは鬼太郎列車とねずみ男列車の2両編成。
途中、ねこ娘列車と目玉オヤジ列車とすれ違いました。
米子から境港までは各駅停車で43分。
境線の駅は、それぞれ妖怪の名前がついています。
駅に停車するたび、観光客がデジカメや携帯で駅の看板をパシャパシャ撮影。
ちなみに、米子鬼太郎空港へは、べとべとさん駅から行きます。
平らな弓ヶ浜半島ののどかな景色を眺めながら終点の鬼太郎駅
境港駅に到着です。
境港はゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるさんの故郷。
水木さんの作品に登場する妖怪たちのオブジェが並ぶ「水木しげるロード」は今や人気観光スポット。
街おこしの成功例とされていますね。
列車を下りると、早速マンガを描く水木しげるさんと、
執筆中の原稿をのぞきこむ鬼太郎とねずみ男の銅像がお出迎えです。
竹馬に乗った河童
街灯は目玉おやじ
こちらは妖怪神社
鳥居の横で目が回る…いや、目玉が回る。
駅から東へ歩くと妖怪だらけ
オブジェも130以上あるそうです。
こりゃ、完全にテーマパークですね。
商店街を眺めているだけで楽しいです。
プリンもパンも
タクシー会社も洋服屋さんも
これだけ、徹底していれば面白い!
被写体に困らないので、大量に写真を撮ってしまいました。
一部だけしかご紹介できないのが残念です。
こちらはべとべとさん。
目玉のおやじ七福神
古い電気やの前を歩くねずみ男
地方のひなびた商店街が、
妖怪のバカ騒ぎに巻き込まれているような
ちょうど、水木しげるの作品の世界を現実として見せられているかのような
たしかに面白い。
鬼太郎と目玉のおやじ
古いアーケード街。
その途中にある、水木しげる記念館
水木しげるさんの生涯がわかる・・・
といってもまだ御存命です。
懐かしい単行本などが展示されていました。
商店街では、
水木しげるさんの作品のキャラクター入りのおみやげがいっぱいでした。
一番人気は目玉のおやじかな?
Tシャツ、財布、お菓子、お酒まで
猫娘の酒粕カレーなんて商品もありました。
写真は、妖怪饅頭とこなき純米です。
ほかにも「目玉おやじの極楽大吟」「ゲゲゲのいも焼酎」がありました。
最後は、
最近下火になりましたが、ご当地キティちゃん。
かわいいので、おみやげのショップでにやにやしてしまいますね。
左から、ぬりかべ、鬼太郎、ねずみ男、目玉のおやじ、こなきじじい、一反木綿
ぬりかべと一反木綿がシュールです。
ここまでやるか、とも思いましたが、
ここまで徹底しているから面白いんですよね。