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久留米へ行く [街歩き]

鳥栖のベストアメニティスタジアムへ行く途中、
一度通過して久留米の街歩きをしてきました。

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街の中心地は東の西鉄久留米駅の近くとのことでしたが、
城址のある西の方をぶらぶら歩いてみました。

JR久留米駅の西口を出ると、、、、ありゃお店がない。

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駅前が住宅街で、筑後川方向に5分ほど歩くと、
臨済宗のお寺、日輪時につきました。


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もとは久留米城の二の丸のところにあったのが、
1621年にこの場所に移転。

小さいけれど雰囲気のあるお寺です。 

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次は、久留米街歩きの目玉の一つ
水天宮まで歩きました。

水天宮は久留米市の北を流れる筑後川西岸に位置しています。
水天宮といえば、東京の人間には
人形町の社がお馴染みですが、こちらが総本山です。

祭神は壇ノ浦の合戦で敗れた平家一族
安徳天皇とその母建礼門院、さらに建礼門院のお母さんで平清盛の正室の二位尼が祀られています。

合戦を生き延びた局の伊勢が、この地に建てた祠(ほこら)
が発祥と聞いています。

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時期的には七五三が近いということもあり、

お子さん連れの夫婦がたくさん見えていました。
思ったほど広くないですね。

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水天宮から、筑後川を左に見ながら北上 

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修行が厳しいことで有名な禅寺。梅林寺につきました。

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筑後川のほとりにある、臨済宗の古いお寺ですが、

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きれいに掃除された庭は、ストイックな空気が漂っていました。

道場のような造りで、シロートには、
一風変わったお寺に見えました。

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梅林寺の隣は、アサヒコーポレーションの工場の広大な敷地。

九州新幹線から見える本社のビルは趣がありますよね。
古い工場が好きな人にはたまらないでしょう。
一回経営で失敗しましたが、
最近は復活してがんばっているようですね。

子供の頃は、アサヒ靴。運動靴でお世話になりました。
創業者は石橋徳次郎氏。

1931年にタイヤ部門として分社したのがブリヂストン。
分家の方が世界的な企業になってしまうというのは
よくあるパターンです。

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ブリヂストンの工場は、アサヒコーポレーションの東側に隣接。

さらに道をはさんだ久留米城址へと向かいました。

久留米城は江戸時代久留米藩、摂津有馬氏の居城。
もともと櫓はありましたが、天守閣はなかったそうです。

有馬家といえば、
江戸時代、化け猫騒動で有名になったスキャンダラスなお大名。
前述の水天宮も、その江戸の上屋敷の敷地に中に分祀されていたんですね。
いろいろつながりがあるもんです。




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本丸御殿のあとは篠山神社の敷地になっています。

あまり広くない。
二の丸、三の丸はどこかな?と思って資料をみたら
今通ってきたブリヂストンの工場の敷地内にあったとのことでした。

いろいろ事情があるのでしょうが、
まあ、大胆なことをしていますね。

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この城址の特徴は石垣。

原型のままというのがいいのですが、
あと数年したら手摺がついてしまいそうです。

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城址の階段を下り、
街の中心部へと向かいましたが
整然と碁盤の目の道路が続いているだけで、、
特に特徴がなくて面白くない。

第二次大戦の終戦時に空襲を受けたと聞いていますが、
そんな影響もあるのでしょうか。

市庁舎だけが聳え立っていて、
歩いていて楽しい町ではないな、という印象です。

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とはいいなが、繁華街の六ッ門町まで来ました。

いま再開発中ですかね。
大きなクレーンが目立ちました。

でも、日曜日の昼の時間なのに、人が少ない。

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久留米市民はどこにいるのだろうと思いました。

おそらく、ライフスタイルが変わり、
大きな駐車場のある複合施設へと流れてしまっているんでしょうね。

個人的には、こういう昭和の雰囲気がある場所は好きなのですが、
知恵を絞れば、お客さんを呼び戻せると思うんですけどね。

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とんこつラーメン、美味しかったです。

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くるめりあ六ッ門の地下の食料品も
安くておいしかった。

というところで時間切れ。

寺の並ぶ地区や、西鉄久留米駅の方までは行けませんでした。
次回はもっと勉強してこようと思います。

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