On The Way Home [音楽]
突然ですが、
最近、Buffalo Springfield のベストアルバムを衝動買いしまして、
その中に収録されている
”On The Way Home” が一番のお気に入りになっています。
Buffalo Springfield といえば、
半世紀生きているロックオヤジたちにとって
基礎中の基礎のバンドなので、私なんぞが解説する必要はないでしょう。
一言でいえば、CSN&Yの”S”と”Y”、
Stephen Stills とNeil Young が所属していた伝説のバンドですよ。
しかし、この二人、仲がいいのか、悪いのか、
バッファロー・スプリングフィールドのときは対立してしまい、
それが、バンド解散の原因になったと聴いています。
昔、ニューミュージックマガジンか何かで、
愛憎の関係だと書いてある記事を読んだ記憶があります。
のちに、Poco と Crosby Stills Nash & Young に分かれ、
更にJim Messinaは、ご存じLoggins & Messinaで大成功した・・・・
とロックの歴史の教科書には載っているはずです。
さて、この On The Way Home ですが、
Neil Young の作品です。
私の場合、
Buffalo Springfield のナンバーというより、
CSN&Y(Crosby Stills Nash & Young)のライブ盤、1971年の大ヒット二枚組アルバム
”4 Way Street”
に収録されていた曲のイメージが強いです。
レコードのA面に針を落とすと(表現がレトロ(苦笑))、
いきなり「青い目のジュディ」の後半のコーラスがフェイドインしてきて、それが、デュッデュッ!!
ピタッ!と終わって、会場から万来の拍手!
そんな雰囲気の中、あれは、Graham Nash の声でしょうか?
次はNeil Youngが歌うよ~と、
☆$※÷▼ ニールヤング!!
と紹介があって
ごそごそ ニールヤングがアコースティックギターで、
♪When the dream came・・・と歌いだします。
このライブアルバムの、
この導入部分が、カッコいいのなんのって。。。
だから、On The Way Home といえば、
アンプラグドなNeil Young のライブバージョンであって、
リッチー・フューレイが歌う
Buffalo Springfield の On The Way Home
なんてクソだわいと、長年思っていました。
しかし、30年以上の時を経て、
改めて聴いてみると、これはこれでポップでいいんですよねぇ。
こんな風に、
昔聴いた歌の良さを今頃になって発見するということが
よくあります。
On The Way Home (Buffalo Springfield)