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天満天神繁昌亭 [お笑い]

天満天神繁昌亭に落語を聴きに行ってきました。

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最近は西も東も落語ブームとやらで、
なかなかのんびり聴けない環境になっていますね。

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繁昌亭の寄席も大変な人気で、
たまたま買えたチケットが、
「夏夜の怪談」と題した会。

誰が出演するか、演目は何か、
全くわからないでゲットしました。

ちなみに、私、上方落語の知識はほとんどなし。 
先日、桂米團治師匠の独演会を見る機会がありましたが、

上方落語も面白いなぁ、
ちょうど、大阪へ行くし、
噂の繁昌亭へでも行ってみようかなぁ、


これが動機でした。

当日まで忙しかったこともあり、
予備知識ゼロのまま大阪へ移動。

地下鉄を乗り継ぎ、南森町駅で下車。

土地勘がないので、天神橋筋できょろきょろ。
お上りさん状態。

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繁昌亭の場所はすぐにわかりました。

しかし、礼儀を失してはいけないので、
隣の天神さんへお参り。

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ちゃりーん!ぱんぱ~ん!

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こちらは登竜門

元は、鯉が上りきると龍になるという言い伝えのある黄河の急流のことですが、

日本では立身出世の関門を「登竜門」と呼んでいますね。

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さて、繁昌亭へ。

私が着いたときには、200ほどの席はほぼ満席。

子供、若い男性、夫婦、サラリーマン、お年寄り
客層が実にバラエティに富んでいますね。
さすがお笑いの本場、上方

出演者と演目は、

露の団姫(まるこ) 平林

露の團六 近日息子

露の團四郎 青菜

いわみせいじ 漫画ショー

露の團四郎 怪談話「摂州皿屋敷」

楽しかったですね。

来る前は、大阪まで来て怪談話もどうか、
と思っていましたが、
杞憂でした。


素人なりの感想としては、

団姫さんは、まだ固い感じがしました。
若いし、独特の魅力はあるし、
味のある落語家になってほしいですね。

なんとなくNHKの朝の連ドラで、
お目にかかることにでもなるのかな?
とか思いました。

團六師匠の「近日息子」

枕は、グダグダの世間話でしたが、
本題に入ると一転!
バカ息子に怒る父親、仲間のぼけに突っ込む
”いらち”?芸に大爆笑しました。

いわみせいじさんの漫画ショー。
芸人ではないとのことで、ぎこちない語りでしたが、
墨で描かれた一見意味がないように見える線が、
一瞬で意味のある絵に変わって、「へ~ェ」と驚く、
昔からある芸ですが、

不思議と引き込まれてしまいました。

團四郎師匠。

私は不勉強で知りませんでした。
隣のご主人が「うまいなあ」とつぶやいていましたが、
味があるし、聴かせますね。

怪談話では途中、詰まる部分がありましたが、
問題ありませんでした。

玄人には玄人なりの見方があるでしょうが、
私ら素人にとっては自分の壺に入って笑えるかどうか。
笑顔で帰れればいいのです。

来てよかったと思いました。

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帰り、
お客さんのお見送りをする團四郎師匠と
思わず握手してしまいましたが、

師匠の「誰やろ?このおっさん??」
という顔が面白かったです。^^

やはり、東京から直行したので、
空気が違ったんでしょうね。

また、来ようと思います。


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