パックを思い出す季節 [ラヂオ]
7月13日は、ミドリブタこと林美雄さんの命日。
亡くなったのが2002年ですから、もう5年。
早いものです。
ユーミンや山崎ハコにスポットライトを当てた目利き。
林さんが生きていらっしゃったら今の音楽シーンにどういう感想を持つのでしょうか。
倉橋ヨエコあたりどう評価するか、聴いてみたかったですね。
その林さんが活躍されたTBSラジオの深夜放送、パックインミュージックが始まったのは、1967年8月1日。
以前の記事と重複しますが、「パック」とは、シェイクスピアの戯曲「真夏の夜の夢」に出てくる妖精のこと。
当時は、そのパックが真夜中に空を飛んでいたんです。(はい気は確かですよ~。)
パックインミュージックのリスナーを”パックメイト”と呼びましたが、その頃の”パックメイト”は今や50代のオジサン、オバサンたち。
そりゃあ、遠い記憶になりますよ。
40年経っているんだもの。
今年はパックインミュージック放送開始40年、終了25年の記念すべき年ですが、TBSラジオの真夏の夜の番組は相変わらずお笑い芸人の与太話垂れ流し番組ばかりになりそうです。
TBSラジオのウェブサイトを見ると誇らしげに聴取率1位と書いてあるけど、番組表を見ると、家にいる時間帯に聴きたい番組がないな。そんなことを思います。
パックのパーソナリティで現在もTBSラジオでレギュラー番組を持っている人を探してみたら5人いました。
永六輔、遠藤泰子、久米宏、小島一慶、若山弦蔵。。。
ちょっと淋しいですね。
一慶さんも午後の10分番組だし、オヤジが夜、家で聴ける時間帯に戻ってきてくれないかな。