SSブログ

大塚国際美術館 [旅行]

鳴門のうず潮を目当てに、大鳴門橋のたもとまで来ましたが、
ついでに、大塚国際美術館へも行こう、ということになりました。

122.jpg

大塚国際美術館は、

地元の大企業、大塚製薬がグループ創業75周年事業として、
1998年に設立した陶板複製画の展示を中心とした美術館です。

鳴門海峡を望む、崖の下をくりぬいて作られた巨大な建造物。

美術館の前には、大塚グループの保養施設 潮騒荘があります。
企業城下町鳴門にある、現代の城といった感じです。

102s.jpg 101L.jpg

入館料、大人3240円。

高いなぁ~、

貧乏旅行なので、初めはどうしようかと迷いましたが、
いつまた鳴門へ来るかわからないし、
話のタネにのぞいてみるか、と
軽い気持ちで入場しましたが・・・・

正面玄関から、長いエスカレーターを昇り、

地下3階フロアーに立って、いきなり

何、ここ!!

びっくりしました。

103.jpg

バチカンのシスティーナ礼拝堂を再現した
巨大なスペース。

天井を覆うのはミケランジェロの壁画。

これらすべてが陶板というから驚きです。

104s.jpg 108.jpg

大塚国際美術館は、地下3階から地上2階まで、

5つのフロアーに、世界の歴史的美術品や名画が展示されていまして、
その数は1000点超えるというからすごい。

111.jpg

地下3階には、古代の遺跡や、聖堂の壁画などが展示されていて、
上の階へ行くほど時代が新しくなります。

109s.jpg 110.jpg

こちらも素晴らしい。

イタリア パドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂。

ここで、結婚式ができるそうで、
水野真紀さんがここで挙式を挙げたとか。

125.jpg

地下2階は、ルネサンス、バロック時代の作品

レオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」や、
ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」など
お馴染みの絵もあります。

126.jpg

絵画の展示の仕方が、
テーマ別になっていまして、
たとえば、キリストご懐妊の際のマリアへの「受胎告知」の絵だけでも
10種類以上はありましたかね。

いろいろなマリア様がいて面白かったです。

112s.jpg 114.jpg 

この部屋は、裸婦だらけ。

レンタルビデオショップの奥の部屋みたい。(笑)

113.jpg

本物とか、複製とか関係なく、
よくもまあ、これだけ集めたな、と思いました。

みんな陶板ですからね。

製作したのは、大塚グループの大塚オーミ陶業という会社ですが、
すごい技術です。
外国人もここへ来たら、ぶっ飛ぶと思います。

124.jpg 123.jpg

こちらはモネの大睡蓮のコーナー。
美術館の中を歩いて見ていると、
だんだん単調になってくるので、屋外に出て、と
よく考えた設計になっていますね。

それにしても、いい天気。

115.jpg

B1(地下1階)は、バロック後期から近代に至る名画の数々を
300点以上展示。
お馴染みの名画がそこらじゅうにあるといった感じです。

絵画に詳しくない私でも、これだけの名画を見せられると、
脳が刺激されます。

ああルノアールってこういうタッチなんだな、
これが踊り子好きなドガか、なるほどこれがセザンヌか、
レンブラントは趣味が悪いな、などなど、

116s.jpg 117s.jpg


1F、2Fはもう現代。

ピカソ、ダリ、アンディ・ウォーホールまで、
この辺りへ来ると、上手いのか下手なのかわからない絵が多くなります。

118s.jpg 121.jpg

というわけで、

30分くらいふらりと寄って、と考えていたのが、
3時間以上も滞在することとなり、
旅行の計画がすっかり狂ってしまいました。

とにかく広い。
全部見ると、疲れますね。

絵画の好きな方は、一日かけても足りないのではないでしょうかね。
3240円は高くないです。

感動したので、

この夏は、ポカリスエットいっぱいのみます。

119.jpg


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。