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水前寺成趣園と熊本市電 [旅行]

九州篇 最後は熊本の名園

水前寺成趣園です。

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水前寺成趣園は、1636年(寛永13年)、
細川家三代忠利公により、創設された回遊式庭園です。
以後80年かけて完成。
桃山様式の美しい庭園は、陶淵明の詩に因み「成趣園」と名付けられました。

回遊式庭園とは、園内をぐるぐる回って観賞するお庭のことです。
今で言うテーマパークといったらわかりやすいでしょうか。

東京にも浜離宮、六義園など同じコンセプトの庭園があるので、
特に珍しいという感覚はありませんね。

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阿蘇山の伏流水、きれいな湧水を利用した美しい日本庭園。

この庭園を全国的に有名にしたのはやはりチータ、
水前寺清子さんですよね。

最近の人は知らないでしょうが、
そこそこの年齢の行った人はみな、
「365歩のマーチ」を歌えます。

ワンツー、ワンツー

小学生の時、パンツー パンツーと歌った記憶のあるオヤジもいらっしゃることでしょう。

熊本出身の彼女の芸名が、この庭園の名前からとってつけられたというのはあまりにも有名です。

ただ、清子の「清」の方は、加藤清正の清正からとったって知ってました?

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入園してすぐ、左方向
細川家の歴代の藩主を祀っているという出水神社があります。

鳥居をくぐってすぐ、左に「長寿の水」と呼ばれる
ご神水が湧きでています。
もとは茶の湯に使う水だったそうですが、

百薬の長があると、いまも信奉されているとのことでした。

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こちらは稲荷神社。

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パンフレットによれば、
成趣園は東海道五十三次を模して造られたと言われているそうで、

この盛り上がりは、明らかに富士山。

簡単に旅行が出来なかった時代に
日本一の霊峰富士山を拝みたいというニーズに応え

日本中に富士山と呼ばれる小山が造られました。

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園内の銅像は、この庭園を造った細川忠利公と、

細川家初代、藤孝公です。

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この辺りは、箱根山でしょうか?

正面に見える建物は「古今伝授の間」です。

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中世日本のライブハウス。

能楽殿

残存している建物は、
肥後八代の松井家が奉納したものだそうです。

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お土産はクマもんだらけでした。
何処へ行ってもほっぺの赤いクマばかり。

この水前寺成趣園で獲れるという
貴重な水前寺のりを買おうかと思いましたが、

高価! 

貧乏旅行につき、断念しました。

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ところで、
水前寺成趣園へは、市電を使って移動しました。 

路面電車が好きで、
走っている姿を見るだけで、テンションが上がります。

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熊本市は2系統です。青と赤の二本。

女性の車掌さんがいて、
私がのった電車では、新人の実地研修が行われていました。

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おまけは

馬刺し、レバ刺し、辛子レンコンの画像です。

どこで食事をしたらいいか、わからないまま繁華街をウロウロし、

花畑町の「すやむら」さんという
明るい女将さんのいる家庭的な居酒屋へ飛び込み、

お世話になってしまいました。

関東の人間は、馬肉を食べ慣れていないので、
やや抵抗感がありましたが、

スンナリ喉を通ってしまいました。
ごちそうさま。

熊本、また遊びに行きたい!!

ロアッソ熊本、J1に上がってきて!!

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