瀬戸大橋を渡る [旅行]
晴れた日の瀬戸大橋
神戸を歩いたその夜、(前の記事のつづきです。)
新幹線で岡山へ行き、
友人宅に泊まりました。
翌日は、倉敷で観光して帰ろうかと思っていたところ、
友人が「朝飯に讃岐うどんを食べに行こう」というので、
彼のクルマで四国までドライブすることになりました。
瀬戸大橋を渡るので、まず橋の観光ということで、
鷲羽山の展望台へ。
鷲羽山といえば、相撲の力士を連想しますが、
まさに関脇鷲羽山は地元児島の出身。
う~ん、いい眺め
この日は天気がよく、
向こう岸の坂出のコンビナートや
四国の山々も望むことができました。
ラッキー!
瀬戸大橋は1978年着工、開通が1988年。
完成まで約10年を要した
昭和時代最後の大プロジェクトです。
もっと最近できたものかと思っていましたが、
完成して20年以上も経っているとは。
瀬戸大橋は二層構造。
上部は瀬戸中央自動車道、
下部は瀬戸大橋線が走っています。
橋を真下から見られるという
田土浦公園へ行ってみました。
橋を真下からみると迫力があります。
本当にデカイ!!
よくこんな物作ったなあ。
人類の力は凄い!
もろともに みし世の人は 波の上に
面影うかぶ 月ぞかなしき
公園の碑に、
平清盛の孫、行盛の句が記されていました。
瀬戸大橋がかかる海は、平家が都落ちし、
屋島へと逃れて行ったゆかりの海でもあるわけで、
この海で、那須与一が矢を放ったのか、
とか思うと、感慨深いものがありますね。
1000年後に
この巨大建造物ができるとは
源氏も平家もびっくりでしょう。
さて、橋を渡りましょう。
児島インターから高速に入り、
鷲羽山トンネルを
goooooooh
くぐれば
出たぁ!!
いわゆる「瀬戸大橋」は六つの橋で構成されています。
本州から四国までは13.1km
東京湾アクアラインが15.1kmですから、
それより少し短い。
岡山側から行くと、
まず、1447mのつり橋、下津井瀬戸大橋を渡ります。
鷲羽山の展望台からも美しい姿が見えました。
そして、お次がハイライト部分かな。
双子のような斜張橋、櫃石島橋と岩黒島橋を渡ります。
専門的なことはわかりませんが、
「斜張橋」とは、塔を建て、そこに斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つないで支える方式で、吊り橋とは区別しているそうです。
ここはクルマを運転していても、
カメラを構えたくなるポイントかもしれません。
視界のいい与島橋を渡り、
最後は北と南、二つの備讃瀬戸大橋を渡ります。
こちらも下津井瀬戸大橋と同じ吊り橋です。
二つの橋を合わせて3334mの大橋。
いやあ、壮観ですなぁ。
そうこうしているうちに、
坂出市の造船所のドックが見えてきました。
うどんの国に入国!!