SSブログ

第40回 思い出のメロディー [テレビ]

NHKの夏恒例、「思い出のメロディー」をみました。
今年で40回なんですね。

「思い出のメロディー」といえば、
過去の栄光にすがるアナクロニズムを象徴する番組
というイメージがあり、以前は毛嫌いして観ませんでした。

ところが、3年前
愛川欽也氏が深夜放送の語り手で出演するというので、
それを目当てに見ていたら選曲の多くが
もう自分にとってストライクになっているんですね。
古くなった自分にショックを受けました。

それからは、「あの人は今」的興味もあるし、
オヤジの自覚を持って楽しむことにしました。

今年は、司会が松坂慶子さん。
「篤姫」に出演しているし、
その年の大河ドラマの出演者に司会をさせるNHK得意のパターンですね。

それにしても、あのほっそりしたイメージの女優さんが、
水泳選手のような肩幅になって、貫禄が出ちゃいましたね。

 「愛の水中花」をバニーガール姿で歌うのでは、
と、かすかに期待しましたが、さすがにそれはありませんでした。

今年の目玉は
ウェスタンカーニバル、森光子、石原裕次郎
あとは、作曲家、故浜口庫之助氏を偲びその作品の歌う。
この辺りですかね。

夫人の渚まゆみさんが登場しました。
当時は親子ほど歳の離れた若い女優さんを女房にして
このエロジジイ!と思った記憶がありますが、
夫人もいいお歳になってしまいました。

いずれにしても、
50代後半から60代以上をターゲットとした選曲と内容で、
その下の世代には物足りなかったですね。

私の琴線に触れたのは
庄野真代「飛んでイスタンブール」、小柳ルミ子「お久しぶりね」、
マイペース「東京」、安西マリア「涙の太陽」
あたりでしょうか。

内田あかりの「浮世絵の町」はレア感がありました。

大してヒットしなかった泰葉の「フライデイ・チャイナタウン」や、
「有楽町で逢いましょう」をジェロに歌わせたり、
KYな企画もありましたが、

「東京ブギウギ」を歌う真赤なドレスの藤あや子
は悪くないと思いました。
色っぽい。

原田真二の「タイム・トラベル」も良かったですね。
当時はエルトン・ジョンのパクリに聴こえましたが、
音自体が懐かったです。

ところで、テロップの歌詞を見ながら思ったのですが、

♪時間旅行のツアーはいかが

の「旅行のツアー」って、良く考えたら変な日本語ですよね。


nice!(2)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。