愛の挽歌 [音楽(愛の××)]
お休みしていた、愛の××シリーズ。
もう少し続けます。
新年最初は、つなき&みどり の1972年のヒット曲、「愛の挽歌」です
愛の挽歌 / つなき&みどり #18
作詞:橋本淳、作曲:筒美京平
”つなき”こと三原綱木はジャッキー吉川とブルーコメッツのイケ面ギタリスト。”みどり”はロカビリーの時代から活躍していたアイドルポップスシンガー・田代みどりです。
ブルーコメッツが解散、 二人が結婚して組んだユニットが”つなき&みどり”です。
「愛の挽歌」は、覚えやすくメリハリのあるメロディーラインが特徴で、イントロを聴いただけで”筒美京平”とわかる楽曲でした。
今回、この「愛の挽歌」と同名のアルバムを聴いてみました。
これがなかなかいいんですよ。
半分は洋楽のカバーアルバムになっていて、シカゴの「サタデー・イン・ザ・パーク」、ギルバート・オサリバン「アローン・アゲイン」、サイモン&ガーファンクル「家に帰りたい」などをカバーしています。
選曲のセンスがいい。歌、編曲のクオリティも高い。
以前、NHKで「青春のポップス」という番組が放送されていました。
日本人歌手が洋楽の名曲をカバーするという、ちょっとおしゃれな音楽番組でしたが、ちょうどあの番組を音で聴いている感じ。
36年前にこんな心地いいカバーアルバムが作られていたんですね。
再発見です。
お二人は後に離婚してしまいますが、
アルバム中の「ミュージック・イズ・ライフ」という曲の歌詞は、
風の日もよろしく 雨の日もよろしく つなきとみどり
聴いている方が恥ずかしくなりますが、
それほど当時はラブラブだったんでしょうね。