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ナキうた [音楽]

今日、何気なくテレ朝のMステーション・スペシャルとやらを見ていたら、視聴者投票による、元気の出る”アゲうた”と、ジーンと涙が溢れる”ナキうた”のランキングを紹介していました。

1位は”アゲうた”がZARDの「負けないで」、ナキうたが宇多田ヒカルの「Flavor of Love」でした。
どちらもタイムリーな選曲というのはわかりますが、オヤジにはピンと来ません。

ランクされていた、「粉雪」「瞳を閉じて」「TSUNAMI」あたりは私もお気に入りですが、
”ナキうた”というほどではありません。

じゃあ、私(=オヤジ)にとっての”ナキうた”って何があるんだろう?

邦楽で10曲選んでみました。
こういうものは100人いたら100通りあるわけですが、
ブログというものは趣味丸出しで書けるところがすばらしい。
時代が滅茶苦茶でマニアックですが、よろしかったらお付き合いを。。。


1.ハナミズキ / 一青窈

ハナミズキまずは、ベタなところから。
Mステのランキングにもありました。

9.11のテロが動機になって作られたということもあり、
平和を願う詩がストレートに感動的だし、
60年代の反戦運動の頃の空気をちょっぴり知っている者には懐しさもあり、


♪ 夏は暑すぎて、僕から気持ちは重すぎて、一緒に渡るにはきっと船が沈んじゃう


このあたりの哀しい歌詞にジーンと来てしまいます。
一青窈は、「もらい泣き」の方が”ナキうた”としては上かもしれませんが、
私はこちらですね。



2.くるみ / Mr.Children


掌 / くるみ これもベタですね。
歌よりもプロモーションビデオで泣かされました。
ベースギターの八百屋が、夜中フトンからむっくり起き上がり、
メンバーが待つ蕎麦屋にダッシュするシーンでドワーッと涙が出ました。





3.マキシーのために / 南こうせつとかぐや姫

はじめまして このブログっぽい選曲をしてみました。
かぐや姫といえば、「置手紙」「おまえのサンダル」あたりも壺ですが、
今はこれ。
昔、ラジオの公開番組でよく演奏していました。
「酔いどれかぐや姫」のシャーララという奇声の後、
まじめになって歌っていた記憶があります。
その頃は特に”ナキうた”ではありませんでしたが、後になって嵌りました。
サビの

♪ 渋谷まで一人で歩いていってネオンの坂道で倒れたってぇ~ 
バカーなあ奴だあたあよおう
←ここでドワーッ!です。



4.ひとりで生きてゆければ / オフコース

SONG IS LOVE(紙ジャケット仕様)

オフコースといえば、「さよなら」がベタですけど、
もう少し前、70年代の歌がいいですね。

特に、これはですねぇ。
自分の将来のことで悩んでた頃
よく聴いていた曲でして。。。


♪あ~ ありふれた幸せに背を向けていく勇気がほしい 
声をはりあげええ 泣いてぇ見るのもぉいいさ・・・

この辺りが壺ですね。
オフコースは、他にも 「水曜日の午後」「幻想」 あたりも”ナキうた”になっています。



5.港亭 / 柳ジョージ&レイニーウッド

柳ジョージのアルバム、”♪人はみんなプリズナー”で始まる「Y.O.K.O.H.A.M.A.」
これはもう、究極の”ナキうた”アルバムでしたね。
「Sad Clown」の”♪おれはいつものピエロかも”とか、
この「港亭」の

♪波が荒い~ねぇ 今日もまぁた~アアア~ あと一杯でぇ~ も~ぉよすよ~おおお

もう思い出してドワーッ!ドワーッ!です。
詳細は書けませんが、若かったなあ。( ̄ー ̄)



6.楯 / 倉橋ヨエコ

楯 哀しみのシャバダクイーン。
今年はクラヨエに嵌ってしまったので、とりあえず入れておきましょう。
「楯」は隠れた名曲、これが究極の”ナキうた”でしょう。
「夏」「ロボット」「白の世界」哀しい歌だらけです。
機会があったら聴いてみてください。


 


7.闇に降る雨 / 椎名林檎

勝訴ストリップ椎名林檎のアルバム「勝訴ストリップ」の
5番目に収録されている曲ですが、
オジサンこの歌聴いて感動してしまいました。

椎名林檎らしいというか、
上村一夫の絵の世界のようなレトロ感もあってお気に入りです。




♪貴方に降り注ぐものが譬え雨だろうが運命だろうが
 許すことなどできる訳ない 此の手で必ず守る

すんごい歌詞だなぁ と思いました。



8.愛のことば / スピッツ

ハチミツ
 
これはスピッツのアルバム「ハチミツ」に収録されている名曲ですね。
オヤジにはマニアックだけど、
結構ベタな選曲かもしれませんね。




♪くだらない話で 安らげる僕らは
 その愚かさこそが 何よりの宝物

好きな歌詞です。サビの「♪もうこれ以上進めなくても探し続ける愛のことば」
のあたりとか、ジーンときます。




9.さすらい人の子守唄 / はしだのりひことシューベルツ

しゅうべるつ・りさいたる(紙ジャケット仕様) 
新旧考えず、思いつくまま挙げたので、
時代が前後してムチャクセイキョーになってしまいました。

フォーク・クルセイダーズから繋がる”ナキうた”には、
「風」「花嫁」「あの素晴らしい愛をもう一度」など
スタンダードナンバー目白押しです。
ひねくれ者の私は敢えてこれを選びました。


♪星は歌うよ どこへゆくの ふるさとぉの あの丘ぁに
 (トン)もう帰れない 今はもぉぉう (トン)帰れない


このサビの部分の盛り上がりで ドワーッです。
メロディーを思い出せない方はこちらのサイトへ。
http://www.fukuchan.ac/
http://www.fukuchan.ac/music/j-folk2/sasuraibito.html



さて、10曲目は何にしましょうか。

涙をこえて(シングアウト)。
My Desire(シングライクトーキング)、
以前記事にしてしまいました。
Hello Again(MyLittle Lover)
やや新しい・・・。
北川トミの「忘れたいのに」も捨てがたいな。
考え出すとたくさん出てきます。

う~ん・・・・

 

・・・・・

 

これにしましょう!



10.みだれ髪 / 美空ひばり

 やはり、日本のオヤジの”ナキうた”はこれです!

意表を突かれました?
血管を切らずに歌えそうもないサビがいいんですよね。

普段、演歌はあまり聞きませんが、
森昌子の「越冬つばめ」、石川さゆり「天城越え」
そして、美空ひばりの「みだれ髪」
この三つは、



泣けます。。。       以上

だらだらの長文、お付き合いありがとうございました。m(__)m


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