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半ドン [言葉]

最近、土曜日に授業をする高校が増えているそうですね。

80年代までは、土曜日といえば午前中だけ学校へ行って、午後からクラブ活動をしたり、制服のまま遊びに行ったり、授業が終わってからの解放感がよかったんだよなぁ。

学校の先生には申し訳ないですけど、学校は土曜日の半ドンを残しておいた方がよかったように思います。一週間に変化がつくし、放課後のコミュニケーションとか、今思い出すといろいろいい面がありましたよね。
教師にとっても、「土曜日も働いているんだから夏休みでまとめて休んでいい」という国民的コンセンサスができやすいし、逆にメリハリをつけやすかったのではないでしょうか。
塾を儲けさせているだけの制度のような気がします。

会社勤めを始めてからも、しばらくは土曜日は出勤でした。
午前中だけデスクワークをして、机の中を片付けて、午後からは先輩たちと麻雀。
そんなことが多かったかな?
週休二日になってから、雀荘は絶滅危惧種になってしまいました。

当時は、早く週休二日にしてほしいと思っていましたが、半ドンという制度も嫌いではなかったです。
しばらく我慢すれば、後に楽しい時間が待っている、というワクワク感がありましたね。
どうせ休日はお昼ごろまで寝ていて、実質午後からの活動だったし、むしろ朝早く会社へ行ったほうが一日が充実するような気がしたものです。


ところで、半ドンって死語ですか?

昔、正午になると大砲がドン!と鳴って一日の半分で「半ドン」と呼ばれるようになったと記憶していましたが、オランダ語で休日をあらわす「ドンタク」から来たという説もあるそうです。

半ドンのころはラジオで「欽ドン」やっていたなあ、などというオヤジ的発想が出てきてまとまりせんが、

いずれにしても、土曜日は朝から有効に過ごさないともったいないんだよなァ。


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