被害者への謝罪 [雑感]
テレビで凶悪犯罪や人身事故のニュースを見ていると、その犯人や事故を起こした当事者から被害者への「 謝罪の言葉 」 がよく問題になります。
私、思うのですが、
明らかに「悪意」による犯罪の場合は、犯人からの謝罪の有無など、報道する必要はないのではないでしょうか。
「警察の取り調べに対し、『申し訳ないことをした』 と話していた」
このべたな「決まり文句」にはうそっぽさとともに違和感を覚えます。
ほんとに言ったのかいな? と疑いたくなりますね。
カミサンに怒られて「ゴメンナサイ」。一応反省はするけどすぐに忘れる。
私自身がそういうタイプの人間なので、なおさら疑い深くなるのかもしれません。
そもそも、犯罪の場合、謝罪の言葉があったと報道されたからといって、一体誰になんの利益があるのでしょうか?
情状酌量を期待する加害者にとっての利益にはなっても、被害者には何の役にも立たないような気がします。
それに、電車で足を踏まれたくらいのことなら、謝ってもらえれば怒りが収まりますが、
家族を失うような大事件だったら・・・。
すんなり謝罪されればされるほど腹が立つだろうと思います。
「なら、最初からやるなよ!」 と。
謝罪の言葉などいらないから責任をとれ! です。
そんなこんなで、最近のニュースを見ながら
謝るのは「謝って済むこと」だけにしてほしい
と思ったりしています。