コロッケ コンサート 2012 [お笑い]
5月4日、神奈川県民ホールでの、コロッケさんのライブ
コロッケ コンサート2012 へ行ってきました。
直前に観たライブは東京事変だから、
またずいぶんと幅を広げちまいましたよ。(笑)
開園前、少し時間があったので、
パレードを見物しまして、
私、東京の住民なので知りませんでしたが、
「ザよこはまパレード」って賑やか!
60回を数える伝統的な催しなんですね。
地元企業、消防庁など、43組が行列に参加
審査もあって、大賞は下の写真、
崎陽軒チームでした。
確かに華があって、観ていて楽しかったです。
パレードが一巡した頃に、コンサートの開場時間となりホールへと移動。
外に「当日券有り」との告知がありましたが、
きっと、パレード見物から流れてきた人もいたでしょうね。
開演時には2400人収容の大ホールがほぼ満席になっていました。
それにしても、回りは熟年夫婦だらけ。(笑)
ゴールデンウィークだけど子供は大きくなったから一家で遠出することもない。かといって、家に籠ってばかりでは人生を無駄にしているような気がしてもったいない。何かやってないかなあ?おっ、コロッケのコンサートがあるじゃん。かあさん、コロッケのコンサートでも観に行くかい?ついでの横浜で飯でも食って・・・。そうね、面白そうじゃない
てなノリで来たお父さんお母さんたちの集団の中に身を置きました。
コロッケさんの芸については、いまさら説明不要ですね。
ド派手な美川憲一、牛の瀬川瑛子、ロボット五木ひろし・・・
芸術の域に到達しているモノマネはもちろん、
喜劇役者としての間の取り方、観客のいじり方、
昼夜2回公演でも手を抜かないサービス精神はさすがプロ!
素晴らしかったです。
モノマネって、
カッコつけていたり、威張ってみえたりする、
そういう者たちに一撃を加えるのが魅力の芸で、
したがって、本人が嫌がってやめてくれ、と思うモノマネほど可笑しかったりします。
コンサートでも、岩崎宏美さんが、コロッケのせいで、「シンデレラハネムーン」を歌えなくなったという逸話を紹介していましたが、
今はコロッケも一流になってしまいましたからね。
人気が一巡した今は、むしろ盛り上げる一曲になっているのではないでしょうか。
真似されるかどうかは、アーティストとしての勢いを計るメルクマールでもあるわけで、
自分で、”一番やってはいけない”と言いながら演った
”長淵剛さんのどんぐりころころ”
今、あれを目の前で15分やられたら、たぶん私笑い死にしますが、
これも本人に勢いがあるから笑えるのでしょう。
そういう意味では、野口五郎さんの短足鼻ほじは、
昔は爆笑したけど、今はほどほどでいいかなと感じます。
最後は被災地支援や家族の話で、笑って泣かせる人情喜劇パターンになりましたが、
ちょっと話が長かったかな?
そんなことを考えながら、コンサートを観てました。
しかし、よく笑いましたよ。
楽しかったです。