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セイ ヤング オールナイ トニッポン コンサート Are you ready? Oh! [ラヂオ]

1月29日、30日の二日間、日本武道館で
ニッポン放送の「オールナイトニッポン」と、文化放送の「セイヤング!」
この二つの深夜放送のパーソナリティを務めた
フォークシンガー4人がコラボしたコンサートがありました。

1日目が泉谷しげると谷村新司
2日目が南こうせつとさだまさし
ということで、その二日目に行ってきました。

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九段下の駅から、
40、50代のおじさん、おばさんの大行列。
私ら夫婦もその中にピッタリはまってしまいました。

コンサートの模様はあとでスカパーで放送されるそうなので、
ネタばれさせちゃいけないと思いますが、
少しだけ感想を書いておきましょう。

スタートは、午後4時、
時間が長かったけど、とても懐かしく
また、非常に楽しいコンサートでした。

第一部は、
こうせつさんとさださんの
交代で自分の作品を歌いながらのトークショー

途中からアルフィーの坂崎さんが加わり、
ものまねあり~の、音楽ギャグあり~の で
フォークルなど他のアーティストの作品の演奏もありました。

さださんが、もうくっちゃべって・・・・(^^)

ロック小僧としては、
「さだまさし」の歌を聴くのは焼きが回ったような気がして、
なかなか感情移入しづらい部分もありますが、

トークは最高におもしろいですね。
俺、もしかしたら、さだまさし好きかも・・・(笑)

それにしても、
あの幅の広さは一体何なんだろう、
借金が芸を磨き、器を大きくしたのかな
とか、思ってしまいました。

こうせつさんは、かぐや姫時代から、
トークが多く、コミカルなコンサートが有名でしたが、
さださんとタッグを組むと
吉本の芸人より遥かに面白いですな。

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第二部は、司会の斉藤安弘、吉田照美ご両人が登場
二人の司会進行で、懐かしい深夜放送の思い出話に花を咲かせました。

スクリーミン・ジェイホークスの「便秘のブルース」

懐かしいですねぇ。

1970年ごろの火曜日の真夜中
東京の男子中学生は、午前二時になると、
ニッポン放送にダイヤルを合わせたものです。

オールナイトニッポンのリスナーじゃなくても、
アンコーさんのオールナイトニッポンの「ムードコーナー」で、
う●この話を聴いてました。
途中、

アンコー「実は深夜放送はもう一つあって、赤坂の方の・・・」
照美「パック・イン・ ミュージックでしょ」
アンコー「それを言いたくなかったんだけど。」
照美「いいじゃないですか、いがみあっているわけじゃないんだから」

こんなやり取りがありました。

また、アンコーさんから、

上司から「下ネタはやるな」という厳命を受けてやらなかった。
やっていたのは、愛川欽也さんのパックで、
テトラ、パパイヤと言葉をオブラートにつつみながら・・・。

という話も出ましたが、

実は、アンコーさんのオールナイトニッポンは、
始ったのがキンキンのパックより4年も古く、

アンコーさんの初期、
唯一お色気が売りになっていたのは
金餅梅のナチチャコパックだったんですよねえ。
この日、「ナチチャコ」はNGワードだったのでしょうか? 
出演者の口から一言も出ませんでした。

今回の企画で、
”深夜放送の二大ブランド” という表現があって
なんとなく、歴史が歪曲されているような気がして・・・
おとなの話はいろいろありましょうが、

武道館のお客さんにはパックのリスナーもいるんだし、
もう少し、敬意を表してもいいのかな?
とか思いました。
 
もっとも、欽也さんのパックの件は
アンコーさんの裏番組だったという事情から、
こういう話になったのかもしれませんね。

ついでに言えば、
こうせつさんも、1975年から79年まで
オールナイトニッポンのパーソナリティをやりましたが、
その前1年半は、木曜パック担当だったんですよねぇ。

いやな思い出でもあるのか、
履歴から消してしまっているみたいです。
 
思えば、40年前
「深夜放送まつり」といって、
ニッポン放送、文化放送、TBSラジオにラジオ関東まで加わり

深夜放送のパーソナリティが一堂に会する催しがありましたよ。

そんなことを、思い出しました。

とにかく、TBSラジオがんばれ!!

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第三部は、こうせつさん、さださん、
それぞれののライブ

最後は、フォークのライブ定番
「あの素晴らしい愛をもう一度」の合唱で締めくくりました。

4時間にも及ぶコンサートが終わり、
帰ろうとして立ちあがったら、
膝がガクリ。

ああ歳だなぁ、と思いました。

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