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岡崎二十七曲り [旅行]

前の記事からの続きです。

藤川から名鉄で二駅、男川駅へ来ました。

駅を降りてすぐ目に入ってきた看板。

男のつく地名から変な想像をしてしまいますが、
勘弁してくださいよ。

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さて、ここから岡崎市の中心へと向かいます。

途中、渡った矢作川。

写真の腕が悪いので、
うまく伝えることができませんが、
本当に紅葉がキレイでした。

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北へ北へと歩き、
国道を渡り、

欠町という場所へ来ました。
ここに「岡崎二十七曲り」の記念碑があります。

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岡崎二十七曲り、とは

戦国時代、城への敵軍の侵攻を遅らせ、
その間に味方が間道を使い防衛の準備ができるように
設計された屈折の多い道路のことです。

岡崎の町がその代表的な例だそうです。

この場所から、
ここをまっすぐ、ここで曲がれ、と
交差点に案内棒が登場します。

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この案内棒を訪ねて歩くと、
オリエンテーリングのような楽しさはあるのですが、

地元民ではないので、距離感がつかめず、
案の定、途中でわからなくなりました。

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岡崎は徳川家康ゆかりの城下町・宿場町。

江戸時代から繁栄している大きな町ですが、

新幹線のルートから外れたこともあり、
支社や支店を置く会社にでも勤めていない限り

私のようなよそ者が訪れる機会は
まずないでしょうね。

それゆえ、町の空気に興味があったのですが、

岡崎、元気ですよね。
それに、独特の雰囲気をもった町です。

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最近は、大型店進出の影響を受け
駅前商店街がシャッター通りになっている地方都市が多い中、

岡崎は生き残っている商店が多いという印象です。

新幹線が通過してしまったことが、
かえって良かったかもしれませんね。

関東でいえば、幹線鉄道から外れた川越と
共通する部分があるように思います。

下の写真は、伝馬の交差点にある天明二年創業の老舗、
備前屋さん

その壁にあった古地図。

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こちらは、その南隣の専福寺。

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大正時代に建てられたレンガ造りの建築物は、

旧商工会議所
現在は岡崎信用金庫の資料館になっています。

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二十七曲りがわからなくなったので、
岡崎城へ行くことにしました。

大手門。

北を東西に走る東海道から入城。

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二の丸の井戸、やかた家康館

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二の丸の能楽堂

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家康公四天王の一人だ、と言われても不勉強でよく知らない
本多平八郎忠勝の銅像。

からくり時計塔は、定刻になると家康公の人形が能を舞うそうです。
残念ながらタイミングが合いませんでした。 

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岡崎城の天守閣、入場料200円。安い。

オリジナルの天守閣は、
明治時代に取り壊され、

現在のものは昭和34年に再建されたものです。
これは鉄筋コンクリートのビルですな。

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しかし、眺めは最高。
この日は真っ白な御嶽山を望むことができました。

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岡崎公園の紅葉。

いやあ、きれい、きれい。

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最後は、岡崎名物、八丁味噌。

観光案内に載っている、八丁蔵通りを目指しました。

お城から距離が八丁(約870m)離れていたので
こう呼ばれているのだそうです。

八丁味噌の郷。
岡崎公園から歩き、JRの線路をくぐったところにあります。

味噌工場の見学ができますが、
こちらもタイミングが合わずパス。

ここで売っている八丁味噌ラーメンは、
たいへん美味しいです。

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で、最後が八丁蔵通り。
宮崎あおい主演のNHK朝の連続ドラマ、

「純情きらり」のロケ地だそうです。

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正直言って、期待はずれ・・・・かな?

短い通りだし、
これなら東京は谷中の裏道の方が
風情があると思いました。

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