竹原 町並み保存地区散策 その2 [旅行]
広島県竹原の伝統的建造物保存地区を散策しています。
雨でスカッとする写真になりませんでしたが、
傘をさして風情のある建物を観て歩くのも悪くありません
この地区にある建物の特徴は、
観光案内によれば、棒瓦の屋根、塗りごめ壁、飴色の格子窓
メインストリートの本町通りにはこの種の古い建築物が並んでいます。
そんな中、レトロだけれど周囲と違和感のある建物が一棟。
竹原市歴史民俗資料館
1929年(昭和4年)、竹原書院図書館とあいて建設され、
以後、竹原の文化活動の拠点となった場所だそうで、
1980年からは、歴史民俗資料館として一般公開されているとのことでした。
民俗資料館は、全国の観光地の定番ですが、
知識がないとなかなか興味が膨らみませんねぇ。
解説をしていただけるといいのですが、
通りすがりの観光客には、展示物の価値が正直よくわかりません。
民俗資料館の北側
右に折れて、狭い路地を石垣の方へ向かうと
お抱え地蔵があります。
聞くところによると、願い事を胸に抱きながらお地蔵様を抱え
想像よりも軽ければ、願いがかなうとのこと。
で、抱えてみましたが・・・
意外に重い。。。
果たして願いは叶うのでしょうか?
本町通りに戻り、通りをさらに北へ歩くと「胡堂」があります。
通りの最北に建てられている「胡堂」は、
映画「時をかける少女」でおなじみのスポット・・・・
とのことですが、実は私はこの映画を観たことがないので、
後で見ようと思っています。
この場所にいつから祀られたのかよくわからないそうです。
江戸時代中期に、ここに市が開かれ
竹原繁栄の礎となった塩田関連グッズなどが売られ、
たいそうにぎわっていたそうです。
通りを塞ぐ形で邪魔な感じがしますが、
その先の景色が見えないようにわざと建てたのは
ここからは別の世界だよ、という事を示す深い理由があったのでしょう。
胡堂の東にある石段を上がると、照蓮寺があります。
照蓮寺は、小早川氏代々の師弟の教育機関の役割をしたお寺です。
16世紀末期に一度廃れてしまいましたが、
17世紀に禅宗から真宗に改修して復興。
江戸の中期から後期にかけては、竹原の文化の中心的な役割を果たしていたそうです。
なかなか立派です。
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