比治山へ上る [街歩き]
陸軍の被服廠を観たあとは北にある小山
比治山へ行ってみることにしました。
比治山は標高70m、
東京にも愛宕山という小高い山がありますが、
こちらは26mだからその倍以上の高さになります。
雨の中だから、山登りはきついと思い、
地図をみると、路面電車が走る西側ではなく、
その反対側に、スカイウォークという施設がある。
そこで、被服廠から、北へ歩いて約15分
ショッピングセンターの二階から直結した
動く歩道に、エスカレーター
無料でいいのかなとおもうほどの、立派な施設だが、
人がいなくて閑散としている。
こりゃ、めっちゃ楽だけど、
エレベーターでよかったんじゃないの?
スカイウォークを上りつめ、
右へ歩くと、
広島現代美術館があります。
サイト=ヒロシマ と題し
広島をテーマとしたアートを集めた特別展が開催されていました。
ただ、私のような俗物には、
段ボールの塊や、傾いた棚などは、よくわからないです。
しかし、美術館の正面の下の広場に設置されている
このヘンリー・ムーアの作品は、
不思議な力がありますねぇ。
アーチの下から見上げると、
時空が歪んで感じます。
美術館の周囲には彫刻が置かれた小道がありますが、
この日は人影がありませんでした。
左は船越保武作「EVE」(1986年)
右は佐藤忠良作「ポケット」(1984年)
美術館の下にあるまんが図書館
中は人でいっぱいでした。
比治山から観たマツダスタジアム。
北側の崖を下ったところにある明泉寺。
山門は原爆の爆風を受けた
被ばく建物の一つに登録されていますが。
お寺の建物とアンマッチです。
比治山は、
その東側と西側で大きく明暗が分かれたと聴いています。
西側はもろに爆風を食らい、東側では比治山が壁になり、
影響が少なく済んだという話も聞いています。
そんな68年目の広島をぶらぶら歩いてみました。
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