また逢う日まで [音楽]
尾崎紀世彦さんの訃報が入ってきました。
享年69歳、先日、失踪報道がありましたが、
肝臓がんとのことで、入院されていたんでしょうね。
尾崎さんが活躍した1970年代初めは
エルビス・プレスリーから続く系譜?
といったらいいのでしょうか、
男性のセックスシンボルが世界的に受けていました。
今や日本では絶滅危惧種ですが、
むきむきで、胸毛、もみあげ、のもじゃもじゃタイプ。
トム・ジョーンズ、エンゲルベルト・フンパーディンク
ニール・ダイヤモンドもこのお仲間ですかね。
尾崎紀世彦さんは、いわばトム・ジョーンズの日本版、
当時のこの流れに乗っかっていました。
ちなみに、1973年のトム・ジョーンズ初来日のときは
チケットの値段がべらぼうに高くて、
大ブーイングが起きた記憶があります。
尾崎さんの歌で思い出すのは、何と言っても
”また逢う日まで”ですね。
1971年の大ヒット曲。
当時、耳にタコができるほど巷に流れていました。
したがって、当時を知るオヤジはだいたい歌詞カードを見ないで歌えます。
作詞 阿久悠、作曲 筒美京平
J-POP 伝説のコンビの手による名曲です。
♪二人でドアを閉めて~ 二人で名前消して~
お互い傷つく前に別れちゃいましょうと
哀しい歌詞なんだけど、
尾崎さんが声量豊かに、明るく歌いあげていました。
♪そのとき心はなにかぅを~
は~な~す~ぅだろーお~ ぱぱーぱぱーぱぱーぱぱーぱぱーぱぱー・・・・・
一時代を築いた歌手が亡くなるのはさびしいものです。
ご冥福をお祈りいたします。
車に乗っているときに
「訃報です」とニュースが飛び込んでくるのを聴くのは心臓に悪い。
失踪、と報道されていましたね。
この人、あまりにもドリフとコントをやりすぎて(しかもうますぎて)
歌の世界に戻れなくなったんじゃないかと思います。
正直、好きでした。阿久悠さんのデビューは「また逢う日まで」じゃなかったでしょうか?
最近「あの人は今」みたいに扱われがちでしたが、それでも歌はうまかった。「ウルトラセブン」の3番目、とか・・エピソードは多いですね。
マイクを上下に動かして自分で調節する・・昔の歌手なんだなと思うけどそれ以上に・・マイクから顔を離して歌える時代の歌手だったのねと感心します。ご冥福をお祈りします。
by 酔いどれ天使 (2012-06-04 01:24)
酔いどれ天使さん、こんばんは
最近は良く知っている人の訃報が増えました。
自分がそういう年齢になったということなんでしょうね。
ドリフとのコントの記憶はあまりなくて、
日曜夜の歌手がカラオケをうたうような番組で
久しぶりに観たと、そんな感じでしたね。
>ウルトラセブン
これは知りませんでした。
でも、結局記憶に残った歌は「また逢う日まで」だけですね。
この曲カヴァーを聴いたことがない。
本家のインパクトが強すぎるのでしょうね。
by Cliff (2012-06-04 21:00)