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ALWAYS 三丁目の夕日 ’64 [映画]

映画”ALWAYS 三丁目の夕日’64”

早速観ました。

第一作“ALWAYS 三丁目の夕日”の公開が、2005年11月。
あれからもう6年も経ったんですねぇ。
早いものです。

映画の舞台も、東京タワーが完成した昭和33年の6年後

昭和39年の東京です。

映画とシンクロして、出演者もリアルに6つ歳をとりました。
特に子役の二人、一作目で小学生だった一平と淳之介も今や高校生。
“大きくなったなぁ“と、親戚の子を見るような妙な感慨を覚えます。

昭和39年のトピックスといえば、何といっても東京オリンピックです。
当時、私は東京タワーの近くに住んでいて、
開会式の日に、ブルーインパルスが空に描いた五輪をこの目で見ました。
外へ出て、空を見上げ、うわー!と感動した
映画に出てくる場面を実際に経験しました。

登場するアイテムや、町の景色も、芸が細かいです。
芋虫みたいに見えた初代の新幹線の車体や、ブラウン管のテレビ、
ノート、封筒、薬の袋に至るまで、
スタッフのこだわりが随所に見られます。

フィクションとわかっていても、
ついつい自分の記憶と照合してしまいますね。

それでも、特に違和感がない。
冒頭、タワーのテッペンから観た景色では、つい実際の道路付きを確認してしまいましたが、
大体合っていました。
オリンピックで日本中がフィーバーしていた当時の雰囲気も
あんな感じでした。

薬師丸ひろ子演じるお母さんが真似する“シェー”は、
当時、小学校で流行りすぎて禁止されました。
ただし、あげる足が違っているんですよねぇ。(笑)
演出でしょうが、こういう細かいこだわりにニヤリとさせられます。

ストーリーは、6年で成長した二人、
堀北真希演じる六ちゃんの結婚と、小説家を目指す淳之介の独立のお話が中心。
彼らの旅立ちを素直に喜べない不器用な男たちと
おせっかいな住民たちが織りなす人情話です。

六ちゃんが恋をする医師、菊池の秘密や、小説家・緑沼アキラの正体はだれかなど、
多少の謎はあるものの、大方予想がついてしまいます。
予定調和といえばそうなのですが、
その予定調和が昭和のオヤジたちには心地いいんですね。

この作品から登場の森山未來は、昭和のファッションがぴったりはまっていましたね。
主役の吉岡秀隆が下町なら、森山未來は山の手かな?
二人とも昭和の匂いがプンプンする俳優です。

他にもいろいろ感想があるのですが、
ネタばれになるのでこの辺にしておきます。

面白かったです。

ただ、3Dにする必要はなかったんじゃないかな?
観客を泣かせるなら、3Dメガネは邪魔ですな。


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おまけ : 映画の東京タワーの見え方は狸穴坂の上あたりが一番近いかな?
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