だるま食堂の冒険夫人 ~10コブの旅~ [お笑い]
10月8日、座・高円寺で、お姉さま三人組コントグループ”だるま食堂”のライブを観ました。
「だるま食堂の冒険夫人 ~10こぶの旅~」と 題し、
今年3月から10か所で、それぞれのライブを「1こぶ、2こぶ」と呼び、
”乗り越えて”いく企画。
私の方はなかなか観に行けず、やっと千秋楽の「10こぶ」で間に合いました。
浅草見番以来だから1年ぶりです。
いやあ、面白かったですねぇ。
1年に一度しか観ていないので、
あまり偉そうなことは言えないのですが、
このブログがあることだし、感想を残しておきましょう。
今回の会場。
小劇場の長椅子や浅草見番のような胡坐で折り紙をしながら観るのも
それはそれで楽しいものですが。
座・高円寺のように、ゆったりと椅子に座って観られる会場は、
カミサンを誘いやすいのでありがたいです。
そんなこともあってか、私たちと同じような夫婦連れが目立ちましたね。
女性の姿も多かったです。
今回観たコント
はずれはなかったように思いました。
初体験のカミサンの感想は一言、
「アナログね。」
そう、
だるま食堂のコントのお楽しみはこのアナログ感だと思っています。
星野さん、佐藤さんが演じる、正妻と二号さん、
森下さんのおとなしいウェイトレスが、
この二人の板挟みで、だんだんと狂気に変わっていく。
そして、最後はお決まりのドタバタに・・・
もう、大笑いしましたが、
これが、だるま食堂お得意のパターン。(ですよね?)
水を熱すると、グツグツ泡が出てきて、100度になると一気に沸騰!!
安定からカオス、正気から狂気へと変わる可笑しさは、
場面、場面を切り取ってしまうテレビでは味わえません。
そういう意味ですごく知的。
よく計算されていますね。
計算されたコントなんだけど、
またその計算がよく狂います。(笑)
しかし、グダグダになっても、森下さんのツッコミが面白いから
観客にとってはそれも楽しみの一つなんですね。
後半はお決まりのボインボインショー。
こちらは、林家三平の「よしこさ~ん」(古い!)のような約束事の世界だから、
ネタの寒さなどいうのは野暮というもの。
何も考えずに、イチ.二.サンバ! と叫べばいいのです。
ボインボインショーだけを観て、
色物的に観る向きがあるとしたら、
それは違うよ、と諭さないといけませんよね。
今回、女性客が多いことに驚きましたが、
最近は知的なお笑いを好む女性が増えているし、
カミサンがよく言う”女性にしかわからない世界”を
おバカに演じることができるグループは珍しいから
これからも女性ファンは増えるかもしれませんね。
そんなわけで、十分堪能させていただきました。
来年も楽しみにしていますよ。
お酒はほどほどに。
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