熊本へ行く

１２日の日曜日、熊本へ行きました。

翌日、福岡で仕事が入っていたので
一足早く現地入りし、熊本まで足を伸ばし、
サッカー観戦することにしました。

飛行機で福岡空港に到着したのが午前１１時をまわったころ、
博多から熊本までは九州新幹線で約４０分
熊本には１時台には行ける。
キックオフが夜７時だから、余った時間で熊本市内を散策・・・・

と目論見ましたが・・・・・

博多駅に着いたは正午少し前
外はどしゃ降りの雨
新幹線の改札口の辺りが何やら騒がしい。
大きなカバンやスーツケースを引きずる人たちが電光ボードを見上げています。
見ると、九州新幹線は７０分遅れとの表示。

当方自由席だし、多少遅れたとしても
熊本にたどり着ければＯＫ。
停車している「さくら」に乗り込みました。

ホームは大混雑。
長い行列ができていました。

１２時８分、発車時刻を大幅に遅れて
「さくら」が出発。

しかし、窓の外は雨、大雨です。




改めて天気情報を確認すると、
熊本地方は梅雨前線の影響で半端じゃない量の雨が降っていて、
道路は冠水、高速道路は通行止め、
河川の氾濫や土砂崩れの怖れから避難指示が出て、
エライことになっているらしい。

やっと、事態が呑み込めてきました。



試合が開催される競技場、ＫＫウィングへは
熊本駅で豊肥線に乗り換えて光の森駅まで行き、
そこからシャトルバスに乗るのがノーマルなアクセス方法です。
しかし、頼みの豊肥線が動いていないらしい。

こうなると、試合開催も微妙になってきます。
とはいえ、ここで引き返すわけにはいきません。

そうこうしているうち、
新幹線は雨量計の数値が基準を超えたとかで、
新玉名駅でストップしてしまいました。

「運転再開の目途はたっていない」とのアナウンス。
あと一駅で熊本、という地点から
前へ進めなくなりました。



気分転換に外に出れば、雨はやむ気配なし。
景色をみれば、見えるのは田んぼばかり。
することがないので、乗客は入れ替わり立ち替わり
新幹線の記念撮影。



運転再開は３時４５分。
停車してから３時間以上かかりましたよ。

奇しくもできたばかりの九州新幹線を、
木目調の内装を、たっぷり堪能しました。

熊本駅へ到着したときには４時を回っていました。
着いたのはいいけれど、これからどうしよう。
豊肥線は走っていないし、
相変わらずのどしゃ降りで、駅の地下道まで冠水している状態。



もしかしたら試合も延期になるかもしれない。

そうは言っても、折角熊本まで来てとんぼ帰りでは
これまでの苦労が無駄になるような気がして、
せめて、熊本城くらいは行こう。

そう決めて、市電で熊本の中心街へ向かいました。

加藤清正もびしょぬれ。



お濠は増水

そして、どしゃぶりの熊本城です。

ここでも、雨のやむ気配は全くありません。

天守閣から熊本の町を見下ろしながら
明日は仕事だし、福岡へ速めに帰ろうかな、

そう気持が折れてきたところに、
先発メンバー発表のメールが入電。



やっぱり、やるのね。

わかった、どこまでも行きますとも。

野球の試合はは雨が降るとすぐ中止になりますが、
サッカーの場合、雨も試合の一部なんですねぇ。

私も、最近わかってきました。

コメント 2

サッカーもラグビーもイギリスあたりの競技ですよね？
あのあたりは土砂降りとか豪雨ってないんでしょうかね。
競馬と同じで、たまには悪条件で行われるゲームも番狂わせが起きて面白いですよね、ええ、テレビで見ている分にはね。
熊本、行ったことないけど、写真を拝見して思ったのは

　　街が、道が綺麗！

「ずいぶん日本語が上手な中国人だな～」と思ったら熊本の人だった、という経験のある私には熊本は未知の国です。
by 酔いどれ天使 (2011-06-17 13:30) 

☆酔いどれ天使さん、こんばんは

英国紳士はいつも傘を持っているという
ステレオタイプなイメージをもっています。
イギリスは雨はよく降るけど、梅雨はないですからね。
降り方はやはり日本の方が激しいんじゃないですかね。

熊本市など県庁所在地はどこも、
今はこじんまりとキレイで
仕事さえあれば、こちらの方が暮らしやすそうだ
と感じます。

特に九州は県同士が張りあっていて
街にも個性を感じます。

中でも路面電車のある街は
ノスタルジックな雰囲気があるので好きです。＾＾
by Cliff (2011-06-18 23:18)