東京私鉄 梅めぐり [街歩き]
ときどき、おバカな企画を考えます。
先週、東京に梅の花が開花したというニュースが流れました。
三月下旬の陽気となり、天気もいい
週末、家でゴロゴロしていても仕方がない、
よし、去年ふと思いついたことを実行に移してみるか
で、その思いつき とは、
「梅」のつく駅に梅は咲いているか
東京の鉄道には、「梅」のつく駅がいくつかありまして、
それを梅の花が咲くころに一気に回って
本当に梅の花が咲いているか確認してみよう、
というものです。
アホでしょ?
検証日は2011年2月5日です。
まずは、東武伊勢崎線 梅島駅 へ
梅の花が咲いていそうな場所として
すぐに頭に浮かぶのは公園。
ということで、地図で見つけた公園
改札口を出て北側のベルモント公園へ向かいました。
しかし、このベルモント公園、
足立区とオーストラリアのベルモント市が姉妹都市になった
ことを記念した公園で、オーストラリアの樹木はあっても、
コンセプトに合わないのか、梅の木は植えられていません。
では、お次は神社仏閣!
梅島天満宮へ行くことにしました。
「天満宮」というと、、
北野天満宮のように広い敷地を想像しますが、
梅島天満宮は、伊勢崎線の高架線の横の
小さなお宮さんです。
梅の花は・・・・
本数は少ないが、ありました。
これが、梅島天満宮の梅の花。
少しさびしいですね。
マンションと伊勢崎線の高架の谷間で日当たりが悪い。
しかし、健気に咲いていましたよ。
さすがに物足りないので、
梅の木を求めて
駅の周りを散策することにしました。
梅島という地名は、もとは「梅田」と「島根」が合わさってつけられたもの。
ということは、
「梅」のご本家は、梅島天満宮のある駅の北側ではなく、
南側の梅田にあるはずです。
「梅田」の地名から想像するに、
田んぼの周りにたくさんの梅の木が植えられていて、
早春にはきれいな花を咲かせていたのでしょうが、
今は家だらけ
しかし、歩いて3分ほどのところ、
「エル・ソフィア』の横に立派な梅の木を発見!
この梅の花はきれい!
地元の方たちは立ち止まることなく、
自転車で通過していましたが、もったいないですよ。
梅島の梅
次に向かったは
京浜急行 梅屋敷駅
北の足立区から南の大田区まで、
一気に来てしまいました。
私にとって梅屋敷駅は、
羽田空港へ向かう時に通過する小さな駅で、
車窓からは、第一京浜国道沿いの無機質なところ、
というイメージがありました。
ここに梅の花なんかあるんかいな?
そう思いましたが、
南に5分ほど歩くと、
駅名の由来となった場所がありました。
「梅屋敷公園」です。
大田区教育委員会が設置した案内板には、
次のように書かれています。
『文政年間(1818~1830)の初め、中左衛門の子の久三郎の代に、
庭園に梅の名木を集めて、休み茶屋を開いた。
亀戸の梅林とともに、梅の名所「梅屋敷」として有名になり、
広重の浮世絵にも描かれた』
暑気あたりに効く「和中散」というクスリを売るお店を譲り受けた
北蒲田村の中左衛門さんが、この地のお店を移転。
子供の代になって事業拡大、梅の名所になった。
こういうことのようです。
京浜急行の線路と国道に挟まれた小さな公園ですが、
数十本の梅の木が植えられ、満開の頃はきれいでしょうね。
一週間ほど早かったかな。
はい、
これが 梅屋敷の梅です。
もう一丁
さて、梅屋敷から、
三つ目の梅の駅へ向かいました。
小田急電鉄 梅ヶ丘駅
駅の北にある羽根木公園は梅の花の名所です。
予備知識があったので、そのまま直行。
この日は「せたがや梅まつり」の初日、ということで
多くの人が梅の花の見物に訪れていました。
ここには、梅の木が650本植えられているそうです。
満開になれば、壮観なのでしょうが、
こちらも、少し早かったかな?
でも、きれい。
これが、梅ヶ丘の梅の花。
紅梅もきれい
はい、もう一丁!
来週が見ごろかな?
都会の土地には無駄が無いですね、梅島天満宮。(^^
by kanican (2011-02-06 22:52)
☆kanicanさん、こんばんは^^
東京には猫の額のような
境内の神社がたくさんあります。
そういう場所ばかり集めても
おもしろいかもしれませんね。
by Cliff (2011-02-07 22:57)