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変化 [雑感]

今年の秋も終わりですね。

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久しぶりに、神田川沿いを歩きました。

川岸に植えられているたくさんの桜の木。

お花見のシーズンもいいですが、
紅葉の時期もきれいです。

同じところにいても
季節によって違う景色を楽しむことができる。

これをは日本人の特権でしょうね。

日本人は、
常に変化する景色の中で暮らしているわけです。

2010112105.jpg


途中、新しい共同住宅らしきものを
建てているところがありました。

2010112102.jpg

神田川がS字に曲がるこの場所には
以前、生垣のある一軒家があって、
隣接する竹林と一体の景色になっていました。

この景色も変わってしまうんですなぁ。

ちなみに下の写真が2年前

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2010112103s.jpg

竹林は保護樹林になっていて、
夏は日陰を作り、
歩道にはベンチも作られています。

ボワッと枝が伸びていくので、
工事がやりにくそうだなぁ、
鳥が集まってくる場所だし
木が切られちゃうのかなぁ、とか、

余計な心配をしてしまいますね。


日本人は季節の変化を理解するように、
物事の変化に対して寛容かというと、
そんなことはないですよね。

これが不思議です。

季節の変化を当たり前のように感じているくせに

社会や政治の世界では
極端に変化を怖れる傾向があります。

行政は変化に対して無防備であることが多いので、
変化が起きてから動き出すことが多いですよね。

ということは、

季節の変化といっても、
四季は1年の中での移り変わりであり、

年が替われば、また同じように花が咲き、紅葉し、雪が降る。
その繰り返し。

本質的には変化していない・・・・とか

そんなことを考えながら歩いていました。

2010112106.jpg

変化のない政治のニュースにはうんざりします。

周りの国の状況が大きく変わっているのに、
いつまでも、内輪もめでエネルギーを浪費している。

マスコミはといえば、
相も変わらず、断片的などうでもいいニュースばかり流している。

全体が見えないから、
閉塞感が増すばかりです。


「変化」

そういえば、

日本では「変わる」ということについて、
「心変り」のようなネガティブな使われ方が多いような気がします。

2010112101.jpg

歌の世界では

「変化」することを表わす日本語が
タイトル入っている歌はなかなか思い浮かびません。

思い出に変わるまで(小田和正)
思い出に変わる時(岡村孝子)
友達に変わる時(谷村新司)
変わるし(矢野顕子)
心変わり(一青窈)
雪之丞変化(美空ひばり)

拾ってみたけど、歌えません。

ヤマトなでしこ七変化(小泉今日子)
これは、歌えるし、前向きですね。
でも、これは例外。

「変化」は英語にすると CHANGE

CHANGE  を使う民族は、
CHANGE を怖れず、
CHANGE に前向きであるように感じます。

「CHANGE」がタイトル入る洋楽も数が多いです。

Change Of Heart (Eric Carmen)
Changes (David Bowie)
Change The World (Eric Clapton)
We Are Here To Change The World (Michael Jackson)

他にもたくさん。
数え切れないほどあります。

日本のアーティストも
「変化」や「変わる」に代わる響きのいい日本語がないので
CHANGE を使うことが多いようです。


CHANGE


私も、常にCHANGE しなければいけません。
勉強しなきゃ。 

2010112107.jpg


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