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22才の別れ [音楽]

平成22年2月22日22時22分22秒に22才の別れを聴く

というおバカな企画はいかがでしょう。

他に2並びのタイトルの歌を考えましたが、

この「22才の別れ」以外、頭に浮かびませんでした。


1975年のフォークデュオ 「風」の大ヒット曲ですが、
元は、1974年のかぐや姫のアルバム「三階建の詩」に収録されていました。
作詞・作曲は伊勢正三さん。
オヤジならみんな知っているスタンダードナンバーです。

22才の女性が恋人と別れ、別の男とおそらく結婚するのであろうという内容の歌で、
当時は、「華麗なる一族」という映画もあったし、
イケメン男より経済力のある男を選んだんだな・・・、とか

いろいろイメージが膨らみました。

で、この「22才の別れ」ですが、

歌詞をよく読んでみると、
頭に引っ掛かかる部分があります。

 

2番の歌詞。

この主人公の女性は、
22才の誕生日を別れた恋人と過ごしたわけです。

 ♪私の誕生日に22本のろうそくを立て・・・・


ローソクを立てるといえば、普通はケーキですよね。

まさか、Policeの「Wrapped Around Your Finger」 のPV状態で、
誕生祝いをするようなやつはおらへんでしょ?

というと、おそらく、二人で食べられる程度の大きさの
ケーキを前提として、22本のろうそくを立てるわけで、

多すぎませんか?


おバカついでに、実際にやってみましょう。

とりあえず、あとで食べることを想定して、
4人で食べられる大きさのケーキを調達。

2010022201.jpg


このケーキに22本のろうそくを立てる。

100円ショップのローソクを使いましょう。
4人前のケーキと、一番小さいローソクの組み合わせになります。
この作業はかなり、面倒くさい。


どうでしょう?

2010022202.jpg

 

「誕生日おめでとう」のチョコレートのプレートはなしで正解。
密集感があります。

これに灯をつけるわけです。

2010022203.jpg

 
う~ん、雰囲気は出るかな。


好きな彼氏が灯をともしながら言うわけです。
 
 ♪ 一つ一つがみんな君の人生だね

実際は、蝋が溶けるので、
火をつけることに集中してしまいます。

そんなのんきなこと言っていられません。

 
 ♪17本目からは一緒に灯をつけたのが・・・・


これって、結婚式のキャンドルサービスみたいなことをしたんでしょうかね。

きっとそうなんでしょうね。
続く歌詞。

 ♪今はただ、5年の月日が長すぎた春と・・・・

これが、「17本目から」の伏線になっているから、

二人で手を添えて、火をともしたのでしょう。

しかし、実際は17本目からだと、
6本一緒に灯をつけないといけないんですよね。
ま、いいか。


すべてのろうそくに灯がともったら、

♪ ハッピーバースデー トゥー ユー~  と歌い、

主人公が、ろうそくの灯を吹き消す。

そして、ローソクを抜き、さあ、ケーキを食べましょう

となるわけですが、

 
穴ぼこだらけです。

 
2010022204.jpg


作業中、蝋がケーキの上にたれてしまったし、

ふと現実にもどり、
カミサンと娘にこのケーキの状態を何と説明しようか悩んでしまいます。
実験に使ったという以外ないんですけど。


しかし、灯がともれば、
それだけで、なんとなくロマンティックな雰囲気になるし、
多少の面倒くささを引いても、恋人と二人なら、こういうのもありかな、
と思いました。 


まあ、たまにはおバカなこともやってみようということで、

青春の思い出の歌なのに、幻滅させるな!
と、くれぐれもお怒りにならぬよう。

火の用心! 

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コメント 14

Sanchai

やってみたいと思います。
by Sanchai (2010-02-21 10:44) 

kanican

さて奥さんと娘さんの反応は・・・。
私もよく妻に「そんな写真撮って、どうするの?」って言われます。
by kanican (2010-02-21 21:29) 

がま親分

実際にやってみてから物申すという Cliff さんのアカデミックな姿勢に拍手を送りたいと思います! パチパチパチ
(本心は、こういうおバカなことを真面目にやっちゃうその心意気に拍手ですが、爆)
伊勢氏の歌詞は、恋人たちの語らいや沈黙やアンニュイなムードやそういった情景が浮かぶものが多いですが、いまいちリアリチーがないことがこうして証明されたわけですな! (笑)
映像化、という言葉が思い浮かびました。どんなに優しくて切なくてジーンとする場面であっても、映像化したときに成り立たないものはあきませんな。
ところで、谷村新司の「22歳」でもよかったですね。(笑)
by がま親分 (2010-02-22 00:26) 

酔いどれ天使

以前、テレビでみたのですけれど・・・
小さなケーキに目一杯のろうそくを立てて火をつけたら
ケーキの上で炎はひとつにまとまりぼおぼおと燃えておりました。
ひとつひとつがみんな君の人生だね・・なんかいっていたらまとまって燃えさかっちゃうなんて・・しゃれになりません。おまけに燃え尽きちゃったら・・

今は太いろうそくやら中くらいのやら・・・で省略するんですよね。
「10の束2と・・ばら2」・・カリキュラマシーンみたいですね。
by 酔いどれ天使 (2010-02-22 10:38) 

Cliff

☆Sanchaiさん、nice&コメントありがとうございます。

ドリフの孫悟空のニンニキニキニキとじか、
ニキニキ二木二木二木の菓子 とつぶやくとか
他にもありそうです。
by Cliff (2010-02-22 20:40) 

Cliff

☆kanicanさん、こんばんは^^

カミサンから、何の実験なのと詰め寄られました。
う・・・ん とか言ってごまかしましたが、
穴ぼこだらけのケーキに疑惑の芽をむけられてしまいました。

>「そんな写真撮って、どうするの?」って言われます。
どうするのっていわれても、ねえ~(笑)
by Cliff (2010-02-22 20:44) 

Cliff

☆がま親分さん、こんばんは^^

アカデミックの頭にアルファベットのBがつく方ですが、
昔からひっかかっていたんですよねぇ。

>伊勢氏の歌詞
小説や映画の一場面が浮かびますよね。
ただ、おっしゃる通り、アビーロードの街に出てくる青山通りは
ジャケットのアビーロードに比べて、幅が広すぎたり、
なかなか現実とはマッチしないですよね。
あれ、渡ったの表参道じゃないか、とか。

「22才の別れ」を映像化した場合は、
ローソク立てるシーンが、
お笑いの場面になってしまうような気がします。

あと、谷村新司の「22歳」は・・・知りませんでした。(笑)
すいませんm(__)m
そういえば、TOKIOにも「22才」という歌がありました。
by Cliff (2010-02-22 21:03) 

Cliff

☆酔いどれ天使さん、こんばんは^^

>ケーキの上で炎はひとつにまとまりぼおぼおと燃えて・・・

そうなんですよね。小さなケーキに密集して22本もろうそくを立てたら
危ないと思います。ほんと、しゃれになりませんね。

>今は太いろうそくやら中くらいのやら・・・
ということは70歳で大が7本、みたいな・・
でも、火事にならないよう注意する必要はありますが、
70本ローソクを立てる、巨大ケーキみたいのも面白いでしょうね。

吹き消すだけで、息が止まっちゃうみたいな。
これも、しゃれにならないかな。(笑)

by Cliff (2010-02-22 21:14) 

シャンプーハット

ケーキ、笑えました。

「22才の別れ」、当時私も良く歌いました

2222222222222、今晩やってみましょう。
by シャンプーハット (2010-02-22 21:29) 

Cliff

☆シャンプーハットさん、ありがとうございます。^^

もうすぐ22時22分ですね。(笑)

YouTube で22才で検索するのが、一番手っとり早いかな?
観てたらニイニイゼミの声なんてえのも出てきました。
by Cliff (2010-02-22 21:35) 

dema

こんにちは
すばらしい実践ですね。感動しました。
17本目からいっしょに火をつけるときも、下手するとやけどしますね。
16本目までに火をともす位置もきちんと計画的にやらないと。
火をともす前に
「こっちの方からこういう風に点火していく方が合理的だね。」
「あら、安全面を考えるとこっちの方からこういう方向につけていく方がいいと思うわ。」
なんていうやりとりが2人の間であったかもしれませんね。
うちの妻は、
「もしかして17本目からはいっしょに手分けしてつけたんじゃないの?」
なんて言ってました。
by dema (2010-02-22 23:28) 

Cliff

☆demaさん、こんばんは^^

本当に、火事が怖いので、燃えやすいものを遠ざけ、
横に消火用の水とタオルを置いてやったんです。
だから、オードブルやら、なんやら横に置いて
ロマンチックに灯火なんて無理で、
ほとんど、理科の実験になると思います。(笑)

>手分けして
そういう可能性もあるんですけど、(笑)
それだと「5年の月日」という歌詞の意味が薄くなるような気がしたんですよねぇ。
というか、こんなおバカな記事を夫婦で話題にされて、
うれしいのですが、すごくこそばゆいものがあります。
by Cliff (2010-02-23 21:16) 

明石海峡

「22才の別れ」の歌詞は
大分県出身の防衛大学校の学生とその恋人の
長い恋愛の結果を歌詞にしたもの、という説を
聞いたので報告します(トンデモ説かもしれないが)。

歌詞の「鏡に映ったあなたの姿を」は
防衛大学校の卒業式直前を指すとか。
自衛隊の隊舎の中は姿見の鏡が多いからなぁ。

22歳で卒業すれば、公務員だから全国転勤だし、
発売時の70年代は自衛隊員が日陰者扱いの時代だった。
ただ「あなた」の初任地は陸上の久留米市ではなく、
海上の広島・江田島か航空の奈良市らしい。

伊勢正三氏は大分県の進学校、大分舞鶴高校の出身。
大分をはじめ、九州では優秀でも経済的に進学が厳しいと、
進学先に防衛大学校を選ぶ傾向が強く、
ここから解釈すると、歌詞の中の「あなた」は
裕福ではないが成績の良い高校生だった…と考えられる。

巷に言う「学生運動」説とは真逆なんですが、
こういう解釈を航空自衛隊の50代の隊員から聞いたので、
報告しておきます。
by 明石海峡 (2012-12-31 03:39) 

Cliff

☆明石海峡さん、こんにちは

コメント、どうもありがとうございます。

私はちょうどこの歌が流行ったころに
「華麗なる一族」が公開され話題になっていて、
そのイメージとオーバーラップしていました。

なるほど、大分の防衛大学校ですか。

>自衛隊員が日蔭者扱い

高田渉の「自衛隊に入ろう」という歌もあったし、
当時はそういう時代でしたね。

しかし、よく考えたら、私は女性ではなく、男性でもいいわけで
隊舎の中の鏡に映ったのは先輩か教官・・・
というのは不謹慎でしょうか(笑)

by Cliff (2012-12-31 13:17) 

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