清水へ行く [旅行]
清水へ行ってきました。
サッカー観戦のついでに、ミニ観光もしてしまえ、
ということで、清水の町を歩きました。
かつての清水市も静岡と合併して、今は静岡市清水区ですね。
あまり下調べをしていなかったので、
行き当たりばったりのぶらり散歩になりました。
こだまに乗り、静岡駅に到着したのが朝9時30分。
このままJRで清水へ移動したのでは面白くないと思い、
新静岡から新清水まで、静岡電鉄に乗ることにしました。
6分間隔で運行されているので、
待ち時間のストレスがありません。
電車に乗ってまず目についたのが、床の大きな選挙広告。
すれ違う電車のボディも広告だらけ。
いろいろ営業努力の跡が見えます。
ワンマンなので、運転手は駅につくたび立ったり座ったり忙しいです。
♪運転手はぼくだ 車掌もぼくだ
20分ほどで新清水に到着。
新清水という駅名から、
ガラス張りの新しいビルが立ち並ぶ街を想像していましたが、
拍子抜けするほど、さびしいところでした。
静岡鉄道は、もとは集荷したお茶を積みだすための線だったそうで、
かつては港へ続くこのあたりももっと賑やかだったんでしょうね。
地方経済が疲弊しているという話をよく聞きますが、
ここもその現場の一つなのでしょう。
北へ歩くと、アーケードのある長い商店街がありました。
清水駅前銀座商店街。
商店街の入り口で小さな店を構え、
お菓子を焼くのが見えたので、買ってみました。
都まんじゅう。お味見セットは4個で100円。安い。
これ、焼きたての熱々状態で食べるとすごくおいしいです。
中に白あんが入っていますが、
「まんじゅう」というよりは、お祭りの屋台のベビーカステラを思い出しました。
朝ということもあって人影が少なかったですね。
私は、商店街に流れる昭和の空気が懐かしくて好きです。
いくつか、おもしろそうなお店はあるのですが、
サッカー観戦で訪れたサポーターにとっては、
何かターゲットとなる場所があるといいんですけどね。
JRの線路をまたぎ、港に隣接する「河岸の市」へ向かいました。
清水の人気スポットの一つです。
こちらは、西口の商店街と違い人でいっぱい。
ここまで来て、刺身を食べなきゃうそだろうと、
とりあえず、出来ている行列に加わりました。
人気店「おがわ」の開店前の行列でした。
30分以上待っていましたかね。
注文は名物、「海鮮次郎長丼」。
一つ一つの刺身がでかい。
1500円はいい値段ですが、高いと感じませんでした。
周りは青赤の東京サポーターだらけ。
あちこちから、カシャ、カシャと 料理を撮影するシャッター音が聴こえました。
というわけで、私も。
魚市場では、釜揚げのシラスが安かったのですね。
持って帰りたかったのですが、
長時間持ち歩かなければならないので断念しました。
さて、おなかいっぱいになったので、腹ごなしに歩いて南へ移動。
エスパルス・ドリームプラザ、マリンパークへ向かいました。
新幹線の車窓から見えるのか、気になっていたここの観覧車は、
こだまで静岡に向かう時に見えるのを確認しました。
ただし車窓からの撮影に失敗してしまいました。
数秒しか見えないので、集中力が必要です。
次郎長しか頭になかったので、ドリームプラザの中に、
ちびまるこちゃんランドがあったのに気がつきませんでした。
失敗、失敗。次回のお楽しみにしようと思います。
波止場から、エスパルス通りを西へ歩きました。
エスパルスのオフィシャルショップの前のパルちゃん像と
サッカーボールのレリーフ
歩道にはオレンジの旗が閃いていましたが、
日曜で人が少ないのか、さびしい感じがしました。
巴川を渡り、次郎長が生まれた町内へと入ります。
これも後で知ったのですが、
地元では、現存する清水一家との関係で
清水次郎長を観光資源として
大々的に売りづらい事情があるそうです。
そのせいか、
次郎長の名前のつく商店街には人影が少なく
次郎長の生家もすごく控え目でした。
時間がなくなってきたので、
最後に次郎長の墓のある幽香山梅蔭寺へと向かいました。
生家からは西へ歩いて5分ほどのところです。
途中、巨大などら焼きを作っている工場があったので、
土産に購入するこよにしました。
風月堂の「次郎長笠」というお菓子。630円
粒あんのほかに、お餅と栗が入っていて、
大きくてどうかな?と思いましたが、
食べてみたらふんわりしていて旨い!
梅陰寺は入場料300円。
一瞬、ぼられたと思いましたが、遺品館とかあるし仕方がないかな。
正直メンテはよくないですね。
清水の有名人は、次郎長よりも、
今は「ちびまる子ちゃん」なのかもしれません。
遠征、お疲れ様でした。
私は、骨折の足を引きずってでも行くつもりでチケットを準備してあったのに、体調不良で行けなかったんですよ(泣)
う~ん、河岸の市、行きたかった…。
海鮮次郎長丼食べたかった…。
普通の海鮮丼のマグロって薄切りですけど、あそのこって「厚切り」。もしくは「塊」ですよね。
来年は体調を整えて、ぜひ海鮮次郎長丼を食べに、、、じゃなくて、東京の勝ち試合を見に、清水へ行きたいと思います。
by natsuko (2009-10-29 01:11)
次郎長親分・・・・まだ「一家」が現存!
それは「そういう意味」の「一家」?それとも「御一家」??
どっちにしても明治の御代をご覧になったおやぶんさんですものねえ。
わたしなどはどこから親分の話題かと読みすすめちゃいましたよおお
勿論同時にまるちゃんも思い出しますが・・・
地名とチーム名が一緒くたに出てくる私・・・思うつぼですかね。
ニューヨークヤンキースとかシカゴブルズとか清水エスパルス、清水の次郎長、神田明神下の銭形平次・・・・
by 酔いどれ天使 (2009-10-29 14:58)
次郎長親分とは比べ物にならない・・・小せぇ親分ですんません。(汗)
清水市のころに一度だけ行ったことがあります。
で、エスパルスなんたらで寿司食った記憶が・・・。
それ以外はあまり覚えてない・・・。(汗)
by がま親分 (2009-10-29 23:39)
☆natsukoさん、こんばんは
>体調不良
足といい災難でしたね。
清水での試合は絶対行く、と決めているサポーターも多いようで、
河岸の市では東京サポーターだけで、かなりの売上があったのではないでしょうか。
「海鮮次郎長丼」に乗っているマグロの「塊」(笑)は、食べているうちここまで大きくしなくていいのではないか、と思いました。
食べるというより、かぶりつく感じですよね。^^
by Cliff (2009-10-30 00:44)
☆酔いどれ天使さん、こんばんは
>「一家」
なんでも一度解散したが、ブランドに目を付けた地元の暴●団が6代目を名乗っているそうで、観光協会も距離を置かざるをえなくなっているようですね。次郎長の生家や墓がひなびている裏には、こうした事情があるようです。
池田屋、忠臣蔵などもそうですが、観光地には血なまぐさい事件を記念した場所が多いですよね。次郎長も超有名な人物だけに残念です。
今回、エスパルスはいまや清水の顔なんだな、と感じました。
by Cliff (2009-10-30 01:02)
☆親分さん、こんばんは
いやいや、がま親分さんも立派な親分さんですよぉ~。^^
>エスパルスなんたら
エスパルスドリームプラザのすしミュージアムへ行かれたのでしょうか。
私は市場で食べた直後だったので興味がなかったんですよねぇ。
次回はこちらを目指してみようと思います。^^
by Cliff (2009-10-30 01:10)