ミュージックスカイホリデー ２００９

２年ぶりに、そらまめさんの声が聴けました。

今の時期、ラジオ局は「スペシャルウィーク」とか呼び、
聴取率アップのため、特番を組みリスナー確保に躍起になっているそうです。

関東では、ニッポン放送が「ミュージックスカイホリデー２００９」と題し、
そらまめこと滝良子さんの番組を復活させました。

「全日空ミュージックスカイホリデー」は、
１９７６年から８４年まで、日曜の夜に放送していた
ニッポン放送の人気番組です。

２年前に一度復活し、そのときも感動しましたが、

今回も激しく感動しました。

私は当時、この番組をあまり聴いたことがありません。
そらまめさんについての記憶は、「ミュージックスカイホリデー」以前のもの。
ＴＢＳラジオの深夜放送、そらまめパック時代です。

でも、今日はそのお声が聴けるだけで満足。

若いころの弾けた感じはなくなったものの、
体がフワッと軽くなる、
すきとおった青空のような美声はそのままでした。

夕方５時半から聴いていましたが、
番組へのメールは２０数年前を振り返るものばかり、
リスナーの年齢層も３０～４０代前半までが中心といった印象。
ああ、そらまめパックは有史以前の話なのかァ、

ため息をついていたら、
８時を回ってから、
そらまめさんが、ミュージックスカイホリデー以前の話を始めました。

熊本放送の局アナからフリーなり東京へ出てきたこと。

ある日、ＴＢＳテレビの「お天気メモ」で、時間が余って困ったこと。

その困ったときの顔が、当時のＴＢＳラジオの伊藤直樹ディレクターの目にとまり
「深夜放送をやってみませんか」と誘われたこと。

その伊藤ディレクターに「ニックネーム」はないかと聴かれ、
「ソラマメみたいと言われたことがある」と答えたら
「それがいい！ソラマメでいこう」と、
それから、そらまめこと滝良子という肩書になったこと。

等々。

伊藤ディレクターに見出され、
パックインミュージックで放し飼いのように好きなことをやっていた。
その土台があったから、ミュージックスカイホリデーから今につながっている。

プライベートの話も大分されていました。

そんな話を聴いていたら、
３０年以上の年月が一本の線でつながってしまいました。
その時間帯からエンディングまでは、
そらまめパックが復活したかのような感覚で、
涙が出そうになりましたよ。

また放送してください。

久しぶりにいい番組を聴きました。

コメント 12

ソラマメさん、復活したのですか！
聴きたかったなあ。（＾＾）
いま大変なのは車メーカーだけじゃないんですね。
放送局、特にラジオは危機的状況のようです。
４月からのスポット枠が・・・なんてことも、ちらほら聞こえてきます。
そんな今ですから、こういった人たちの力を借りる必要があるのかもしれませんね。
思い出しました！ソラマメさんNHK教育の「ギター教室」も担当したことあるんですよ。
by Mashi☆Toshi (2009-02-21 22:55) 

水曜パックの２部でしたね・・・・ついうとうとして「はっっ！」と気がつくとのどかな声が聴こえてきて自分が欽也さんのパックの途中で寝たのだと焦るのでした。
by 酔いどれ天使 (2009-02-22 03:26) 

☆Mashi☆Ｔｏｓｈｉさん

ソラマメさんのテレビ出演については、私は記憶がなくなってしまったのですが、今回の放送では、フジテレビの「赤白パネルマッチ」や、
お料理番組やパソコン教室の聴き手の仕事のことを話していました。

この不況でラジオ局もご他聞にもれず不調のようですね。
オヤジたちは低質なテレビ番組にうんざりして来ているし、
深夜放送黄金期のリスナーを呼び戻すというアイデアは悪くないですよね。
当時のパーソナリティに声がかかっても不思議ではないと思います。

難民状態のパックメイトも期待が膨らみますが、
欽也さんは暴れちゃったし、林さんは亡くなってしまった。
一慶さんもももう表に出てこないでしょう。論平さんもＴＢＳでは無理だろうし。そろまめさんはニッポン放送に引き抜かれちゃった。
残るは馬場さんと、やっぱりナッチャンチャコチャンですかね。
パックメイトは帰る場所がないんですよ。（泣）
by Cliff (2009-02-22 07:25) 

☆酔いどれ天使さん

水曜パックの一部、二部でしたが、
欽也さんがそのまま居座って二人で話すことも多かったですよ。
でも、今回そらまめさんの口からは欽也さんの名前は出ませんでした。
タブーということではないでしょうが、
きっと伊藤ディレクターのことを言いたかったのだろう、と思いました。

文化放送の番組を急遽降板したキンキンと、
その直後にニッポン放送で復活したソラマメさん、
お二人が、二人の番組を消したＴＢＳラジオの深夜放送でつながっているというのが、何とも皮肉ですねェ。
by Cliff (2009-02-22 07:32) 

ついさっきですけどね・・・
同じく並べられていた「バックグラウンドミュージック」の若山弦蔵さんがこのことについてちらっとお話をしていました。
「『４月からの新番組が決まっているのにお通夜みたいな放送ができるか！』とあるスターさんが番組を突如降板って・・・わからなかあないですけどね。番組を楽しみにしているリスナーにいきなり水ぶっかけるみたいで、どうなんでしょうかね。で、新番組までのつなぎをどうするのかと思って新聞見たら『電リク』やるんですって！いいですよね～３時間ぶっ通しで電リク！やれるもんならやりたいですよね～・・・」
こうやってその時々のお話を若山さんの言葉で語る・・・という意味で大好きな番組で毎週聴いている番組なんですけどね。幅広いリスナーをカバーできているしお昼のひととき、とてもいい番組だと思うのですけど３月で終了です。オールリクエストというレーティング調査の時に必ず行うイベントですけど３月はさらに拡大して１ヶ月まるまるオールリクエストになるみたいです。『シバの女王』もよくかかる番組だからとても嬉しい放送だったんですけどね。思い切ってなにかリクエストしようかな～！
by 酔いどれ天使 (2009-02-22 12:22) 

この番組は残念ながら存じていないのですが・・・
日曜日の民放AMラジオって、素敵な番組が多かったですよね。
あ、そういえばNHKでは「おしゃべりジョッキー」というお洒落な番組やっていたなぁ。金町のスイミングスクールから帰って来るとちょうどやってるんです。で、その後友達の家に遊びに行って、帰って来てテレビで笑点。あぁ、何と充実した休日でしょう！(^▽^;)
by エルモ (2009-02-22 13:19) 

残念ながら滝良子（そらまめ）さんは知りません。
ところで話題の愛川欽也さんですが、Ｃｌｉｆｆさんは
司会、ＤＪ、俳優のどれだと思いますか？
私は声優の印象が強かったです。「いなかっぺ大将」の
ニャンコ先生は良かったなあ～。
by 人間魚雷 (2009-02-22 15:02) 

酔いどれ天使さん

ＴＢＳラジオは深夜の時間帯は様変わりしてしまいましたが、
昼間は永さんや大沢さんなど、昔の空気が残っていますね。
それだけに長寿番組が消えるというのはさびしいです。

「オールリクエスト番組」いいですねぇ。
どうせなら、「電話リクエスト」。この言葉の響き自体が７０年代です。
そういえば、弦さんは、欽也さんの水曜パックの２代前のパーソナリティー
繋がっているんですよね。
by Cliff (2009-02-22 16:53) 

☆エルモさん

＞日曜日の民放AMラジオ
ニッポン放送の特番で、ロイジェームスの「歌謡ベストテン」を放送していて、懐かしかったです。
夜はナイターを聴いていましたね。
語りの少ない「百万人の音楽」や渡辺貞夫の番組、新日鉄コンサートなんて番組もありました。
NHKでは「おしゃべりジョッキー」は番組名に記憶はありますが、
６時台のアナウンサーが交代で担当していた番組ですかねェ。
駆け出しの松平アナと生方アナが悪口言い合ってた記憶がありますが、スイミングスクールのあと、笑点の前だからもっと昼間ですよね。
関係ありませんが、金町駅前も様変わりしてしまいましたね。
by Cliff (2009-02-22 17:09) 

☆人間魚雷さん

カテゴリー分けはあんまり意味がないと思いますが、敢えて言うなら深夜放送のパーソナリティーをする前は、映画やアニメの声優だと思っていました。ただし、当時は声優という職業はなく、俳優が副業でやっているという形だったと思います。あと、欽也さんの場合は、朝の子供番組のロバのぬいぐるみの中の人というイメージもあります。
by Cliff (2009-02-22 17:22) 

バックグラウンドミュージックのほかにも、全国こども電話相談室、全国大人電話相談室、安住紳一郎の日曜天国も3月で終わり、4月からは「きらり10代」が、大沢悠里のゆうゆうワイドも3月で終わり、4月からは「ラジオビタミン」が、サイエンス･サイトークも3月で終わり、4月からは「音楽の泉」が、荒川強啓デイキャッチも3月で終わり、4月からは「U-18ユーガタM塾」がそれぞれ放送を開始するそうです。
by 杉田平和町 (2009-03-23 23:04) 

☆杉田平和町さん、ありがとうございます。

「夜とも」のあとの「コサキン」も終了とか。
老舗の番組が軒並み無くなってしまうんですね。
「安住紳一郎の日曜天国」も面白かったのに残念です。

by Cliff (2009-03-24 19:16)