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なかもず [雑感]

大阪へ行ってました。

 

たまに東京から大阪へ行くと、

駅のエスカレーターの並びが右だったり、

電車の停車位置で整列しないカオス状態があったり

      2009021302.jpg

微妙なパラレルワールド感に軽いめまいを覚えます。


新大阪駅で新幹線を降りると、
市の中心へ行くため地下鉄御堂筋線に乗り換えます。

で、この御堂筋線ですが、
最近、終点の「なかもず」というひらがな表示が気になっています。

「中百舌鳥」でいいじゃん。

私、東京生まれ東京育ちですが、ホークスファンなので、

「なかもず」は南海ホークスの二軍本拠地の球場があった場所のイメージです。
実際に行ったことはありませんが、
水島新司の「あぶさん」にも登場するので知っています。

なぜ、ひらがな表示なんですかねェ?

ホームに入ってくる電車に、
「中百舌鳥」と書いてあった方がカッコイイと思うのですが・・・。

御堂筋線の駅では「なんば」と「あびこ」もひらがななんですね。


      2009021301.jpg

もし、関東の人間が読めないのではと気を使っているのならば、
「あびこ」についてはその心配はありません。
常磐線に我孫子駅があるので、100%読めます。

難波も読めます。

大阪の市営地下鉄は、難しい読み方の駅名を
ひらがなにしているのではないか?

そう思い、大阪市交通局のサイトをみたら
そうでもないんですねェ。

今里筋線に「鴫野」という駅がありますが、
難易度は「中百舌鳥」と変わりませんよね。
谷町線の、「野江内代」「喜連瓜破」なんて読めるわけがない!!

天下茶屋だって東京人は読めませんよ。
東急世田谷線に三軒茶屋(さんげんぢゃや)駅があるので、
関東人のほとんどが「てんかぢゃや」と読んでしまうと思います。

こういう難読漢字の地名や駅名には、
東京下町では小さい子供でも「御徒町」が読める
みたいな面白さがありますね。

金本放出!!へ行く

を、最初から「はなてん」と書いてしまったら、
月亭八方師匠も困惑するでしょう。。。


支離滅裂な記事になってしまいましたが、


「なかもず」は漢字でいいんじゃないすか?

2009021303.jpg


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tsukikumo

ハナテン御存知とはマニアですねぇ。
ゴルゴ13が存在しなければ十三は地元以外誰も読めなかったでしょうし、喜連瓜破を読めるマニアックな人でも逆に簡単と思える吹田市をフキタシ、上本町をカミモトチョウと読み間違えたりするなど地名の難しさはありますよね。
私の学生時代は吉祥寺をキッショウジと大抵の関西人は読んでしまいましたし、豊島区も正しくは読めませんでした。

そういえば岩崎宏美嬢が昔やしきたかじんとヤンタンをやってたときに生野区を「ナマノク」とマジボケして大爆笑をとり、今でもたかじんに会う度に冷やかされているそうです。
by tsukikumo (2009-02-14 00:43) 

酔いどれ天使

大阪の地名は・・・四文字熟語みたいに見えます。
京都になるともう七言絶句。

仕事ではがきを出すことがあるのですが、地名の切り方はむずかしい。2行に分けるときにはとても悩みます。
番地も・・宮崎の番地は変わってますが・・・・東京もずいぶん変わってしまったので、できればこちらから見ると不思議に思えるような地名も変えないでほしいし、なにかの意味があるのであろう漢字の表記も残してほしいですね。グラフィックとしか思えないものもあるけど(笑)
by 酔いどれ天使 (2009-02-14 02:54) 

Cliff

☆tsukikumoさん

「放出」は、八方師匠のネタで覚えました。(笑)
「十三」は社会人になってから、「これをじゅうそうと読むのか」
と、謎が解けました。
地元民にはあたり前でも部外者は読めない、「踏み絵」みたいな地名が結構ありますよね。東京では、
「江東区」→「えとうく」、「台東区」→「だいとうく」、秋葉原→「あきばはら」
この辺がフィルターになっています。

>生野区
最近、フジテレビがショーパン=「生野陽子」を売り出し中なので、「しょうのく」と読む若い人が出るかもしれませんね。
逆に名前を「なまの」と読むのはちょっとまずいかな?という気がします。(笑)
by Cliff (2009-02-14 06:53) 

Cliff

☆酔いどれ天使さん

>京都になるともう七言絶句。
京都は乗り換え駅の「烏丸御池」からして読めませんね。
関東の場合、二つの名前をまるごとくっつけないで
まず短縮してしまいますね。
国分寺立川が国立、梅田島根で梅島、みたいに。
漫才のコンビ名でいうと「ふじわら」パターンですね。

>なにかの意味があるのであろう漢字の表記
ネガティブなイメージのある地名もありますが、それぞれ意味があるのに、行政サービスの効率を名目に、安易に変えてしまうのはどうかと思いますよね。
最近はIT化が進んだので逆に難しい地名でも対応できるように思うんですがねェ。
by Cliff (2009-02-14 07:17) 

人間魚雷

Cliffさんはホークスファンでしたか。
私はサッカーより野球が専門?なので南海の二軍がなかもずに
体が震えました。懐かしい~。
特定の球団のファンではなく、12球団(というより野球全体)が
好きなのですが、南海ではこんな思い出が・・・。
西武ー南海(西武球場)を観戦中、南海ファンが「球界のいぶし銀・
藤原~」と全打席で騒いでいました。平日にナイターでガラガラのスタンド
に響いていたものです。今の外野席での大応援団が夢のようですね。

話しが横にそれましたが(いつもの事?)読みにくい地名の東京代表は
「舎人」でしょう。初めて見た人は「しゃじん」と読むでしょうね・・ってか
それ以外何て読むんだ!それゆえ「舎人ライナー」は思い切ったネーミング
ですね(笑い)「日暮里ライナー」「足立ライナー」だったかも?
by 人間魚雷 (2009-02-14 08:24) 

Cliff

☆人間魚雷さん

中百舌鳥と言えば、南海ホークスですよねぇ~。
藤原=チャイさん、いい選手でしたねェ。
いぶし銀といえば、もう少し時代をさかのぼって
ショートに小池という名手がいましたが、
こういう話を「なんば」の立ち飲み屋でしてみたいものです。

確かに昭和50年代のパリーグの外野は寝そべってみれましたからね。
昨年、ドームでの巨人との交流戦で満員のレフトスタンドのファンが、
「読売なんかに負けられな~い!」とコールしている姿はある意味感動的でしたよ。

「舎人」は歴史に強い人なら読めますが、普通は読めませんよね。
確かに思いきった感じがします。日暮里ライナーじゃ、つまらないですもの。
近くに諏訪坂や道灌山があっても「西日暮里」などとつまらない駅名にしてしまうJRの感覚とは大違いですね。
東京都は「大江戸線」命名騒ぎで、考えを改めたのかもしれません。
しかし、よく考えたら「日暮里」も読みにくいですけどね(笑)

by Cliff (2009-02-14 08:51) 

tsukikumo

>整列しないカオス状態

これについて私なりに解説したいと思います(笑)。よく誤解されるのですが関西人が特に行儀が悪いわけというではありません。では何故並ばないのかというと「並ぶ意義」が首都圏と関西圏とではおそらく違うからです。首都圏では単に電車に乗るために並ぶと思います。ところが関西では座席に座る権利を得るために並ぶのです。前にもお話したとおり、比較的長距離で駅間距離(時間)が長い私鉄の特急・急行、JRなら新快速・快速のホームでのみ列が成立します。始発駅でも列が長すぎて中程より後ろで、とても座れない人は乗り込む寸前にヒョイとドアの横にハミ出て次の電車の座席を確保するための新たな列を作るのです。もちろん眼前に電車が止まっているにも関わらずです。(コレ初めて見る人にはとても奇怪な行動に映ることでしょうね。)私も急いでない限りは、この新たな列に加わります。(笑)

したがって「整列しないカオス」の本質ですが、数駅で直ぐに降りる、別に座れなくとも構わない各駅停車のホームでは列そのものが成立しない理由がこれでお分かりになったと思います。さらに立ち客の場合一番居心地の良い場所はおそらく多くの人が乗降ドアのところだと感じていることでしょう。その位置を確保するためには一番最後に乗り込むことが絶対有利なはずです。それには自分より後ろに他人が並ばれては困るのです。それで指定された位置よりワザと少しズレた場所で電車を待っているのです。
一番上の画像での最も手前の男性、背中越しにCliff さんの視線が気になっていると思います。頼むから俺の後ろに付かないでくれって。たぶん私ならこの写真を撮っているCliff さんのさらに後ろに廻り込むことでしょう。(爆!)

話は変わりまして「中百舌鳥」ですが南海高野線は漢字のはずですね。御堂筋線は戦前・戦後は梅田~あびこ間で、この当時は地元以外の人は大阪に商用で来る西日本各地の人が主だったので「あびこ」が仮名になったのでしょう。万博に合わせて延伸された「なかもず」もそれの延長でしょうが首都圏の人が読めるかどうかというよりも昔から人の往来が多かった山陽山陰四国北陸などの人が読めるかどうかが重要だったと推察されます。

南海なかもず球場は一度だけ行ったことがあります。もちろん相手はHTですが。中百舌鳥駅ではなくさらに一駅先の「白鷺駅」でした。藤田学投手が調整のため下に落ちていた頃ですが、さすが二軍相手では抜群でしたね。球は大して速くはないがコントロール、ボールストライクの球の出し入れがやはり一軍でエースを張った男だけのことはある、と舌を巻きました。

地名ですが固有名詞もさることながら「○○村」などの普通名詞にも地方性がありますね。
千早赤坂村、東能勢村と大阪までは「むら」、兵庫はすべて町以上で村はナシ。岡山以西、四国も村は「ソン」と呼ぶのが多いですね。沖縄もそうでしょう。
(先ごろの市町村合併で大分変わったと思われますが。)

「原」は九州では「ばる」。地名だけでなく人名でも そのまんま知事も本名の一部は「ばる」ですね。

「峠」、山陽山陰地方では「たわ(濁って「だわ」)。
したがって和田峠(鳥取県西部に本当に存在します)は「わだだわ」。Cliff さん御得意の前から・・・後ろからネタですね。(笑)


by tsukikumo (2009-02-14 21:58) 

がま親分

不思議に思うこと。
それは、東京と大阪でエスカレーターの立ち位置が違うとかいろいろ違いはあれど、東京⇔大阪間で行き来している出張者なんて五万といるだろうに、なんで渾然一体とならんのかーちうこと。
東京と大阪は水と油なんかなぁ・・・。(笑)
せめて、新幹線の乗り換え駅である、新大阪駅くらいは中和してもいいような気が・・・。(笑)
by がま親分 (2009-02-15 01:51) 

Cliff

☆Tsukikumoさん、詳しい分析、ありがとうございます。

>カオス状態
東京の場合、座れないとわかっていても車内のよりよいポジションを確保したいという意識が働いていると思います。
扉のそばでは駅がつくたびに降りなければならない、その後ろのスペースは360度から圧迫され揺れるたびこけそうになるし、女性の場合痴漢に遭いやすい。
ならば、戸袋の横の一人分用意されている寄りかかれる場所へ行きたい、
あるいは座席の前で吊革につかまって文庫本を読みたい、
そこなら前に座っている人が途中で降りて座れる可能性がある。
座れない電車でも並ぶ意義を感じているのだと重います。
次の電車を待つための新しい列作りは、東京の地下鉄の始発駅では普通に見られる光景だと思います。混み方が尋常じゃないですからね。

>乗降ドアのところ
これはあります。(笑)
確かに、次の停車駅のエスカレーターに一番近いドアはこの現象が起きます。
自分が一番最後に乗るつもりだったのに、あとからドドドッと10人くらい乗りこんで奥に押し込まれる。この経験を一回すると、学習効果で遠くで待機するようになりますね。しかし、上手がいて思わぬ方向からやってきて、同じように最後に乗りたいと後ろで待機していた人たちをまとめて奥に押し込む輩がいたりして、てめえらずるいぞと中から押し返す、こういうバトルが起きます。
こういうドアの前は、列が乱れますね。
写真のケースは、まだ空いている時間帯だったので、視線は気にならなかったと思いますよ。(笑)

>「中百舌鳥」
>昔から人の往来が多かった山陽山陰四国北陸などの人が読めるかどうかが重要だった
終点ということで、●●行きがわからなくてはまずいということで、配慮したということでしょうかね。でも、東京では当たり前のように「我孫子行き」が走っているので、不思議な感じがしました。

>藤田学
にゃんこ、懐かしいですねえ。でも、彼が投げていたころは難波球場も閑古鳥が鳴いていましたね。

>地方性
これは、東京と大阪では「町」の読み方でよく感じます。
本町は東京では「ほんちょう」大阪では「ほんまち」
東京でも「しなのまち」や「おかちまち」がありますが、「はままつちょう」「じんぼうちょう」「かやばちょう」「にんぎょうちょう」・・・
大阪は、「たにまち」「うえほんまち」「まっちゃまち」「みなみもりまち」など。
なんとなく、東京は「ちょう」大阪は「まち」が多い気がします。

>和田峠「わだだわ」
戦後、横書きの看板を直す必要がなかった「たばた」(うそです)
みたいな、回文地名を集めても面白いかもしれませんね。(笑)

by Cliff (2009-02-15 18:28) 

Cliff

☆がま親分さん

>エスカレーターの立ち位置

これは不思議なんですよね。
名古屋は左ですよね。福岡も左、札幌も左。
で、確か仙台が右なんですよ。
先日の大阪では、新幹線のホームから降りるエスカレーター
が左右に分かれていたのがおもしろかったです。
by Cliff (2009-02-15 18:30) 

人間魚雷

あの不人気の時代のパリーグ、好きでした。
南海でいえば王天上って外国人いましたねえ。

あれっ、「にゃんこ」って藤本修二じゃなかったでしたっけ?
清原にプロ1号を打たれていましたね。
by 人間魚雷 (2009-02-15 21:23) 

Cliff

☆人間魚雷さん

失礼しました。m(__)m

ニャンコは藤本でした。
さすがに80年代以降は怪しくなってきます。
王天上は名前にインパクトがありましたが、
成績はパッとしませんでしたね。
by Cliff (2009-02-15 22:12) 

エルモ

初めて大阪に行った時のインパクトはすごかったです。
会社から、西日本圏の商業視察研修に行って来いと言われ・・・
まぁ遊びに行ったようなもんですが。(^▽^;)

そういえば新入社員の頃、大阪から来た同期のヤツが、不忍通りを、「ふにん通り」 と読んでいましたっけ。
「五反野」 や 「日暮里」 だって、馴染みが無い人には読めないでしょうねぇ。^^

by エルモ (2009-02-21 07:52) 

Cliff

☆エルモさん

北か南で、いいお酒を飲んだんでしょう?(笑)
大阪が初めての関東人は、電車内の会話でまずビジター感覚になりますね。東京へ戻ると、知らずに入っていた防衛本能みたいなもののスイッチが切れ、ドッと疲れが出ますね。

不忍通りを「ふにん通り」と言われちゃあ、
祝言仕切る根津の権現さまも浮かばれねぇ。。。てところですかね。
by Cliff (2009-02-21 15:53) 

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