４０年と１５年

今朝の東京中日スポーツの見開きページは
オールナイトニッポン４０周年の特集でした。

オールナイトニッポン(ANN)については、
私が改めて説明することもないでしょう。
１９６７年にニッポン放送がスタートしたラジオの深夜放送です。

関東では、かつてのTBSラジオの「パックインミュージック」、
文化放送の「セイヤング」とともに、
深夜、若者をラジオに釘付けにしていた番組です。



これら三つの番組のうち、
放送開始以来ずっと己のブランドを守ってきているのはANNだけ。
いまだにオープニングテーマは
ハーブ・アルパート＆ティファナ・ブラス
「ビタースウィートサンバ」ですもんね。

A面の「ティファナ・タクシー」をかけるつもりが、
間違えてB面の曲をかけてしまった。
ところが、これが好評でいまだに続いている。
この説が有力だそうです。

しかし、４０年といえば、
放送開始当時２０歳だった青年も還暦。
私もガキでしたが、時間が経つのは早いですねぇ。
きっと、親子三代ANNという一家もあるでしょうね。

記事には、
担当期間が長いパーソナリティのランキングも載っていました。
１位がナインティナイン。
２位、笑福亭鶴光、以下　糸居五郎、松任谷由実、ビートたけし。。。
ナインティナインは、１９９４年４月からの担当ですから、
今年４月で１５年目に突入。

ということは、
かつての深夜の名コンビ、
野沢那智、白石冬美の那智チャコパックの１５年が、
あと、１年ちょっとで抜かれてしまうぞ。

TBSラジオが、那智チャコパックを放送していたのは、
１９６７年から８２年までの１５年間。

この那智チャコパックの１５年は、
今思うと、とても長い時間でした。
世の中の価値観や自分の生活環境が
大きく変わったということもありますが、
それだけではない気がします。

最近の１５年は・・・・。
１５年前といえば１９９３年。
Jリーグが開幕、横綱は曙、サザンが歌う「エロティカ・セブン」。

つい最近のことじゃん！

間違いなく、時間の流れが速くなっています。
それも加速度的に・・・・。

ニッポン放送は賢いなぁ。
ANNのリスナーは、
オールナイトニッポンを親子共通の話題にできるもんなぁ。

 

コメント 2

中学、高校とよく聞いてましたし、はがきの投稿もしましたねぇ・・・。
私は鶴光が好きでした。あの番組でエロを学んだと言っていいでしょう。（笑）
by Gamaoyabeeeen (2008-02-14 01:35) 

☆がま親分さん、こんばんは＾＾

そうですか。鶴光でエロを学びましたか。(笑)
今の４０－５０代で、大人の世界をラジオの深夜放送で学んだという人はきっと多いでしょうね。今のインターネットみたいなところがありました。
でも、最近の誰かのちょっとした一言で大騒ぎしているのを見ていると、
今の方が何かと制約が多い感じがしますね。
by Cliff (2008-02-14 22:32)