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愛の迷い子 [音楽(愛の××)]

は~い アェグネスで~す。
私の新曲、聴いてくださ~い。

♪木枯らしに負けそおぉなの~

ヒット・コレクション 愛の迷い子 / アグネス・チャン #12
  
 「愛の迷い子」は1974年の作品。
 作詞:安井かずみ、作曲:平尾昌晃、編曲:馬飼野俊一
 
今年の9月、テレビ東京の「田舎に泊まろう!」に出演している彼女を観ました。
歳相応のずうずうしさがあるものの、まだまだアイドルっぽさが残っていますね。
70年代の代表的アイドル、小柳ルミ子、天地真理に昔の面影がなくなり、(というかそれが素なのでしょうけど)、たまにテレビで見かけて切なくなる中、アグネスには救われます。

この歌がヒットした74年はアイドル全盛時代でした。
当時のアイドル歌手は、レコード会社が作るイメージにしたがい、言われるがまま歌を歌い、自分の意見は言わない。かごの中にいる状態でしたね。

75年に「白いくつ下は似合わない」がヒット。
私のお気に入りの一曲ですが、セールス的にはあまり成功しませんでした。
でもこの曲は、それまでの流行歌の作曲者が手がけたものでははなく、当時新進のシンガーソングライターだった荒井由実の作品、というのがとても新鮮でした。

当時ユーミンを一押ししていた林美雄さんの繋がりから、TBSの「パックインミュージック」にも時々遊びに来ていた記憶があります。
林さんとのボソボソとした会話の中に、アーティストたちの素の姿が見えておもしろかったわけですが、アグネスも例外ではなかったと思います。
当時、自分の言葉で話すアイドルなんて珍しくて、かごから出てきたアグネスを応援したいと思いましたね。

それからしばらくして、芸能活動を休んでカナダに留学してしまいました。


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コメント 7

shige

懐かしくなり、「嗚呼!ミドリぶた 下落合本舗」をめくっていたら、75年10月1日のスタッフ日記に、
「アグネスチャン登場 ! !  
 (新聞によりますと)かわゆい子ちゃん歌手、アグネス・チャンは、10月1日午前0時15分頃、下落合本舗の「アグネス・チャンチャンコ」のCM録りに応じてくれました。 
 周りにいた一同、爆笑につぐ爆笑で、無事録り終えました。一番面白かったのはチャンチャンコが何かわからず、(2人組のグループのこと?)なんて言っておりましたよ。 
 これには一同大爆笑、来週のCM ON AIRが楽しみです。」
の記事が、ありました。
 その日の打ち合わせでTBS近くのお好み焼き屋さんに行った時、お好み焼きの作り方が「すごく上手ね。」と、言われたことを覚えています。
 ちなみに(2人組のグループのこと?)とは、当時「空とぶ鯨」で新人賞をとった「ちゃんちゃこ」のことです。
 スタッフ日記とは、次曜日に申し送りをする連絡帳として作ったものが、スタッフ間の面白雑文帳となったものです。原本はパック終了後、行方不明になったそうで残念です。もう一度、読んでみたいものです。
by shige (2007-11-18 12:44) 

酔いどれ天使

懐かしいお話です・・・。(しみじみ)
パックの放送中、スタジオで原田芳雄さんがギターを弾き「プカプカ」を歌い
「途中から歌うから、先に歌っててくれ」といって結局歌わなかった桃井さん。アグネスはわからないから。。。とみていた。「カポタスト」がないと原田さんがなやむ・・・・それなら私がカポの役をします、とアグネスが指でしっかりネックを押さえて・・・・
指がどんどん白くなっていくのをみて「だいじょぶ?」と歌を中断する原田さんに「大丈夫です」と健気なアグネス・・・・早く歌い終わろうとペースをあげる原田さん・・・・。
「頭のよい人」が「これを使えばいい」と鉛筆を取り出しアグネスに渡す・・・・。「是非とも映像に残しておきたいような光景だ」と林さん。
後になって・・・・
このとき、なぜだか初対面のはずなのにアグネスが原田さんに「カナダ留学を考えている」という相談のような告白をしていた、と林さんが放送で話してました。いろんな事が起きた林さんのパックでしたね。
by 酔いどれ天使 (2007-11-18 13:30) 

Ma-toshi

>連絡帳(ADノート)
 始まった当初は自由に何でも書いていて、おもしろかったのですが、
へんなところから、「一応上司も見るんだから」とかなんとかいって、書式がきめられたり、チェックがはいったりして、ただの「連絡帳」になってしまいましたね。
 Shigeさんなんか、かなり力を入れてお書きになっていたんじゃないでしょうか?
 一時はブロンズ社(パックの本の出版社)の藤岡さんも興味を持っていらっしゃったんですがね~。
 こういいうのはやはり「管理が行き届く」と、意味のないものになってしまうようですね。
 >プカプカ
原田芳雄さんのプカプカはしぶいですよね。
何度も、目の前で聞かせていただきました(^^)
残念ながらアグネスのときはスタッフじゃなかったので、見ていませんが・・・。
by Ma-toshi (2007-11-18 20:27) 

Ma-toshi

す、すみません勝手にレスをつけてしまって(^^;
これじゃ、管理人みたいですね。
以後こういうことがないよう気をつけます。
by Ma-toshi (2007-11-18 20:38) 

Cliff

☆shigeさん

貴重なお話、ありがとうございます。
アグネスの下落合本舗CMがあったのはわかっていますが、記憶を辿って書いたのでちょっと不安でした。

当時は、まだアグネスの日本語はちょっと変でしたね。
石川セリ、ユーミンがミドリブタパックのマドンナなら、アグネスはマスコット的存在。今からは想像できませんが(笑)
スタッフ日記は残っていたら貴重な文化遺産ですよね。無くなってしまったとしたら本当にもったいない。
でも、一緒にお好み焼きを食べるなんて、うらやましいですねぇ。
by Cliff (2007-11-18 20:56) 

Cliff

☆酔いどれ天使さん

原田芳雄さんも、ミドリブタパックには欠かせない人物でしたね。
彼が原稿を読んでいた下落合本舗の「ベルサイユのブラ」のCMが懐かしいです。留学を相談したというのは初耳。
日本で信頼できる人物の一人だったのでしょうね。
何となくわかります。
by Cliff (2007-11-18 21:02) 

Cliff

☆Mashi☆Toshiさん

ノープロブレムですよ^^
気になさらないでください。

>「管理が行き届く」と、意味のないものになってしまう

60~70年代は、既成の価値観で管理されることを嫌う若者が文化を発信した時代でしたが、最近は逆に管理管理でみんなガンジガラメ。
今ならミドリブタパックのような番組自体が否定されてしまうかもしれませんね。
「プカプカ」も、嫌煙急進派からの抗議が出そうですし。
by Cliff (2007-11-18 21:16) 

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